はじめてのトキてつ
自転車で中学校に通っていた僕にとって、青海駅は当時「自転車で中日スポーツを買いに行けるお店」でした。まだモノクロ刷りで一部50円。小遣いは少ないからものすごく気持ちよく勝った翌朝だけのゼイタク。思えば、週刊誌の発売もここが一番はやくて「今週のジャンプ一番乗り」のために友達も朝来てたなあ。
でも、ここから乗ったことは実は数えるほどしかありません。どこか遠くへでかけるときには特急や急行がとまる糸魚川駅からだったし、中学校の行事くらいじゃないのかなあ。もしかしたら、平岩駅よりも改札は通っていないかもしれません。
なので、昨日はほんとうにひさしぶりの、そして、トキてつになってはじめての青海駅からの乗車。糸魚川までの一駅、車窓からの眺めや新車の匂いなんかを楽しんでしまいました。
田舎のヒトはいつも車で動きます。そこいらも散歩したり自転車で動き回ったりすることはあっても、まずこの距離を列車に乗るということは、ほとんどない。それだけにわずか一駅の乗車での「ぼくのまち」のちがう見え方がとても新鮮で、驚いてしまいました。
ほくほく線各駅停車のように前が素通しで運転士さんの仕事も見える車両。こどもさんと一緒に乗ると、歓声があがるかもしれませんよ。
なにはともあれ、ぼくらのまちの列車。なくならないように、大事に乗らなきゃ。
そんなこんなで今朝の一枚は、なぜか気になった「ここだけ白い」青海駅の階段の写真を。
おはようございます。
あ
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