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2015年11月16日 (月)

時刻表

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 もう一日、舞鶴話におつきあいください。
 今回、車で移動したのだけれど、若狭湾の高速道路ができたこともあって以前通った時より遙かに近くなったなあという実感がある一方「やっぱり遠いなあ」という思いもあったのは、以前通った時より間違いなくトシを取っているからなのかも。

 亡くなった村山常雄さんの労作、シベリア抑留で亡くなられた方の名簿の収集と精査の仕事をWeb ( http://yokuryu.huu.cc )に公開するお手伝いをすこしだけさせて頂いたこともあって、引揚記念館は行ってみたい場所でした。
 写真、いいですよと言われて撮らせてもらったもののひとつに、引き揚げ列車の時刻表があります。これは、昭和24年のものなのだけれど、舞鶴から全国津々浦々へとつながる時刻表の中には「糸魚川」の文字もありました。
 舞鶴を14:18に出て、翌日11:38着。体調が万全じゃない中、すし詰めの列車での一泊は、キツかっただろうなあと思う。
 歴史の中の出来事というのは、なにかリアルに感じられるものとつながると、急に現実感が増します。
 おなじ日本海沿い。ちょうど「舞鶴カニ」の解禁直後で、観光バスが着くようなところはどこでも干物とか海鮮丼とか蟹だとかを楽しむひとたちばかり。なんだか妙に共通点がいくつもあるような海沿いの街であるだけになおのこと、こういう資料を見たり、岸壁に海上自衛隊の艦船が普通に何隻も接岸していたりというところがリアルな手触りで感じられるわけで。

 なにもない日々というのは、とてもうれしいことなのだなと思う。あたりまえの日々って、ちゃんと維持するための努力をしなきゃいかんのだとも思う。そのための「やり方」はひとそれぞれ違うかもしれないけれど。

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