うみのいろ
最近すこし足が遠のいているのだけれど、以前は ganref という写真SNSによく顔を出していました。いろんな撮り手がいるのだけれど、その中に、すべての写真のタイトルが「うみのいろ」という方がいたのをふと思い出しました。
いろんな海の表情だけを撮っていくというスタイル。
去年遭遇した佐渡在住の写真家、梶井照陰さんの「NAMI」という写真集でも感じたのだけれど、海の近くにいるんだから、海のこと、それも、荒々しかったり特別だったりするわけではない、ごくごくふつうの海を撮りたいなあと、そんなことを思ったりしています。
さて。
写真は昨日の昼間、少しの晴れ間の押上海岸。
濁った川のせいですこし緑になった海にあたる日差し。この色はなんだかとってもきれいで、いつもいいなあと思ってしまいます。昨日もそう思って一枚撮って「これから天気がよくなるのかな」と思っていたらそれから土砂降りに。
雪よりも寒く感じる雨。でも、雨ってことは、あったかいんですよね。
こうやってだんだんと、春に近づいていくんだろうなあ。そんなことを思いながら。
おはようございます。
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