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2015年11月14日 (土)

山下達郎

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 なんだか条件反射で、ターナーと聞くと山下達郎を思い出してしまうのは、「ターナーの汽罐車」という曲のタイトルを見て「ああ、こんな字を書くんだ。たしかに沸騰して蒸気で走らせるんだから、缶だよなあ」なんてことを思った印象が強いから。もちろん、曲もすごく好きなのだけれど。

 さて、今日は「赤煉瓦ネットワーク」という団体の年に一度の大会で、舞鶴に来ています。
 糸魚川にもかつて赤煉瓦造りの鉄道検修庫があって、いろいろなひとたちの努力で、今は駅のアルプス口の巨大モニュメントとして糸魚川駅をとても強く印象づけるアイコンになっていますが、この保存活動をいろいろ助けていただいたのが、全国の赤煉瓦造りの建物の保存にかかわっているこのネットワークのメンバー。
 今回も、糸魚川のれんがしゃこを残す活動をしたメンバーでなかばお礼もかねて顔を出しているのだけれど、同行メンバーのひとり、Mさんが「市振駅にレンガ造りのランプ小屋があってね、あれも残して活用したいんだよね」という話をされた流れで出たのが、この絵のこと。
 「まるでターナーみたいな観光案内の地図があるんだよ」と言われても、全然思い浮かびませんでした。駅に入ると、振り返ること、ないものなあ。入ってすぐうしろ、道路側の上のほうにこの地図があるのだけれど、まじまじと見てみるとなかなか味が。そしてなにより、海岸部だけじゃなく、山の方までしっかりこの地域でひとが暮らしている(た)記録が見える絵、なんですよね。
 電車移動のメンバーとはひとり別行動で車移動だった僕は、ここで一枚写真を撮ってからの移動。発見があるドライブは、たのしい。50年近く住んでいるまちでも、まだまだ発見は、あるなあ。

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