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2015年5月31日 (日)

重くないのかなあ

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 といつも思うのは、名引あたりの海岸にあるコレ。
 頭の上に重い石の板を載せ、柱の一部になってる女性像。ほんのちょっと頭の上あけてあげれば、いいのになあ(笑)。

 というわけで晴天が続いていたのも昨晩ほんのちょこっとひとやすみ。ほんの少しだけの雨が降って、庭木もすこしだけ元気を取り戻したようです。
 今日は曇り空ながら、雨は降ってこないなあ。

 さて、今日は市民ミュージカル、オデュッセイア2の制作発表会が14:30からきらら青海のホールであります。お近くの方、ぜひお越しください。
 Facebookページもできましたので、よろしければぜひ「いいね」を。
 https://www.facebook.com/itoigawa.odyssea

2015年5月30日 (土)

涼風

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 それにしても、昨日も暑い一日でした。あっちこっちで逃げ水や陽炎を見る5月。毎年「このまま夏になっちゃうんじゃないだろうか」と辟易し始める頃、梅雨がやってくるんだよなあと、そんなことを思い出したりもしながら。

 梅雨といえば、今年は沖縄の梅雨入りが遅いと話題になっています。そういう年は天候不順の夏になることが多いんだとか。今こんなに暑いのに、冷夏だなんて信じられないよなあなんて思いながらふと半年前を思い出してみると、年が変わる前に大雪が降って「今年はどうなっちゃうんだろう」と思ってたら本当にたくさん降るはずの時期にちょっと肩すかし気味だったことをもうすっかり忘れていることに気付きます。
 冬も、夏も、前のめりで肩すかしな季節になってしまうのかなあ。
 暑い夏は僕のような「でぶ」にはキツい季節だけれど、それでも夏は暑く、冬は寒く、「らしい」季節巡りのほうがいいなあと、そんなことを思うワタクシなのです。

 そんなわけで、おなじ夏日・真夏日でも梅雨の前と後の一番の違いは、夕方にすうっと熱気が抜けていくかどうか。時に窓を開けていると寒いくらいくらいの夜へと一気に肌触りがかわっていく空気を感じながら、夕焼けを眺めているのは心地よいもの。もしかしたら、夕陽を眺めるには今が一番いい季節なのかもしれないなあ。

2015年5月29日 (金)

棲み分け

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 突然のようにあっちこっちでオオキンケイギクの花が咲き始めました。こういったいわゆる特定外来種の花って、そこに入ってくると一次制圧はあっという間なので(その分、増えすぎてあとで妙に弱ったりなんて流れもあるけれど)、ススキの頃のセイタカアワダチソウとおなじでなんだか咲いている場所ではそれはそれはもう、あっちを見ても、こっちを見ても群落があるという感じ。咲くと急に目立ち始めるのでなんだか突然出現したようにも見えて不思議な感じがします。

 さて。

 写真は押上のあたりの海岸近く。あんなにあっちこっちに咲いているオオキンケイギクも、防波堤を越えて砂浜の側にはありません。逆に砂浜のほうにたくさん咲いているハマヒルガオは陸側でも見かけたりする。かといってオオキンケイギクの生命力が決して弱いわけではなく、ここではみんなコンクリートのスキマから無理矢理生えてきているすさまじい生き残り能力なわけで。

 連中にも得意不得意はあって、なんとか生きられる場所で、頑張って生きているのだなあとあらためて思うのです。

 今日も暑くなりそう。みなさま、くれぐれもご自愛を。

2015年5月28日 (木)

田植えの季節

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 海岸近くのウチのあたりでは、兼業さんが多いこともあって田植えのピークはGW。でも、いろんな品種もあれば都合もあるので、今月終わりでもこれから田植えという田んぼが残っていたりします。

 田んぼにトラクターを入れるわだちがそのまま残るスロープ。そして、もうご近所ではほとんどみかけなくなった苗の並ばない水面。この一枚に苗が並ぶと、ウチのご近所の田植えは終了です。

 それにしても、水面への映り込みを撮っているといつも思うことだけれど、水の色はソラの色だなあ。

 そんなこんあで、おはようございます。

2015年5月27日 (水)

