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2016年5月31日 (火)

ひさしぶりの越後湯沢

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 糸魚川駅に新幹線が止まるようになって、ここ20年の間にまちがいなく100回以上は乗っている上越新幹線に乗ることが全然なくなってしまいました。
 で、昨日は今日からの関東仕事にあわせての前日移動。夕方駅にいったときふと「ひさしぶりにほくほく線で行ってみよう」などと思い立ってしまったワタクシです。
 糸魚川駅の券売機では、越後湯沢までの切符。この一年のあいだにとき鉄は何度か乗ったけど、ほくほく線は一年以上ぶりです。ひとがどぉっと乗ってくる駅になると「あ、ここには高校があるのか」なんてことに気がついたり、まつだい駅で御影石の特急はくたかをみつけたり(御影石って、ほんとお墓だなあ)。
 越後湯沢の在来線ホームは、まえにきたときにはこの写真右側のホームにはいつもはくたかが止まっていたので、なんだか不思議な眺め。ホームにいるのも新幹線に乗りそうなビジネスマンとかはほとんどみかけなくて時間帯もあって学生さんばっかり。
 あらためて、電車ひとつでこれだけ駅の雰囲気って、かわるんだなあ、と。

 上越新幹線はコンセントがないこともあって、最初からPCは出さずに読書。なんだか、いろんな意味で懐かしい移動でした。ときどき、こういうのもいいかな。
 金曜日の帰りは、北陸新幹線で糸魚川まで帰る予定です。

 おはようございます。

2016年5月30日 (月)

空気遠近法

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 きょうはなんとなくもやっとした天気。
 なので、となりまちの小高い公園にある、ブロッコリーのような木を一枚。
 これが山の中の一枚ではなく、海岸沿いの海がキラキラしている道路脇からの一枚だというあたり、ぎゅぎゅっと海と山が濃縮された(まあ、平らな場所が少ないってことなんですが)まちの特徴かな、と。
 この写真でも、実はよくみると下の方に海岸線の道路や家がうつっています。

 というわけで、今日の夕方から今週末まで糸魚川を不在にします。
 いろいろ各方面のみなさんにはご面倒おかけしますが、メールは読んでおりますので、よろしくお願いします。

2016年5月29日 (日)

もうじきなくなる

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 ちょっと前には「日本列島みたい」なんていっていた黒姫山の雪形ですが、もうほとんどなくなってしまいました。
 青海の方から見るともう雪がほとんど見えなくなってしまったけれど、それでも東側にはまだすこしだけあるようで、それも毎日どんどん小さくなってきています。

 考えてみれば、もうじきマイコミ平ツアーがはじまる時期なんだものなあ。
 黒姫の雪が下界からいつまで見えるかは、このブログのこの季節の季節ごよみのひとつ。今年は何日まで見られるか、そしてそれを忘れずに見ていられるか(笑)。
 どちらにしても、雪が下界から見えなくなるのはもうすぐそこ。そんな感じの黒姫山なのです。

 こんばんは。今日はどんな日曜日でしたか?。

2016年5月28日 (土)

水鏡

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 ついこのあいだあちこちの田んぼの田植えがおわったばかりなのに、苗はどんどん太くなり伸びてきています。だから、こんなふうに水鏡が楽しめるのもあとほんのすこしの間。

 田んぼでながめる夕暮れ時のソラ。
 これもまた、今の時期の、そして家の周りに田んぼがたくさんあって、しかも空がせまくない町に住むヒトの楽しみ。

 というわけで、おはようございます。

2016年5月27日 (金)

川を歩く

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 夜になると雨が降るということだったので、昨日は夕方の移動中に少し歩いてみました。
 姫川沿いの駐車場に車を止めて消防署の近くの田んぼの脇を歩いて行くと、田んぼの水面にはミズスマシがぴょこぴょこ動いていて、水の中にはにょろにょろとミミズがうごめいていたり。ほんと、田んぼってのはいろんなイキモノのいる場所だなあ。

