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2015年2月28日 (土)

昨日の雪

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 昨日は昼間突然降ったり陽が差してきたりなんだか忙しい天気。
 夜になって冷え込んでちらちらと雪がちらついていたりしたので朝起きたら少しは積もってるかな?・・・と思っていたけれど家の周りはすこしも積もっていませんでした。

 でも、根知のシーサイドバレースキー場まで行ってみると、屋根の上にはこれくらいの新雪。歩いてみるとちょうど足首が埋まるくらいの新雪がリフト乗り場のあたりには増えていて、運行開始を待つひとがたくさん行列していました。

 今年も一冬お世話になった、青海地区の小学生向けのスキー教室は、今日で一段落。
 おかげさまで雪国に住む子ならではの「!」を、今年もヤツは満喫させてもらったと思います。スタッフのみなさんにはほんとに感謝感謝なのです。

 そして、スキー場に送り、迎えに行く日々で感じる海外沿いとスキー場の雪の量の差、自宅から車でわずか30分の距離にスキー場があるありがたさから、スキー場まわりの路肩に積み上げられた雪の量の変化まで、いろんなことが再認識できた、この2ヶ月ちょっとの「定点観測」。

 

楽しかったなあ。

 来年は今度は下の子が小学校にあがってるので、またお世話になります。よろしくお願いします。

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2015年2月27日 (金)

補修

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 姫川から青海川にかけての海岸は、かつての「波返し」のような防波堤ではなく、こんな風に波を段階的に弱めることで家の方まで波がこないようにする「だんだん」が整備されています。
 ここは冬の強い波とともに毎年砂が大量に運ばれてきて、少しずつ埋まってしまうところ。段々の上の遊歩道も砂の坂みたいになってしまっているところもありました。

 そんなわけで、ここ数日重機が砂をさらって段々や遊歩道を掘り出してくれています。
 「酷い冬の波が終わってから」と「年度内にやっちゃわなければ」の兼ね合いで決める時期。こういう工事がはじまるのは、それはそれで「冬のおわりのはじまり」の風物詩なのです。

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2015年2月26日 (木)

冷たい雨

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 今日は仕事で久しぶりに金沢にいってきました。
 新駅を見てきたいなあと思ったのだけれど、ばたばたしていて忘れちゃいました。でも、考えてみればなくなったものはもうみられないのだけれど、あたらしいものはこれから何度も見られるものなあ。この次の楽しみにすることにします。

 そんなわけで。

 青空だ、布団を干したと書いていた日もひとだんらく。今日の朝は車の上にうっすらとみぞれ。そして、だんだんと下がってくる気温。明日あたりからまた雪がすこしはちらつきそうです。
 なんだかんだ言っても一週間に一回くらいは雪が降ってるなあ。残らないにしても律儀にこれだけ降った年は、実は久しぶりなのかもしれません。

 そんなわけで、夕方から冷たい雨になってきたので、ちょっとあったかそうな写真を一枚貼っておきます。
 僕の中では、つぼみがこの色に見えるというのは、ある意味「青空と日差し」の写真なのです。

2015年2月25日 (水)

祭りを待つ

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 昨日、市内のコンビニに寄ったら4月のけんか祭りのポスターがもう貼られていました。
 雪も溶けた。もうじき田植えだ。さあ、動き出せ!。
 春の祭りはそういうもの。だから、祭りの準備も、はやく冬が終わってしまえという、強い願い(まるで呪いとでもいうような)を込めながら、少しずつ、少しずつ進んでいるんだろうなと思う。

 この祭りの頃は、まるで爆発するようにソメイヨシノが咲き始める頃。

 僕の住む集落の祭りはここまで大がかりではないけれど、それでも町内をじょばが歩き回ります。それも、あと数ヶ月。楽しみだなあ。

 そんなこんなで、今日またひとつトシをとりました。45歳は「老眼がはじまったのを実感する一年」だったけれど、これからの一年はどんなトシになるのだろう。いいトシにしたいなと、そんなことを思っています。みなさん、今後ともよろしく。

2015年2月24日 (火)

ゲージ

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 この標識の上部分の「折れ線」。
 普通、車がぶつかったりして標識が傷むのはもっと下のところ。路肩の速度表示のマルの上に折れ線がつくのは、除雪のときにロータリー車がふきつけたり、ここまで埋まったりしたから。
 考えてみれば何年か前にはこのあたりでも「電線が埋まる」ような量の雪が降ったことがありました。その時についたキズなのかな。