停車駅

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 もうじき開通になるR8の竹ヶ花のあたりの高架。
 その下の三叉路で信号待ちをしていて、ふとこの北陸新幹線型のバリケードをまじまじと見てみたら・・・下の路線図に書いてある駅のマークって、長野、上越妙高(場所的には直江津っぽいけど)の次はどこだろう。位置的には富山、新高岡、金沢っぽいのだけれど、妙高上越が東よりすぎるから、もしかしたらこれは糸魚川、富山、金沢なのかなあと思って見たり。
 富山の業者さんが作ったのか、新潟の業者さんなのかでこのあたり意識している駅や県の広さはかわってきそうなのだけど、このバリケード、どこの業者さんがつくってこのあたりでレンタルしてるのかなあ。

 ・・・などと、どうでもいいことが考えられるのも、自転車移動の楽しさ。
 今日もいい天気だし、今日も自転車だな。

 そんなこんなで、おはようございます。

2015年5月26日 (火)

あんな向こうまで

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 歩いて行けるのかなあ。

 昨日、移動中にふと徳合あたりの海の「中」にヒトが立っているのに気付きました。
 確かに、途中ずっと浅瀬のあるところなのだけれど、あそこで立って釣ることができるんだなあとあらためて驚いたワタクシ。
 これもまた、潮の干満が少ないこのあたりならではの釣り方なのかも。

 そんなこんなで今日もいい天気。今日は自転車で移動かな。
 おはようございます。

2015年5月25日 (月)

久しぶりに姫川河口

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 ずいぶんと海岸散歩をさぼっていました。でも、これだけ朝明るくなってきたら、そろそろ少し生活を朝型にシフトしていかないともったいない。
 そんなわけで、久しぶりの姫川河口ウォッチングにいってみたら、ずいぶんとヤヤこしい形になっていました。

 本流は2本が河口付近で合流。そして右岸からも左岸からも腕が伸びていて、その先に左右ひとつずつの「離岸堤」。
 左岸側は切れ目が1mそこそこなので、早晩繋がってしまうかもしれません。

 これから毎日かわっていきそうな形。ちょっと楽しみに眺めていきたいとあらためて思ってしまいました。

 そんなこんなで、今日は一週間のはじまり。おはようございます。

2015年5月24日 (日)

組体操

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 ご近所の小学校では、高学年の子の組体操が名物になっている学校がいくつかあります。そして、ウチの子が通っているところも、そのひとつ。
 最後、高く組み上げていくところでは親御さんたちは本当に「!」になる。だから、正面は高学年の親御さんやおじいちゃん・おばあちゃんたちのための場所。後ろから眺めながら、去年上の子が6年生でやったときのことを思い出したりしていました。

 学校は時にいろんなクレームで「過ぎたリスクヘッジ」がされてしまうこともある場。ウチの下の子が高学年になるまで、そういったことなく、残っているといいなあ。もう一回、自分の子のイベントとして見たい。そんなことを思いながらの後ろ姿なのです。

2015年5月23日 (土)

アトリウムコンサート

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 きららのアトリウムで日が暮れるころから催されるアトリウムコンサートは昨晩が9回目。僕ははじめてお伺いしてきました。いままでは下の子と一緒に留守番してることが多かったのだけれど、小学生になったし、そろそろがんばれるかな、と。

 個人的には、ちあきなおみのカバー「ねぇ あんた」がとても「!」でした。オデュッセイアではじめて歌を聞かせてもらった室川さん、相変わらずカッコいいなあ。去年読んだ彼女の活動への回顧録「ちあきなおみに会いたい」をもう一度読みたくなっちゃったなあ。

 そんなこんなで、時々ある夕暮れ時のワンコインのたのしみ。次は7月頃だそうです。ぜひみなさん、お出かけください。

2015年5月22日 (金)

能登に沈む

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 とても風が強かったけれど、きのうはとてもいい天気。そして、真っ赤な夕暮れ時でした。

