棲み分け
突然のようにあっちこっちでオオキンケイギクの花が咲き始めました。こういったいわゆる特定外来種の花って、そこに入ってくると一次制圧はあっという間なので(その分、増えすぎてあとで妙に弱ったりなんて流れもあるけれど)、ススキの頃のセイタカアワダチソウとおなじでなんだか咲いている場所ではそれはそれはもう、あっちを見ても、こっちを見ても群落があるという感じ。咲くと急に目立ち始めるのでなんだか突然出現したようにも見えて不思議な感じがします。
さて。
写真は押上のあたりの海岸近く。あんなにあっちこっちに咲いているオオキンケイギクも、防波堤を越えて砂浜の側にはありません。逆に砂浜のほうにたくさん咲いているハマヒルガオは陸側でも見かけたりする。かといってオオキンケイギクの生命力が決して弱いわけではなく、ここではみんなコンクリートのスキマから無理矢理生えてきているすさまじい生き残り能力なわけで。
連中にも得意不得意はあって、なんとか生きられる場所で、頑張って生きているのだなあとあらためて思うのです。
今日も暑くなりそう。みなさま、くれぐれもご自愛を。
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