10年後への準備
昨日のお昼頃駅をとおりかかったら、れんが車庫の形にびっしりと貼られていた「10年後のあなたへ」のパネルのはがきがはがされていました。
そのまま貼ってあるとだんだん退色もしてしまうし(ウチの下の子はなにを思ったのか蛍光ペンで書いてたから、10年後にはもう読めないだろうなあ(笑))、はがしてしまっておくことにしたのだろうな、と。
そして、「そうか、駅はこんな風になったのか」と感慨深そうに海のほうを見たりしていたおじいちゃんは、どうもディサービスとかの途中のよう。
こうやって車いすで連れ出してくれて、のんびりとまちを眺める時間を作ることに、ちゃんと意味を見いだしてくれている介護業者のひとたちが市内にいるんだなあ。
その後、駅構内のコンビニでコーヒーを買おうと思ったら、だいぶお年のご旅行中のご夫婦がセルフコーヒー淹れ中。奥さんの分もオトウサンが淹れて、ふたつ抱えて集合場所へと歩いて行きました。この年代のオヤジって、全部家の事やってもらってふんぞりかえってるヒトも多いけど、こういうおじいちゃんも増えてきたんだなあと、なんだかそこもほほえましかったりして、駅はいろんなヒトを眺められるなあと、いろいろと嬉しくなったワタクシなのです。
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