 ウチのあたりではかなりいい天気でも、夕陽が水平線のあたりまでいくと薄い霞の中に沈んでいくことが多いのだけれど、昨日はしっかりと能登の山々の向こうに沈んでいって、「そういえばあの『対岸』まで姫川港からホバークラフトが就航してたこともあったなあ」なんてことを思い出したり・・・。

 一晩あけて今朝は昨日ほど風も強くないので、自転車で出勤しようかなと思っています。昨日も、中学生や高校生はしっかり自転車で移動してたのになあ。ヘタレのオヤジはいかんですね。

 そんなこんなで、みなさんおはようございます。

2015年5月21日 (木)

つくろいもの

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 姫川漁港を通りかかると、ときどきこんなふうに網を一杯に広げて日干しし、あちこち修繕しているのを見かけることがあります。
 網のメンテナンスは天気がいい日だけじゃなく、カッパを着て雨の日にされていることもあるから大変なのだろうなあと思うのだけれど、こういう天気のいい日に作業されてるのを眺めるのは、なんだかうれしい。
 「まいにちコツコツ」がきちんとできていない僕にとっては、こういう日々の積み重ねの風景を眺めるのって、あこがれであり、まぶしさであるのだろうな・・・などと自己分析などもしながら、あっちこっちでのいろんなひとのこういうことにきっと日々の暮らしって支えられているのだと、あらためて思うのです。

 もう少しすると今度は暑くなってくるんだろうし、今は一番いい季節なのかな。

 そんなこんなで、おはようございます。

2015年5月20日 (水)

一週間

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 先週もちょっと風の強い日に植えられたばかりの田んぼの写真を載せたことがありました。あれから一週間。おなじくらい風がふいてもちゃんと水面の上に顔を出して立っていられるくらい、連中はしゃんとしてきました。

 というわけで、まだまだ水面が見える田んぼの夕景。これからぐんぐん、水面が見えなくなっていくわけで、こんな風に映る色を撮って楽しめるのもあとすこし。たっぷり楽しむためにも、自転車通勤を増やしたいなあと思う今日この頃のワタクシなのです。

2015年5月19日 (火)

すみっこ

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 雪国の駐車場のすみっこには小さな砂利じゃ砂があつまっている場所があります。

 少しでも歩かなきゃ・・・などと悪あがきをしているワタクシは、ここのコンビニでも真ん前に止めずにパチンコ看板のあるずいぶんはしっこに止めるのだけれど(そもそも絞りたいならコンビニ寄るな、ですが(笑))、このはしっこだけ妙に砂がたくさんあるのを見て「あ、そうか。ここは冬には雪積んであったところだものなあ」なんてことを思い出しました。

 除雪というのは「消雪」ではない。だから、どこかに片付けるわけで、大きな駐車場などでははしっこに積み上げます。
 そして、雪は溶けるけど、雪の中にある汚れは溶けない。だから、溶けるにしたがって雪の山はどんどんと黒くなって、最後にこんなふうに砂や砂利だけが残るわけです。

 「もう春だ」「やっと春だ」とブログに繰り返し書いていたのはわずか1ヶ月ちょっと前。そのあとはもう、怒濤のように桜がやってきて、藤が咲き、あちこちで田植えも済んで、夏日がちょくちょくあるような初夏のような時期になってしまった。
 待っていた分、動き出すとあっという間だなあと、わずか2ヶ月ほど前の痕跡を見て、あらためて思うワタクシなのです。

2015年5月18日 (月)

記録、それは・・・

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 いつも儚い。
 そんなコピーが毎週最後に出てくるテレビ番組がちっちゃい頃にありました。轟二郎が本名で毎週出ていて、いろんな「日本記録」に挑戦するヤツ。今は琵琶湖で毎年開かれる「鳥人間コンテスト」に名残を残すだけだけど、あの「記録、それはいつも儚い・・・」ってのは、いまだに流れる音楽とともに妙に頭に残っていたりして・・・。そういう時、小学校の頃の僕(ら)は、本当にテレビっ子だったんだなあって思ったりもするのだな。