 折り返しコースでは、河原に下りてみました。すると、姫川、虫川、根知川、小滝川、大所川といった姫川水系を模した小径の公園を発見。こんなのがあるなんて、全然知りませんでした。
 小径の脇には、それぞれその流域あたりでみられる岩が並べてあります。チャートってのはどこにでもあるんだなあとか、ヒスイは西側だけで東側にはないんだなあとか、いろんな発見のある並び方。支流がひとつずつ合流してくる形の小径だからうまく周回できるようにはなってないこともあって、いったりもどったり外側をまわったりと、ウォーキングの距離稼ぎにもなりいい感じでした。

 こういうところも、あるんだなあ。自宅から5kmくらいの範囲でも、知らないところがいっぱいあるなあ。

 というわけで今日は雨降りだけど、午後からは晴れてくる予報。今日もウォーキング、できそうです。
 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月26日 (木)

ヤマトの影響

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 僕がこどもの頃、ちょうど姫川港の大きな拡張工事があって、まっすぐ糸魚川へ向かって抜けていた「旧国道」が今のようにコの字に曲がるようになりました。そしてその頃から急に大きな船が入ってくるようになった・・・ような気がするのだけれど、それまで僕が見たことのある「おおきな船」の代表選手は、もしかしたら宇宙戦艦ヤマトだったのかもしれません。
 だから、普段の港であまり見ることのない、船首部分の喫水線下のこんな形は、みんなヤマトのイメージなのかも。プラモデルの戦艦モノは、僕ら小学生が買うような安いものはみんな喫水線の上しかないものだったし。

 ・・・なんてことを、ふと昨日の夜の減量散歩(笑)中、空でずいぶんと浮き上がっている船を見ながら思い出していました。夜の船ってのは、きれいだなあ。

 もどってきて仕事していると、雨が降り出したりもして「明日は涼しいのかな」と思っていたら、起きてみるともわっと。だんだんと、熱気の季節がやってきているなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月25日 (水)

照明

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 糸魚川駅前の商店街では火曜日が定休日のところが多いこともあって、人通りの少ない夜。
 静かな夜の時間帯には時々思うことなのだけれど、街灯がなんだか舞台上のピンスポットのように見えることがあります。

 あっちこっちで人知れず光を浴びている連中。それが「八」福神だったり、公園のツツジだったりするのだけれど、なんだかそういう凜とした静かさがいいなあと思う。そんな夜もあります。

 明けて今朝はちょっとひさしぶりに気温も低くて、雨を降らそうか悩んでいるような曇り空ですが、かえって自転車での移動には暑すぎなくていいかも。
 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月24日 (火)

涼風

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 だいぶ、昼間は暑い日が増えてきました。今日は、もちょっと暑くなるらしいし、そろそろでぶにはツラい季節です。
 とはいえ、夕方はすうっと熱気が抜けて吹く涼風。まだまだ夏は来ないこの時期の心地よさは、いいなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月23日 (月)

そんなほがらかにいわれても(笑)

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 天井からは鍾乳石。そして「これは上から落ちた跡」というチョーク書き込み。
 近所のR8下は、いろんな補修のための記録らしいチョークでの書き込みがあります。
 個人的には雨が降るたびすこしずつ伸び、下の水滴が落ちるあたりももりあがる鍾乳洞観察がとても楽しいのだけれど、チェック入れたら次は補修してほしいなあとも思う今日この頃。どんどん記入は増えていくんだけど、様子自体は、かわらないように見えるんだよなあ。

 日本中のいろんな土木構造物が今、きっとこんな感じなのかもしれないななどとも思ったりしながら。

 おはようございます。

2016年5月22日 (日)

中間

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 田海ヶ池の周りを歩いていたらあちこちにずいぶん背の高いトンガリをいくつも見かけました。
 今年はタケノコの当たり年だったとのこと。これだけ高くなっちゃうともう食べられないだろうけれど、まだまだ皮がついててタケノコの形をしたやつが、あっちこっちににょきっと立っています。

 竹林と、春に食べるタケノコの間。こういうのを眺められるというのもきっと、田舎暮らしの楽しさのひとつなんだろうな、と。すべてのものは繋がっている。その途中にいくつもの段階で遭遇できれば「ああ、あれがこうなるんだ」ということが実感できる。逆に言えば、よく冗談ぽく語られる「今の子は魚の切り身が泳いでいると思っている」というのは、こういう体験ができる場が少ないからだということでもあるんだろうなあ、と。

