点描
写真を撮る上で「電柱好き」「電線好き」はたいてい直せと言われます。
でも、電柱があって電線があるから、ウチまで電気がやってきて、PCで写真をいじってみんなに見て貰うこともできるわけで。大上段に構えるなら「電柱はひとの営みのあらわれ」そのものだとも思うのだよね。
ひとの営みに背を向けてなかったことにする「美」って、人が写し止め、人が愛でる以上確かに美しいかもしれないけれど、なんだかいびつな気がします。
人のいろいろから離れて、圧倒的な自然に対峙したいときだって、確かにあるけれど、そういう時以外は、僕は電柱とか電線も含め、ひとの営みを写真の中のどこかに入れたいなあと思ってしまう。
そんなわけで、須沢の水神さんの前にある点描のような桜は、こちらから眺めるとそれはそれはもう、しっかり電柱も電線も見えます。でも、大好きな眺めなのです。
今日は天気は下り坂のようで、桜にはがんばってほしいと念を送っておかなきゃ。
そして今日から、ウチの子たちの春休みも終わって学校がはじまります。
やっと、年度初めの一家通常運転が始まります。ばあちゃんお疲れ様(笑)。
そんなこんなで、おはようございます。
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