 さて。

 3/14にチャレンジして達成した我が糸魚川の"Most pairs performing a cross-armed toast simultaneously”の記録。
 当初は「そんなにヒトが集まるのか」を心配し、開催前には予想外に集まってしまっ(ていただい)た参加者の多さになんとか無事事故なく終わるかを心配し、そして、記録達成後は「この看板を出す5/17までに記録が破られないか」を心配していた関係者。
 でも、なんとか除幕を行った昨日の時点では、まだこの記録の世界一のままでいることができました。

 というわけで、写真は昨日夕方の、糸魚川駅自由通路の参加者名簿ボードをながめるひとのもの。いろんなひとがやってきては自分や家族の名前を探し、記念写真を撮り、あの日のことを話しているのがなんだかうれしかったなあ。事故なくおわった今となっては、あの寒さもまた、思い出のひとつだもの。

 そんなこんなで参加されたみなさん、ぜひお名前探してみてください。県外にお住まいでこのときに糸魚川に来て参加いただいた方たちも、夏休みにでもまた、ぜひ。

2015年5月17日 (日)

はしご酒

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 今日、市内では 天下御麺 越後上越食の嵐 in 糸魚川 なるB級グルメイベントが開催されますが、昨日はその前夜際イベント「春 はしご酒」が催されました。

 子連れだったし、そのあと津波バイオリンの演奏会があったこともあって、僕らは夕食を兼ねて泉家さんへ。いつもここでは僕は運転手なのでお酒を頼むことは滅多にないのだけれど、昨日はせっかくだからと「お酒+ピンチョス 700円」のセットを頼んじゃいました。おとなりの酒蔵 加賀の井の純米吟醸を蕎麦屋の卵焼きと一緒にという組み合わせ。これはちょい呑みにはとても幸せな組み合わせなのです。
 チケット片手にはしご酒するのであればこれだけいただいて退散なんですが、昨晩はこどもたちのゴハンが終わるのを待つ間、お酒をもう少しいただいたり、板わさなんかもいただいたり。僕は、コドモの蕎麦にもすこし手を出したりして、ずいぶんと楽しんじゃいました。

 まちなかでは、ビールケースを積み上げた即席の立ち飲みカウンターが出現したり、なかなか日頃気軽には呑みに入れない料亭でのセットがあったりと、あちこちで楽しまれたようで、「春」はしご酒と銘打つからには、夏や秋もあればいいのになあと勝手に期待しているワタクシなのです。

 というわけで、本日は「食の嵐」。上越・若杉の「するてん」のファンなので、買えるといいなあと思っています。お近くの方、ぜひお出かけ下さい!。

2015年5月16日 (土)

種まき馬

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 山に残る雪形を昔の人はいろんなものに見立ててきました。
 おらがまちのやま、黒姫もいくつか特徴的なのがあrのだけれど、ウチから見ていて一番目立つのはこれかな。
 その年によっては、日本列島のように見えることもあるのだけれど、今年は能登が大きすぎ、北海道がいびつで、大阪湾まわりがみょうにでかくなっています。「日本沈没」か「ジパング」の地震の後の地形のようで(笑)。

 さて、今日は、恒例の東京糸魚川ファストランが開催されているようで、こんなすごいコースを自転車で走っているひとたちがいます。
 http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=f38163e6f3a221feec991de541419f36

 そろそろと雨はあがっていくと思うのだけれど、事故なく、たのしんでほしいなあ。
 そして、夕方からは春 はしご酒で、明日は食の嵐。たくさんの方が糸魚川に遊びに来てくれるのが楽しみです。

 そんなこんなでこの雪形、どんな形に見えますか?。

2015年5月15日 (金)

もうじき供用開始かな

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 竹ヶ花のあたりで作業が進められている国道8号線のバイパスの工事。上から見てみるとセンターラインが引かれ、だいぶ道らしくなってきています。先日から上越方面へ向かう道では道がつけかえられていたりもするし、そろそろ「上」も供用開始かな。

 そして、この写真を撮りながら、「ああ、あの一本堤からの帰りで、転覆事故がおきたのか」と、ふとそんなことも思ったりしながら・・・。

2015年5月14日 (木)