 今年はそれでもずいぶん少ないのだけれど、それでもちょっと山に入ればまだ路肩には人の背より高く雪が積み上げられているところもあります。だけど、雪の割れ目にはふきのとうがあったり。
 10度を超える日もずいぶんと増えてきて、家の庭の雪もとうとう昨日全部消えました。
 そのかわり、鼻がむずむずするようになってきたのは困るけれど、それでもなお、待ち遠しい春なのです。

2015年2月23日 (月)

せまいから・ちかい

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 姫川河口から400m地点でのスナップ。
 潮の香りがある場所から眺める山がこんなに近いのだもの、海に近いことでは全国でも一、二を争うんじゃないかと思う新幹線駅、糸魚川駅の南口が「アルプス口」でも不思議じゃないよなあ。

 というわけで、先週末の予報は「日曜日はだんだん崩れる」はずだったのに、終わってみればほとんど夕方まで青空が広がるいい週末になりました。

 そして、夜から風が吹いて、朝からは鉛色のソラ。仕方がない、仕事するか(笑)。
 というわけで、今週もよろしくお願いします。

2015年2月22日 (日)

雪捨て場・余ってます

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 昨日はひさしぶりの青空で思わず布団を屋根に干しちゃうくらいの陽気。
 おもわず、コドモと自転車でちょっと遠くのスーパーまで昼飯を買いに行っちゃいました。

 んで。

 冬の間、R8と新幹線高架の間の姫川右岸側は雪捨て場。あちこちで除雪したあとの置き場のない雪が運び込まれます・・・が、2月下旬にしてもうこの通り。ほんの少し、黒いカタマリが積まれているだけなのです。

 山は例年以上の雪。でも、海岸近くはこんなもの。今年も何度もブログで書いてきたけれど、その年のまわりの雪の量が一番はっきり見えるのは、実はこの雪捨て場だという気がします。ここがこんな眺めだということは、除雪車の出動がこの近所では少なかったということなんだろうな、と。

 まだまだ、3月とか4月のアタマになっても、思い出したように大雪が降ることもあるから安心はできないのだけれど、それでもすこしずつ、すこしずつ、春は近づいているなと実感しています。

2015年2月21日 (土)

帰るには惜しい頃

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 寒くても、もうじき雨が降りそうでも。もちょっと話していたい。
 毎日のようにそんなことを思った頃も、あったなあ。

 そんなことを思いながら眺めるれんが車庫前の風景。

 新幹線の開通とは関係なく、駅のアルプス口はすでに最寄りの高校への玄関口として、すっかりこんな風景が似合ってきています。

 あらためて思うけれど、このモノリスだけの形にしても、れんが車庫を残せてよかったなあと思う。願わくば、ジオパルの中でもう少し、この建物がかつてどんな経緯でここに作られ、どんな姿だったかなど、歴史的建造物として説明したいなあと思う。たとえばパネル展とか、そのうちやりたいです。

2015年2月20日 (金)

うみのいろ

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 最近すこし足が遠のいているのだけれど、以前は ganref という写真SNSによく顔を出していました。いろんな撮り手がいるのだけれど、その中に、すべての写真のタイトルが「うみのいろ」という方がいたのをふと思い出しました。
 いろんな海の表情だけを撮っていくというスタイル。
 去年遭遇した佐渡在住の写真家、梶井照陰さんの「NAMI」という写真集でも感じたのだけれど、海の近くにいるんだから、海のこと、それも、荒々しかったり特別だったりするわけではない、ごくごくふつうの海を撮りたいなあと、そんなことを思ったりしています。

 さて。

 写真は昨日の昼間、少しの晴れ間の押上海岸。
 濁った川のせいですこし緑になった海にあたる日差し。この色はなんだかとってもきれいで、いつもいいなあと思ってしまいます。昨日もそう思って一枚撮って「これから天気がよくなるのかな」と思っていたらそれから土砂降りに。
 雪よりも寒く感じる雨。でも、雨ってことは、あったかいんですよね。
 こうやってだんだんと、春に近づいていくんだろうなあ。そんなことを思いながら。

 おはようございます。

2015年2月19日 (木)

惜別

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 特急はくたかとはもうお別れだなあと思いながら先日乗ったけれど、今日ふと駅の横の待避線で眠っている北陸本線のこのクルマも、あとちょっとで乗ることがなくなっちゃうんだなあということに気がつきました。
 糸魚川駅の在来線線路を、この長さの列車が走ることは、もう当面はなくなっちゃうのか。そのうち、今日発表になった2017年から運行開始予定の次世代トワイライトエクスプレスがやってこないかなあなんてことを思って見たりもするけれど、やっぱり去る者がいるというのは、ちょっとさみしいもんですね。

2015年2月18日 (水)