 海岸も、川もそうだけど、ここもまた、徒歩圏。
 コンパクトに田舎のいろんな要素が集まっているまちが、糸魚川なのだなあと、最近再認識することが増えてきました。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月21日 (土)

名残

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 昨日はうちあわせで日帰り東京。
 時間の都合などもあって、長野駅までは車移動。その先新幹線という形での往復になりました。
 日頃はこういう移動のときには長野の家人宅に車を止め、そこから歩いて長野駅へ。そして、往復というパターンなのですが、昨日は時間がなかったこともあって駅すぐ横の「新幹線を利用すると定額で1日1000円」という駐車場に停めての移動でした。考えてみれば「新幹線使ったら4日までタダ」な糸魚川駅は、すごいですね。4日出張してて4000円かかるか0円かの差は、大きいもの。

 さて。

 写真は、その駐車場から駅までの連絡通路の途中にあった磨りガラスの窓。
 長野駅の新幹線駐車場は以前は台数の少ないパーキングメーターだったのだけど、北陸新幹線の延伸にあわせて立体駐車場になり収容台数が増えました。で、そこから駅ビルへの連絡通路の窓から、今は使われていない長野駅の一番線跡を見下ろせるようになっていて、そこにこんな表示があるのです。

 使わなくなったものを、いつまでもすべて残しておくということは、おそらくできない。でも、ずっと使われてきたものにはいろんなひとの思い入れがあり、愛着がある。それはすぐにつくってでっちあげることはできないものだし、地元の人にとってはアタリマエのものでも旅行者の方にはびっくりするようなものだったりすることもあるから、「いらない古いモノ」をどうにかするときには「これはもしかしたら大切な、活用できるものなんじゃないか」と考えてみることは、大切だと思う。
 そして、その上で、ただただ退役してもらうしかないということになったものについても、こんな風に、どこかに慈しむ視点を残すことができれば、それを見て思い出したり、語ったりすることができて、その先で繋がっていくものがあるのではないか。そんなふうに思うのです。
 この連絡通路は、鉄道を通じて長野県内のいろんなまちに繋がることを視覚的に見せるとても素敵な「トンネル」でした。
 こういうやり方、僕らもやりたいなあ。

 というわけで、おはようございます。

2016年5月20日 (金)

いいところですねえ

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 ここ数日つづくきれいな夕景。昨日も移動途中にちょっとR8沿い糸魚川駅近くの展望台に上って、ひさしぶりにピンホールレンズなどつけて夕陽を眺めていたら、僕よりふたまわりくらい上の男性に声をかけられました。

 「いいところですねえ」

 すぐそこに山があって、海もあって、こんなにきれいな夕陽が見られて・・・。住む街のことをたくさん褒めていただいて、おもわず話がはずんでしまいました。僕が大好きな野球チームのホームタウンからお越しとのことで、そのあたりの話も。
 そして、その話の間にも、いろんなひとがここにのぼり、スマートフォンを夕陽に向け、歓声をあげて去って行く。平日の夕方なのに、案外とここは混む場所なんだとも再認識。

 いいところですねえと言われて、謙遜を越える自嘲的な「なにもないところですよ」を返さないようになると、いいなあ。だって、ほんとうに「いいところ」なんだもの。

 なんてことをあらためて感じさせてくれたあの旅人の方。ほんとにありがとうございました。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月19日 (木)

時々黒姫

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 もちょっと日が長くなったら、もちょっと朝はやく明けるようになったらなんて言っているウチにもう夏至が近づいてきてしまったので、ひさしぶりに朝の散歩。ついでに姫川河口の変化も冷やかしにいってきました。

 今は比較的オーソドックスな、まっすぐ来て東側で注ぐ形。こんな風に多少西側に貯まりのようなものはあるものの、あまりフクザツな形はしていません。あちこちに乾いた土のひびわれの部分があるところを見ると、今はこのたまりが縮小中のようです。
 そのうちつゆの時季には、どーんと水が来てまた形がかわるんだろうなあ。そんなことも、また眺めていきたいと思います。
 そろそろハマヒルガオもあちこちで咲き出したし。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月18日 (水)