強い風だったなあ

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 まだ、倒れるほどではない高さ。ほんのちょっとだけ顔を出している稲の苗が、ぱたぱたと揺れていました。
 あの風でも、中学生や高校生は自転車で行っちゃうんだものなあ。しっかり日和った僕としては、なんだかトシを感じる日なのでありました。

 そんなこんなで、おはようございます。

2015年5月13日 (水)

トキてつ、とまらないなあ

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 子どもの火曜日の習い事は、富山方面から先生が汽車(トキてつになって、電車ではなくなりました)で通ってきます。
 昨日は朝から台風6号の風が強くて、安心メールで「列車運休のお知らせ」がひっきりなしに入ってきていただけれど、それは全部大糸線のもの。考えようによっては山に守られた谷筋を走る大糸線よりも、吹きっさらしの風が通り抜ける姫川の上を走ったりするトキてつの海沿いの列車のほうが影響が大きそうな気もするのだけれど、状況はあっちこっちでちがうのかな、と。
 判断する母体が小さくなったことで、広域でのルール設定よりは「現地を見て決める」ことができるから、より止まりにくくなったのかななんてことを思ったりもした昨日の踏切。おかげさまでトキてつは遅れても止まらず、先生も無事やってきていただいて、僕は迎えに行く途中で踏み切りの列車の写真を撮ったりしていると、そういうわけなのです(笑)。

 台風が酷かった地域のみなさん、今朝の大きな地震のエリアのみなさん、お見舞い申し上げます。

2015年5月12日 (火)

姫川漁港の・・・

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 ここ数年ずっと時々思い出しては眺めに行く姫川漁港の壁につたう「大木」。
 今年も葉が出てきてずいぶんと茂ってきました。正面に立って広角レンズを向けてみると去年よりもたくさん左右にはみ出るので、もっと左右に(とくに左に)広がったんじゃないかなあ。

 さて。

 週末のボートの転覆事故は、新潟日報の続報記事
 http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20150511179990.html
 によると、港からつながっていない一文字堤にのぼっている釣り客を迎えに行って戻る途中でのことだったとのこと。
 僕も立ち入り禁止の西防波堤にしのびこんだ小学生だったし、釣りするひとはどこにでも入り込むというのはわかる。だから「立ち入り禁止の場所に入ったからだ!」とエラそうなことは言えないんだよなあ。でも、一方で悪いこと(少なくとも禁じられていること)をするときには、それが「いいことではない」という後ろめたさとか遠慮とか、そういうものとともにやるのがかつてはアタリマエだったような気もするのです。それが、「ここはやめておこう」とか「今日はやめておこう」につながる。結果として、事故の頻度も下がる。そういうことが、だんだんと減ってきているんじゃないかと。
 先日の善光寺でのドローン落下事件だって、日と場所がちがえば「事故」。なぜ「そこ」で「その日」に飛ばしたのかは、結局のところそういう「厳しいルール(運用)にさえ引っかからなければいい」という、いろんな人の距離感で保たれている文字になってない緩いルールの無視が、元なんじゃないかと。

 結果として、ここしばらくだいぶ厳しくなった港への立ち入り規制はもっと厳しくなると思います。きちんとルールを決める。またはルールをきちんと守ってもらうべく運用を厳しくする。そういうことがあればあるほど、確かに安全にはなるかもしれないけれど、その分息苦しくなる。
 可能であれば「おたがいさま」での譲り合いとか遠慮し合いで成立している、きっちり決められていない場所のほうが、心地いい。場所にもよるけれど、少なくとも個人的に遊ぶ場所では、僕はそう感じることのほうが多いのです。

 だから。

 無茶は、ルールや仕組みでではなく、心の中の壁で、判断してほしいなあ。無茶すべてしないということでは決してなく、するときに自分で考える。そして、グレーゾーンが広いルールは後ろでそれを見守っているだけ。そういう形がダメだという分野は、あんまり広がらないで欲しい。息苦しくないまちのために。
 そんなことを思うニュースなのでした。

2015年5月11日 (月)