おいかけなきゃ

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 なんだか、年度末に向かってやらなきゃいけないことばかり。
 気ばかり焦る日々です。

 そういえば、ここ二日ほど、一回もシャッターを切ってないなあ。
 明日こそは。。。

2015年2月17日 (火)

サイズのちがい

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 今朝はこどもが通う小学校での今年最後の朝読書。いつもはあまりしないマスクを用意していたら、コドモがならべて「でっかいねえ」なんて言っていました。確かに、こども用とはサイズがちがうよな(笑)。

 毎年、6年生相手に読むときには、いろんなことを考えます。僕らからみればまだまだこども。でも、その一方で子ども扱いしちゃいけないときもだんだん増えてくるお年頃。絵本を読んで「わーい」という年ではもうありません。

 先月となりのクラスで読んだときには、詩人の穂村弘さんが「買ったフリスクは最後までつい食べてしまう。途中からは苦行のようになるけれど、敵でも倒すように。だから『一昨日のフリスク』を持っている人は尊敬する」というエピソードを紹介しているエッセイを朗読しました。これは、大人も案外としょうもないことで右往左往しているんだなということから、エッセイに興味を持ってもらえるといいななんて思ってのこと。

 そして今日は三浦しをんさんの書評的なエッセイ。全員が知っているドラえもんの「手触り」についての見開き4ページほどの短いエッセイです。ドラえもんは固いのか、柔らかいのか、ごつごつしてるのか、すべすべしてるのか。そして、冷たいのか、あったかいのか。
 どうでもいいようなことを枕にしながら、結果として彼女はドラえもんが描く「永遠と一瞬」の対比を語ります。僕はこの節をはじめて読んだとき、同人誌で有名になった「ドラえもんの最終回」を膨らませた映画「ジュブナイル」を思い出して、ちょっと目がうるうるとしてしまいました。
 よく知っているものとのちがう出会い方。書評を通しての本へのアプローチもまた、小学校を卒業していく頃の子たちにとっての、あたらしい切り口になるんじゃないのかなと、そんなことも思っています。

 僕の学校での朝読書はそれはそれは細々とやっているので、今年度はあと二カ所で終わり。
 実は、かなり個人的には大好きな朝の楽しみなのです。

2015年2月16日 (月)

財宝

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 昨日は自治会の年度末恒例(なんだそうです)備品整理の日。
 倉庫をひっくりかえして、いらないものを捨てたり、なくなっているものを探したりして、きちんとあるべきものをあるべき場所に納めて一段落。
 開かずの倉庫みたいなところを開くと、いろんなものが出てきます。ねじ巻き壁掛け時計はきちんと動かない部分もあって使えないものなのだけれど、それでもカレンダー部分の構造とか、思わずいろいろいじくりまわして遊んでしまいました。
 写真はどうも鉄筆で書く昔のガリ版原稿用の罫線引き用テンプレートのようなものらしいのだけれど、通った小学校の教室で先生が原紙に書くとなんだか白い乳液みたいなものがわき出てくるように見えたあの手品のような感じは、いまだに思い出します。
 考えてみれば、青焼きコピーも、謄写版も、僕がちっちゃい頃はまだまだ使われていたなあ。
 そして、古い備品には、大抵こんな風に購入日とか名前(部署名)が書いてあって「きちんと買って、長く大切に使う」という意思が見えてくるのも、個人的にはなんだか好きです。ウチの車庫にも、祖父の名前が書いてある脚立がまだあったりしてね。

 んで。

 こんないろんな懐かしいお宝を整理したあと、夕方から「財宝」という焼酎を呑んで帰ってきました。確かに、お宝な一日だったなあ。

 自治会の役員の仕事もこれでおおむねおしまい。いろいろ面倒なこともあったけれど、終わってみれば楽しかったな。そんな気がするワタクシなのです。

2015年2月15日 (日)

雪の片付け方

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 時々は、僕が住む糸魚川ではなく、家族の単身赴任先の長野市の風景を。
 金曜日、日帰りの東京出張は、ちょっとした酔狂で特急はくたか->上越新幹線で上京し、戻りは東京から新型車両のE7に乗って長野まで。そこで週末戻って来る家族と合流して車で糸魚川へという一筆書きルートで移動してみました。
 おりしも善光寺界隈では善光寺灯明まつりが開催中
 http://www.nagano-toumyou.com/  (本日2/15まで~)

 ちょっとそのあたりを歩いてみると、降り出した雪を片付けるためにお店の人が竹箒で道を掃き始めました。

 糸魚川よりもずっと寒い土地。そして、糸魚川よりも少ない雪。こういう片付け方も、あるんだなあ。逆に、消雪パイプみたいなことをやってしまうとかえって凍って危なくなってしまうわけで、雪とのつきあい方も土地ごとにいろんなスタイルがあるのだなあとあらためて思う風景でした。