夕陽を眺める

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 Facebook なる SNS をここ数年やっています。
 いくつものサイトを自分から見に行くのはけっこう面倒になってきてしまったので、ひとつ見てればなんとなくいろんなひとのいろんなことが流れてくる、そういう受け身のネットへの関わり方が、どこかちょうどいいくらいになってきたのかもしれません。ま、それにしてもどんどん流れてきすぎて、ずいぶん押し流されてるなあと思うことも少なくはないのだけれど。

 そして、昨日の夕方のように、朝は雨が降っていて、昼間はちょっと暑くて、そしてその熱気がすうっと抜けていくようにきれいな夕陽になったような日は、いろんなひとが自分の眺めた夕陽をFacebookに載せます。そして、そこで「あ、案外僕は○○さんと近い場所に、おなじ時間にいたんだなあ」なんてことを気付いたりするわけです。
 なんだか、不思議な感じの「袖すり合うも~」だなあ。

 そんなわけで、昨日はほんとうにきれいな夕陽でした。
 今日も、一日いい天気だと、いいなあ。

 おはようございます。

2016年5月17日 (火)

よう!

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 今日は沖縄方面で梅雨入り。かと思えば高温に関する異常天候早期警戒情報なるものが出てきたりと、新潟はちょっと暑い日々。
 朝はけっこう酷い雨が降っていたものの、すこしずつ陽が差し始めました。

 というわけで、写真は田海あたりの防波堤の上の花。なんだか直立していて、手を振っているようだったので、挨拶を兼ねて、一枚。

 今朝は、高畑あたりの北陸道で車とクマが衝突したなんて事故もあったんだとか。で、海岸から100mと離れていない子どもが通う小学校から「クマに注意」の注意喚起メールがやってきたりもしました。

 いろんなものがアクティブになる時期、なんだなあ。
 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月16日 (月)

歌姫

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 なんとなく、おだやかな海を行く小さな舟をみると、まず最初に中島みゆきの「砂の船」が頭の中でワンフレーズだけ鳴り、そのあと自動的に「歌姫」を思い出します。頭の中にいくつかある、音楽的条件反射のひとつ。

 昨日は、夕方家族でちょこっと夕陽を眺めに八千川河口の上にいってきました。
 自転車であちこち走ったり、フトンを屋根の上に広げたり、なんだかいい日曜日だったなあ。

 そんなこんなで、またあたらしい週がはじまりました。がんばらなくちゃ。

 おはようございます。

2016年5月15日 (日)

見えてるアレは、どこのだろう?

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 長いレンズをつけて海岸で西の方を観ていると「あれ?」と思うことがあります。
 親不知あたりには風車ないはずなのに、あれはどこのが見えてるんだろう?。そう思って地図を確認してみると、どうも入善町にある入善浄化センターの風車らしい。
 須沢の海岸から30kmくらいは先。霞む日本海の向こうで、しかもこれだけはなれてても、これくらいの大きさに見えるんだなあ。
 ちょっと前には「よく観ると親不知のICが見えるよ」で驚いていたくらいなんだけど、海上は案外遠くまで見えるんだなあと最近あらためて思うことが増えてきています。
 目はどんどん、悪くなってきてるんだけどね(笑)。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月14日 (土)

アトリウムに引っ越しました

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 毎月第2土曜日にきらら青海の講座室で開いていた絵本を読んだり工作したりの会「土よう子ども会」は、今年の4月からきらら青海のアトリウムに出てきました。
 図書館の出入り口。ちょっと通りにくくてみなさんにはご迷惑おかけすることもあって申し訳ありませんが、こどもさんの本を探しに図書館に来た方に、昔話や絵本、ちょっと昔のあそびを楽しんでもらえる機会になればいいなあと思ってやっています。

 今日は最後にみんなでブンブンゴマをまわしながら、書き込んだりシールを貼ったりして色の変化を楽しみ、さらに切り込みをいれて音の変わり方を見たりなんてことをやってました。

