すみっこ
雪国の駐車場のすみっこには小さな砂利じゃ砂があつまっている場所があります。
少しでも歩かなきゃ・・・などと悪あがきをしているワタクシは、ここのコンビニでも真ん前に止めずにパチンコ看板のあるずいぶんはしっこに止めるのだけれど(そもそも絞りたいならコンビニ寄るな、ですが(笑))、このはしっこだけ妙に砂がたくさんあるのを見て「あ、そうか。ここは冬には雪積んであったところだものなあ」なんてことを思い出しました。
除雪というのは「消雪」ではない。だから、どこかに片付けるわけで、大きな駐車場などでははしっこに積み上げます。
そして、雪は溶けるけど、雪の中にある汚れは溶けない。だから、溶けるにしたがって雪の山はどんどんと黒くなって、最後にこんなふうに砂や砂利だけが残るわけです。
「もう春だ」「やっと春だ」とブログに繰り返し書いていたのはわずか1ヶ月ちょっと前。そのあとはもう、怒濤のように桜がやってきて、藤が咲き、あちこちで田植えも済んで、夏日がちょくちょくあるような初夏のような時期になってしまった。
待っていた分、動き出すとあっという間だなあと、わずか2ヶ月ほど前の痕跡を見て、あらためて思うワタクシなのです。
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