課題図書

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 昨日「絵本とともだち!なかよしフェスタ」にお越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました。おかげさまで無事終了しました。お昼で一段落ということもあって、子どものノートを買いにいくついでに「欲しいの一冊ずつ買ってやるよ」なんていいながら市内の書店へ。そして、オレンジ色の帯のコーナーを見つけました。

 んで。

 小学校の頃、読書感想文コンクールの「課題図書」なるものはなんだか妙にお仕着せがましくていやだなあと思ってました。だから、学校から本を斡旋する注文封筒をもらってきてもあんまり買ったことがなかったなあ。当時通っていた小学校は、子どもが今通っている今にくらべて本がずっと充実していたのであまり家で買わないで借りてばかりいたってのもあるけれど。

 どちらかというとこういうのに選ばれた本はどちらかというと避けてしまうあまのじゃくなのですが(笑)、市内の書店にこうやって平積みで並んでいるのを見ると「ああ、こうなってるとずっと『出会う』チャンスが増えるなあ」とも思う。避けるのも、嫌うのも、まずは出くわさなきゃできないこと。避けるのと知らないことは、ちがうものなあ。

 そんなわけで、新潟県の読書感想文コンクールの今年の課題図書の中に、糸魚川をモチーフにした夏休みのひすいをめぐる冒険譚、「夏休みに、翡翠をさがした」があります。
 たつみ旅館さんが着想のヒントだとも聞きました。

 県内の方、見かけたらぜひ「ついでに糸魚川に行ってみようかな」なんて思ってもらえると、うれしいなあ。というわけで、糸魚川以外の県内の小学生や、たまたま遊びに来た新潟県の本屋さんでこの本を見かけた旅行者の小学生は、ぜひ。

2015年5月10日 (日)

工場も、稲も

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 5月の連休が終わり、あちこちの田んぼに水がはられてその大半には苗が並ぶようになりました。農家のみなさん、田植えおつかれさまです。

 写真は、今日10:00からの「絵本とともだち!なかよしフェスタ」の準備の途中で気分転換に外に出たときの一枚。赤い月が苗の並ぶ田んぼにも写っていて、ああきれいだなあと思わず撮ってしまいました。

 そんなわけで、ここ数日宣伝が続いて申し訳ありませんが、本日5/10の10:00から、きらら青海にて「絵本とともだち!なかよしフェスタ」があります。はいはいから小学校くらいまでのお子さんとその家族の方、ぜひ遠出するにはいまひとつの空の下のヒマつぶしに、おでかけください。案外と楽しいはず。そうなるように準備しております。

 みなさん、ぜひ。

 土よう子ども会
 http://www.d-kodomokai.info/

2015年5月 9日 (土)

明日は「絵本とともだち!なかよしフェスタ」です

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 今年の2月、ピースマムさんが全国のイオンシネマで開催したシネマdeおはなしえほんというイベントの金沢会場をすこしお手伝いしました。
 毎年僕たちが5月に地元でやっている絵本とともだち!なかよしフェスタとおなじく、大きなスクリーンに写しだしての絵本イベント。最近のシネコンではあまり大きくない上映室もあるから、こじんまりとちょうど手の届く距離感で読める絵本はたのしんでもらえるなあと実感したイベントでした。

 そして、日々忙しがっているうちに今度は自分たちのイベント。なんとか昨晩遅くに表示するスライドの直しも間に合って、今日の午前はリハーサル。今年は7冊の絵本と落語、人形劇、そして地元の昔話です。

 写真は兄弟の掛け合いで読む絵本。こういった趣向での読みも2冊ありますよ。

 例年準備の都合もあって午後からの開催だったのだけれど、今年は小さい子がそろそろお昼寝したくなる時間を避けるため、午前10時からの開催です。

 景品がもらえる絵本クイズや工作もあります。絵本がもらえるじゃんけん大会もありますよ。

 ぜひお出かけ下さい。申し込み不要・入場無料です。
 お待ちしてます!。

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2015年5月 8日 (金)