 次回は6月11日。毎月第2土曜日に、きらら青海のアトリウムで10:30からです。
 年度終わりの3月には「999ひきのきょうだいのおひっこし」他の作者、木村研さんをお迎えしてみんなで工作したりするイベントももくろんでいます。
 ぜひ、おでかけください。

2016年5月13日 (金)

暮れていく

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 こういう夕暮れを楽しめるのは、クルマじゃなくて自転車だから。
 自転車通勤ができる日が増えてきたのは、うれしいなあ。

 なんだか、今日もばたばたしていて、いつのまにかお昼過ぎになってしまいました。
 もう「おはようございます」の時間じゃ、ないですねえ(笑)。

2016年5月12日 (木)

囲もう

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 海岸に大きな流木があると、たいていしばらくするとなにか悪戯の跡ができてます。
 この大きなブツのまわりも、いつのまにかおなじくらいの大きさの石で取り囲んであって、となりには火を焚くぐらいの小さいかまどのような石も。でも、燃えかすや炭があるわけじゃないから、実際に火を焚いたわけではなくて・・・。

 ハマに来た子が、遊んだんだなあ。僕らがちっちゃい頃と、かわんないなあ。

 で、ふと思ったのが「遺跡って、こういうのが埋まって残ってるんだよなあ」ってこと。
 祭祀のあとの、石を丸く並べて少し掘って・・・みたいなものが何千年もあとに掘り出されて「これは○○をしていたところだと考えられる」と後の人が考える。形が残っているのもすごい話だし、それを見て考えるひとがいて、それが高じてそういう学問が成立したというのも、考えてみればすごいことだなあ、と。

 もしかしたら、こういう海岸での遊びは、数千年後に対しての歴史を作っているのかもしれないよ(笑)。

 というわけで、おはようございます。

2016年5月11日 (水)

普段着の海

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 連休も一段落。海岸にも静けさがもどってきました。
 週末まではバーベキューしてるひとたちで賑やかだったベンチにも、朝ご飯を食べてちょっと運動するトラックの運ちゃんとかの姿が。
 ああいう姿もある。こういう姿もある。それが、まちなんだなあとつくづく思ったり。

 さて。

 昨日、高山市民時報社さんから封筒が届きました。中身は、先日旅先の宿で見つけた野草の本。
 僕はもう、草とか花とかの名前が壊滅的にわからなくて、時には桜と梅と桃の区別がつかなくてブログに変なこと書いては日々笑われたりしています。先日、宿のすぐそとの斜面を歩いていたら、人参に似た白い花と葉の草が一面に生えていて「これなんだろうねえ」と家人と話をしていたのです。で、宿の部屋に戻ったらこの本があって、調べてみたら植物の名前もわかったのだけれど、花にまつわる文章がとても美しくて「この本、欲しいなあ」と。
 フロントに聞いたら宿では売っていないとのこと。地方新聞の連載を集めたものなので、大きな地元書店にいけばあるのかもしれないけれど、僕らがいたのはほとんど富山な岐阜のはしっこの山の中ということもあってそういうわけにもいかず。で、出版元に連絡して「売ってもらえませんか」と相談したのです。
 そうしたら「本を送りますので、中に入っている郵便振替用紙で代金を送って下さい」とのこと。そして、昨日本が届いた、と。
 まずブツを届ける。そこに振込用紙がはいっているので代金を払ってねというやり方は昔からあるけれど、あたりまえのことながらこれって「後払い」。相手に信用がなければできない商売のやり方なわけです。そして、僕はこのやりとりでは完全に一見さん。つまり「西澤が信用できるから本を先に出す」のではなく「ウチのブツを買いたいというひとみんなを信用して、本を先に出す」ということ。これって、お金を払わずにもらっちゃうひとがたくさんいたら、成立しないやり方だなあと、ふと思ってしまいました。

 相手は、信用できるもの。こういう前提でいろいろ動けないことも正直多々あるんだけれど、それでも、こういう商売ができるというのは、僕らはとてもすごい国に住んでいるのだなあと、あらためて感じてしまいました。

