お祝いの餅
昨日、上の子が学校から卒業式のお祝いの紅白大福をもらってきました。
さっそく、二人の子が一個ずつ。赤い方はイチゴ大福で、白は豆大福。朝ごはんのあとの甘いもので二人ともにこにこしながら食べて学校へ出かけていきました。
ふと思い出したのが、去年の今頃のこと。
小学校のPTAの打ち合わせ会で校長先生から「実は卒業式の餅のことなんだけど…」と相談があったのです。
いままではこのお祝いの紅白餅の費用、給食費から捻出してきたとのこと。ただ、昨年度は市内の給食関係でちょっとトラブルがあり、会計が学校単位から市の一括管理に移管されることになっていたこと、となりの上越市でおなじく伝統行事のおもち「川渡もち」を給食で出したときに食中毒を起こしたこともあって、給食扱いで出すのに、給食室が品質を保証できない(買いいれてそのまま渡すだけの)お餅はやめたいという話もあったんだとか。
お祝いにお餅。僕は田舎の子なので、こういう感覚ってすごく自然で、子どもたちにもこういう感じをリクツじゃなくて皮膚感覚で受けとって欲しいなあと思う。だから「残したいんだけど、この費用、PTA会費から出させてもらえないか」という校長先生の提案を、すごくうれしく感じたのでした。
各校でそういう議論があり、いろんな話があったんだろうな。
そして、上の子が去年の春から通うようになったこの中学校でも、なにか考えて残そうということにしてくれたんだろうな、と。ちょっとうれしくなったお土産だったのです。
カバンに入れっぱなしで、何日かたって食べるような子は、いないといいなあ(笑)。
そして、今日は県立高校の試験日。みんな、がんばれ~。
というわけで、おはようございます。
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