北国街道と千国街道

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 今朝、今シーズンはじめての姫竹(根曲がり竹)の味噌汁をいただきました。
 タケノコのシーズンになると毎年思うことなのだけれど直江津から長野へとのびる北国街道沿いの場所と糸魚川から松本へとつながる千国街道沿いの場所では、この姫竹の味噌汁のスタイルは、全然ちがうのだよね。
 直江津から長野の今のR18沿いの地域では、サバ缶や肉が入りかき玉汁だったりすることもあってかなり具だくさん。それが、糸魚川から松本にかけての今のR148沿いは、タケノコにもう一つ程度のかなりシンプルな汁です。
 新潟と長野でちがうのでなく、街道沿いでちがうスタイル。これって、昔のひとの暮らしの名残だよなあと、善光寺下のコンビニに積まれる「タケノコの季節になりました」のPOPの脇にあるサバ缶を見るたびに思うワタクシなのです。

 それにしても、缶詰がなかった頃は北国街道沿いのほうは、どんなスタイルだったんだろう。干した魚とかすごくしょっぱい魚を戻して作っていたのかなあ。ご存じの方、ぜひ教えてください。

2015年5月 7日 (木)

いただきもの

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 そういえば、以前久比岐自転車道をゆっくり写真撮りながら直江津までサイクリングしたとき、道ばたのお地蔵さんに備えてあったお水がいなばやさんの朱泥のこぶりな湯飲みで、昔の景品ってけっこういいものだったんだなあとあらためて思ったのをふと思い出しました。

 今朝は、来週末の食の嵐にあわせて行われるちっちゃいおもてなしイベントの打ち合わせで、使うお茶碗の写真を撮っていました。

 このやまぎしさんの湯飲み、きっと景品で一個とかじゃなくて、五個揃いだったりしたのだろうなあ。日常使いのものはうちにもこういったお店からのものがたくさんありました。宣伝とか、そういう関係ではなく、なんでもおまかせのおつきあいでのなにかの折りにいただくご挨拶。こういう関係は、市内局番が2桁の頃になっても、ちゃんと残っていたんだなあとあらためて思ったり・・・。

 古い古いお客さんのところにお伺いすると、電話番号が「糸魚川 ○番」のように地名と番号だけのところもあります。それが、02555-2-1234のように市内局番が一桁になり、二桁になり、今は三桁だけれど、それに伴って変わってきたことって、きっとたくさんあるのだろうなあと、そんなことを思いながらの撮影。連休明けの午前にしては、ちょっとのんびりしすぎたかも(笑)。

 さあ、平常運転でがんばらなきゃ。おはようございます。

2015年5月 6日 (水)

爆音

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 見に行くときは、ウルルがいなくて、雪の心配もそうなくていう秋も中頃とか春ももう少しあとの頃が多かった僕にとって、今日の不動滝の水量は圧巻でした。
 近づくとどおっとしぶき風が吹いてくるこの感じ。滝に圧倒されるのは、たのしい。

 そんなわけで、連休最終日は家族で不動滝をみたり、小滝のフィッシングパークで釣ったり、高浪の池で浪太郎に乗っかったりと地元を満喫。
 さあ、明日からがんばらなきゃ。

2015年5月 5日 (火)

夕陽を撮る人

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 仕事帰り、海岸線を走って戻って来ると、南押上のあたりから寺島に至るまで、海沿いはあちらこちらで携帯やカメラを海に向けるひとたちが。
 なんだかおもしろがって数えながら走っていたのだけれど、お客さんのところから家までの7~8kmのうちに20人とか30人は夕陽にカメラや携帯を向けているひとをみかけた気がします。

 なんだか、誰でも、撮っちゃうんですねえ。
 そして、思わず海に沈む夕陽を見るだけで「!」なのは、きっと旅で訪れたひとたちなのだろうなあ。

 いい思い出を作っていってくれると、いいなあ。そんなことを思う夕方なのでありました。
 さあ、明日はいわゆるGW最終日。事故でしょんぼりすることのないように、移動のみなさんは気をつけてくださいね。

2015年5月 4日 (月)

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 ちょっと山に入るとまだ品種によっては桜が咲いているGW。
 ここでは、あちらこちらの日陰に雪が残っていたりもしたのだけれど、それでも、松の樹皮からは松ヤニが溶け出していたりもする夏日でもありました。