 というわけで、本は「花野に遊ぶ」です。興味をお持ちの方は、ぜひ高山市民時報社さんにお問い合わせを。

 雨の朝ですが、おはようございます。

2016年5月10日 (火)

今年もはじめました

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 今年も地元の小学校への朝読書のお伺い、今日からはじまりました。
 今日はまず、コドモが通う小学校。読んでる隣のクラスはコドモがいるなんてところで、知ってる顔もたくさん。わいわい楽しい朝読書になりました。

 せっかくオヤジがいくんだもの、多少は行儀の悪いもの、冒険するもの、そしていわゆる「良書」じゃない、センセイが薦めないタイプの、でも「!」な本を読んできたいなあと今年も思っています。上級生では、今年も詩とかエッセイとかも、やりたいなあ。

 おはようございます。

2016年5月 9日 (月)

バリバリだぜぃ

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 きっと僕が小学男子だったら、出かけた先の自転車をここに止めさせてもらったらもう、帰りはバイク乗ってる気分でクチでエンジン音叫びながらいくんじゃないかなあ(笑)。

 というわけで、写真はかねこつつじ園さんの駐車場。公園じゃなく、ふつうのお宅のお庭が丹精されててツツジがみごとということで、毎年この時期だけ公開されるものを見せて頂いてきました。
 丘の上にのぼって見下ろすと、青空と海。そして、ゆっくりと走り出す新幹線。
 なんだか、気分のいい場所なんだよなあ。

 にいがた観光なびの紹介ページ。
 http://www.niigata-kankou.or.jp/sys/data?page-id=10730

 そういえば、バイクといえばピアパークバイクミーティング in OYASHIRAZUも、来週末ですね。そっちも、バイク見るのが好きなちっちゃい子は、楽しみにしてるんじゃないかなあ。
 http://www.city.itoigawa.lg.jp/secure/15390/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC2016.pdf

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月 8日 (日)

スイカはちょっと買えないけど

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 直接被災された方にお金として渡る義援金はいくらあっても足りない状態だと思うのだけれど、一方で支援物資は「次のフェーズ」に入ると、「ただでもらえるもの」と「かわなければいけないもの」がおなじように並ぶことで現地のお金の流れ、つまり「なりわい」を邪魔するという面も出てくるのだとか。

 だとすれば、僕らができることのひとつは「熊本」とか「大分」とか書いてあるものを買ったり、そちら方面に遊びに行ったりということなんだろうなあとつくづく思います。

 とはいえ、びんぼ人の身としては、ひとたま3000円とかする今のスイカはちょっと手が出ないので、せめてデコポン。ずいぶん九州からは遠い糸魚川だけれど、ちゃんとお店には熊本産のものがいろんな種類、並んでるんですねえ。あらためてスーパーをまわってみると、思ったよりずっと種類が多いことに驚きます。

 というわけでこのブツは今日のおやつ。おいしくいただくことにします。
 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月 7日 (土)

石探し

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 今日は風が強くて波もそこそこ立ってることもあってか、海岸に釣り人の姿は少なく、かわりに波打ち際を歩く石拾いのひとたちがいました。
 でも、数日前までは多少風が強くても竿が並んでたし、土日とはいえ「GWは終わったんだなあ」という海岸の眺め、かも。

 窓の外は、少しずつ夕焼けてきました。
 そんなこんなで、みなさん、おいしい夕ゴハンを。

2016年5月 6日 (金)

しっかり根ぇ張れよ

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 あんまり強い風で、せっかく植えたばかりのきゅうりの苗がだめになっちゃったと家族が嘆いてました。確かに、連休中の強風はすごかったものなあ。

 あっちこっちの田んぼはかなり田植えが進んでいるけれど、今日もとっぷりと田んぼにはいって手直ししているひとをたくさん見かけました。いろいろ手が、かかる。でも、植えたばかりの頃にはただ水につかっているだけのようなよれよれしたヤツが、数日するとしっかり元気にがっしりしてくるんだから、ちゃんとコイツらは手を掛けたひとたちに応えてくれるのだなあとつくづく思いますです。

