地物を楽しむということ
このえび、ひとパック98円。
おそらく、海の近くの田舎町で暮らすひとにとってみればなんの不思議もない値段だと思うのだけれど、都市部のひとにとっては「えー?」っという値段かもしれません。
僕が好物のタコも、モータニア産とかは地元ではあまり食べたことがなくて、けっこう地元産や近所のものが多い。
大量に獲れて、それがコンテナサイズでマーケットに流せる量なら、大都市で扱われる。でも、そこそこの量のものだとそれがとてもいいものでも(少ない量でものすごく高い金額で扱われる超高級品でなければ)それはけっこう地元で消費される。
ということは、田舎に住んでいればそういうマスとして流通しないいろんなものを、僕たちの財布の中身くらいで楽しむことができるということ。
考えてみれば育てたり採ったり獲ったりできる場所と食べる場所がものすごく離れてもよくなったのは人間の歴史の中ではごく最近のこと。昔々は、みんながこうやって地物をいろいろ食べてきたということなのだろうなあと、あらためて思う。
で、このエビが化けた格安かき揚げを夕食に食べながら、いいなあ田舎暮らし・・・とあらためて僕は思うのです。
というわけで、今日の弁当にも昨日の残りのかきあげがはいっているはず(笑)。年度末最終日。まだまだパニックは続いておりますが、年度末がしんどいみなさん、がんばりましょう。
おはようございます。
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