 夕方からはひどい雨で、天気続きも一段落のようだけれど、数日間満喫した初夏の匂い。
 では、明日から一足はやく仕事に戻ります。みなさん、もう数日間、楽しいお休みを。

2015年5月 3日 (日)

だいぶ集まってきた

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 糸魚川駅の南口にある施設「ジオパル」がオープンしたときに貼られたでっかい紙のひとつに「あなたの町の灯油ポリタンクの色は?」という質問ポスターがありました。

 糸魚川は境界のまち。
 電車の架線は直流と交流の切り替えがあるし、NTTも、JRも、電力会社も、このあたりが境界。カップ麺の東日本味と西日本味もこのあたりで切り替わります。そういったもののひとつが、ポリタンクの色。
 「ぼくのまちでは青だよ」というひとは、自分のまちのあたりに青のシールを貼るし、赤だよというひとは、赤をはるわけでです。

 東西できれいにわかれているわけでもなくて、西日本でも飛び地のように赤ばかりの場所もあるそうだし、糸魚川「くんだり」まで、こんなに遠くからも来てくれているというのがわかって地元の人間にとってもうれしいポスターなのです。

 ジオパルはこちら。
 http://itoigawa-shinkansen.jp/facility.html
 鉄道模型がすきだったり、煉瓦車庫にシンパシーを感じたりする方は、きっと楽しめるはず。旅行者の方、通りかかった方、ぜひ「ウチは青だ」「赤だ」って、シールを一枚貼っていってくださいね。

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2015年5月 2日 (土)

文様

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 海は向こうからこっちまで一様に波があるわけではなく、海面にはいろんな文様がある。
 斜光になる夕方はそれがはっきり出てきて、眺めているととても美しいのです。
 マジックアワーとは、よくいったものだなあ。
 そんなわけで、夕陽が沈んでしまった後も、余韻を楽しむ海岸散歩はいいですよ。

 せっかく休みが少し続く時期なのだもの。糸魚川に遊びにこられた方達も、すこしのんびりとお過ごしください。

2015年5月 1日 (金)

ヒノマル写真

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 実は、「日の丸写真」が好きです。

 写真を撮っていると、「これはやめたほうがいいよ」と教えられることがいくつもあります。
 それはたとえば「電線の入った空」であったり「アタマに串刺しになっているように見える電柱や棒状のモノ」であったり、主な被写体の大きさや位置であったり。
 たとえば僕は、姫川漁港の壁につたう蔦の大木は、その上の手すりまで入れることで「こんなところでも育ってる」と伝わるのだから絶対に手すりは削れないと思って毎回撮っているのだけれど、それはたいていの場合センセイには叱られちゃう。数年前の市展では「これがあったので落とした」と言われたことも(笑)。

 でも、そういう写真撮り特有のお約束というのは、ある意味「カラオケでぐるんぐるんまわるコブシ」のようなものだなあと感じることも多い。なにも考えないでコドモを撮るおかあさんの写真のほうがずっと「!」で、ヘンに写真をかじってるオヤジのコドモ写真がつまらないなんてのはよくあることで、技法ってのはやりたいことのための手段ではあっても、それを満たしていなければいけない「目的」ではないはずなのです。

 というわけで、時々、リハビリのように「今日はヒノマル写真しか撮らない」と思ってそういう写真ばかり撮っていた時期もありました。すると、それが案外と楽しい。

 お約束というのは、ベタすぎるとみんな笑ってしまう。でも、お約束がお約束なのは、それが限りなく「!」のツボに近い場所にあるからでもあって、そこをどれくらいずらすのかがきっと表現するひとの勘所として大事なのだと思う。
 僕はそういう「勘所」とか「塩梅」がわからないヒトなので、さしあたり昨晩も「ヒノマル」をやってみていると、そういうわけなのです。

 さて、GWも中盤。楽しんで、ついでに写真も撮らなきゃ。糸魚川には素敵なヒノマル写真の被写体もたくさんあります。たくさんのみなさんのお越しをお待ちしております。

 (その前に仕事を片付けなきゃ...)。

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