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2015年8月 4日 (火)

ごうごうとひびく水音

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 昨日お伺いした関東の出張先は、駅から徒歩30分ほど。たいていのひとはタクシーでお伺いするのだそうだけれど、僕はいつも駅から歩いていくことにしています。

 ここんとこ、糸魚川でも猛暑日がけっこう多くて、あっちもこっちも一緒だよなと思っていたのだけれど、なんだか気温は似たようなものでも質の違う暑さ。かあっとなにかで炙られるような陽気で、なんだか心拍数があがってきて「いや、この陽気でマラソンとかやったら死んじゃうわ。オリンピックとか、どうするんだろ?」とか、最近関東の友人がよく時に冗談めかして、時に大まじめに言っている話を思い出したり。

 んで。

 ルートは一度もまがらずに駅からまっすぐなのだけれど、駅からちょっと離れるとたんぼのなかの一本道になります。そしてそのあちこちで、ごうごうと大きなポンプと水の音が。
 考えてみれば、こんな風に「蛇口」で田んぼに水を注ぐのって、ウチのあたりではあんまり見かけない風景。用水はけっこう津々浦々まであって、田んぼの入り口をちょっとあけて水を入れたりしているけれど、広い関東平野はポンプでまわさないと水が届けられない田んぼ、いっぱいあるんだろうなあ。広いってのは、それはそれで効率的なだけじゃなくて、タイヘンなんだなあと、あらためてそんなことを思ったりも。
 葉の背がとても高くて、もう実りつつある穂が葉よりかなり低い場所で頭を垂れてきていたりと、品種もちがうみたいで、そういうことも含めて場所ごとにいろいろちがうのだななどとぼおっと考えながら脳天壊了な気分の灼熱散歩でした。

 わずか30分ほど歩いただけで、なんだかふくらはぎのあたりにヘンな張り。たいしたことない動きでも、暑いといつもと違う影響が出てくるのだなあ。毎日書いてますが、みなさんもくれぐれもご自愛をば。

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