 僕は、野次馬なんで眺めてるなのだけれど。秋の新米を楽しみにまちながら。

 そんなこんなで、今日もそろそろ夕方。おはようございますと書き損ねているうちにこんな時間になってしまいました。

 ではみなさん、おいしい夕ゴハンを!。

2016年5月 5日 (木)

海から眺める黒姫

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 ずいぶん、海から眺める黒姫は黒いというか、青々した感じになってきました。
 でも、ついこの前塩の道を歩いたとき、大野の方から見たら、案外まだ雪がたくさんあったりもして。面によってずいぶん雪の量もちがうのだなあと実感。

 それにしても、やっぱり「おらがまちの山」だもの。
 コイツを見て、季節感を感じるのだよなあ。
 そして、こちら側から見た黒姫の雪の量の感じが、僕にとっての季節感なのだと、あらためて思います。R148沿いのひとたちが見る黒姫とは、きっとちがう季節感なんだろうなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月 4日 (水)

原山の地蔵

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 R148を走っていると、ナビの地図にも出てくる「原山の地蔵」。
 でも、そのあたりを通っていても「らしい」地蔵がなくて、どこにあるんだろうなあと思っていたのだけど、まさかちゃんとした建物の中に鎮座されているお地蔵様だったんですねえ。お地蔵様は外に出ているという印象が強かったので、これはいままで気付きませんでした。

 というわけで、旅の途中の難をちゃんと助けて守ってくれるという伝承のあるお地蔵様に遭遇できたのも、先日の塩の道起点まつりでガイドの方に教えて頂けたから。
 たまにはこういう形で地元に「再会」するのって、楽しいコトだなあと、つくづく思います。

 そんなこんなで、今日は風が強いですが、みなさんお気を付けて。
 おはようございます。

2016年5月 3日 (火)

塩の道を歩く

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 ここいらへんにあるんだなということはアタマではわかっていても、実際にルートを歩いてみるのは、もしかしたらなかったかも。そんなわけで、当日参加OKとのことだったので昨日は塩の道を歩く会のみなさんのイベント「糸魚川・塩の道起点まつり」に参加させてもらって、糸魚川駅から根知駅までを歩いてきました。

 塩の道は、昔の街道。つまり、昔からひとが往来してきた「代表的なルート」。だから、時代が下り通るものがかわってくると、そのまま道が広げられたり舗装されたりしていても、不思議はないんだよなあと思う。もちろん、古道そのままの風情の場所もたくさんあったのだけれど、こんな風に生活道路として整備されていて、「こっち塩の道、こっち県道」とか、標識がでていたりする方に、かえって延々と続くひとの営みを思ったりしたワタクシなのです。

 休憩所での漬け物やお菓子などの振る舞い、ゴールでのタケノコ汁。ウマかったなあ。どうもありがとうございました。
 歩かれた方のなかにはお年寄りが多いこともあり、だいぶゆっくりしたペース。これなら、案外だいじょぶですよ(というか、だいじょぶでした(笑))。
 来年も参加したいなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2016年5月 2日 (月)

見渡す限り

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 近所の海岸の駐車場は、長野、松本、諏訪をはじめとして他県ナンバーのクルマがぎっしり。そして、海岸もこのとおり。
 あらためて、GWなのだなあとつくづく思う朝です。

 今日は一日いい天気らしいので、僕は塩の道を歩いてきたいと思います。
 おはようございます。

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2016年5月 1日 (日)

宮平

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 先日の「さとから」イベントにお伺いするまで、白状すると「宮平」という場所が市内にあることを知りませんでした。住んでいる旧青海町のあたりの地名はそこそこわかっても、糸魚川、能生と離れるにしたがってだんだんとわからなくなるもの。だから、なにかの御縁でしらない場所に行くことができるというのは、なんだかとても「!」なのです。

 というわけで、先日のイベントで久しぶりに買うことができたレゲッドベンさんのパンでゴハン。冷凍で残っていた去年収穫の最後のブルーベリーを煮たジャムといっしょに。
 市内にウマいパン屋さんがあるというのも、ありがたいなあ。

 そんなこんなで、今日もなんだかあっちこっちでばたばたしていて、気付けばもう夕暮れの時間帯。みなさん、こんばんは。おいしい夕ゴハンを。

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