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2015年3月28日 (土)

もうじきなバイパス

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 ちょっと高台から見下ろしてみると、もうじき供用開始になるR8バイパスの高架橋の横を新幹線が抜けていきました。
 まだアスファルトが乗っていない橋の上はなんだかツルツルで、夕陽の時間帯にはなおのこときれいで。

 あおぞらなだけでうれしい、夕焼けなんかになったらなおのこと。
 そんな、いい天気なだけで「!」な時期もだんだんと終わってきて、きもちのいい天気が日常になりつつあります。

 さて。

 写真を撮っていると、冬の間は夕陽やあおぞらの写真を撮るとなんでもない一枚でもものすごく「!」な気がしてきてしまって、自分の感覚が信用できなくなります。
 実際のトコロ、冬にとって「これ、いいなあ」と思ったものを寝かせておいて、春以降にみるとなんでもない青空のスナップだったりもする。そして、青空に「!」する閾値が夏と冬ではものすごくちがうことを実感したりするのです。それはもう、2倍とか3倍なんてもんじゃなくて、たぶん10倍以上感覚的にちがうんじゃないかと。

 それが、雪国に住む事ということなのだとも思う。そんな春の週末なのです。

 おはようございます。

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コメント

こんにちわ!!
西澤さんの”ぼくのまちのこと”素晴らしいですね!!
私は2010年まで糸魚川に住んでいました。定年を機に埼玉に越して来まして、
ほとんど毎日わくわくしながら、此処はどこだろうと思いながら楽しみにみさせてもらっています。
糸魚川の事、西澤さんの思いが(日本海側と太平洋側の違いなど)本当に良くわかります。
こちらの同級生とも年に数回一杯やりながら、いつも西澤さんのみたよって!!

離れて思うことは、いろんな思いがあると思いますが、やっぱり”人の数かなぁ~”
だから糸魚川は人が少なくて自然が(山が海になだれ込んでて、川あり)素晴らしい所です。

生活と経済と文化と歴史などなど・・・・・住めば都・・新幹線も良いけれど、ほどほどで良いと思うのも?かな

 お褒め頂き、なんだかこそばゆいです。どうもありがとうございます。

 さて。

 人の数って、ほどよく多く、ほどよく少なくってのがいいんだろうなと思うことがよくあります。たとえば、路地での立ちションは田舎町では「まあ、時にはあるよな」程度の話。それが、たとえばそこで野外フェスがあったりして1万人がしたらもう回復不能になっちゃうかもしれない。ほどよく受け入れられる程度だからこそ成立する距離感というのは、田舎まちだからこそなんじゃないかなとも思うんですよね。

 田舎で子育てしていると思うのが、大人たちの「東京に対してのこそくさ」。なんだか、中央からきたものに問答無用で感化されちゃったり、田舎にあるものに妙な卑下の気分を持ってしまったり。
 新幹線でわずか二時間ほどで東京に出て行くことができる、ネットもあるというのは、ある意味関東圏を「つまみぐい」しやすい環境を持つ事ができたということ。
 これで、ヘンに卑屈な気分を持つことなく、時にうまく都市部をつまみぐいしながらも、田舎のメリットを生かす人として育ってくれたらいいなあと、そんなことを思っています。

 そんなこんなで、今後ともよろしくお願いします。

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