 それにしても。

 警報が出て、あれだけ降って。
 でも、山の方はともかく、海の近くは本当に雪が残らないなあと、先週今週と実感しています。ありがたいなあ。

2015年2月14日 (土)

ジオパル・オープン

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 今日は、糸魚川駅アルプス口(南口)の待合室・観光案内スペース「ジオパル」のオープンの日。当初の計画では「列車待ちは自由通路で。大きな待合・集合スペースはあえて作らない」という話もあっただけに、でっかくれんが車庫の顔がそびえ立つ南口にこういう施設ができることになったのは、れんが車庫の保存活動にちょこっとだけでも携わったものとしてはなんだか感慨深いです。

 さて、写真は「今日のジオパーク」のホワイトボード。
 めいっぱい、今日どんなことがあるのかが書き込まれています。
 きちんときれいにデザインされた館内より、こういうもののほうがずっとアイキャッチ性が高いと思う僕としては、このボードが今後どんどん自己主張していくと素敵だなあと思ってしまいました。

 今日は地元の新幹線試乗のみなさんも駅に集まっていて、賑やかだった糸魚川駅。
 E7は仕事でここんとこちょくちょく乗っていて、昨日も乗ってきた僕だけれど、まだこの区間は乗ったことがないし、ましてや糸魚川以西はもっと遠くまで開通すればともかく、金沢までであればおそらく乗らないから、自分ちのあたりを新幹線で通る機会はなかなかなさそう。それだけに、糸魚川~金沢の試乗のみなさんが羨ましいです。

 そんなこんなで、あと一ヶ月。なんですねえ。

2015年2月13日 (金)

惜別

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 去年あたりから、あと何回乗るのかなと思い、名残を惜しみながら乗ってきた「はくたか」。3月はいまのところ上京予定がないので、たぶん今日が最後になるのだろうなあ。そんなことを思いながら自由席のシートに座っています。

 表日本にいく出張で困るのは、いつもこんな冬の雪天の日。今日も、関東方面は晴れで、しかもあったかいらしい。こっちのいつものカッコ、スキーウエアの上だけ羽織って長靴なんてカッコでいくわけにはいかないし、晴れているむこうでずっと傘を持ち歩くのも面倒。というわけで、短い靴で、傘を差さずに「寒いから溶けてびちょびちょしないよね」とか思い込みながら駅に歩いてきました。
 駅のサービスでパークアンドライド的な「新幹線の切符を買うと旅行中は車を止められる駐車場を無償提供」なんてのがあるけれど、駅で長靴や傘をまとめて預かってくれるようなサービスも、やってくれないものですかねえ。

 今日の帰りは長野までE7の予定。いろんな意味で感慨深い一日になりそうです。

2015年2月12日 (木)

世界記録に挑戦

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 3/14はご近所のイベント集中日。それはなぜかというと、北陸新幹線が金沢まで延伸するからで、ウチのまちも新規開業駅のひとつだからなのです。
 おとなりの妙高・上越両市でも、黒部市でも、いろいろあるんだろうなあ。そして、糸魚川でやらかすうちのひとつが「世界記録に挑戦」なのです。

 クロス乾杯というのは、二人が腕をクロスさせながら飲み物を飲む乾杯。これを500組・1000人でやろうというのが今回のチャレンジ。ちなみに、現在の記録ホルダー、和歌山県の田辺・白浜での昨年の様子が、ギネスワールドレコーズのサイトに紹介されています。
 http://www.guinnessworldrecords.jp/news/2014/7/umeshu

 先日2/10の糸魚川市の広報と一緒に、市内全戸に案内も配布されました。

 申し込みなど詳しいことは、このイベントを紹介している新潟県のページ
 http://www.pref.niigata.lg.jp/itoigawa_kikaku/1356803108610.html
 または、糸魚川 地酒の魅力発信 Facebook ページまで。
 https://www.facebook.com/itoigawa.jizake

 ・・・というわけで、妙に告知めいた投稿ですが、ワタクシもちょこっとお手伝いしております。みんなで世界記録、でっちあげましょう。

2015年2月11日 (水)

翌日

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 前が見えないような強烈な降り。そして、海面からはもうもうと湯気が立ち上ってR8沿いに車を停めてもほんの10mほどむこうにあるはずの海面がよく見えないような眺め。

 これほどの勢いで降っても、昨日の午後あたりからの急速な寒の緩みもあって、今日になるとかなり雪は減ってしまいました。
 やっぱり、あったかいんだなあ。降らない日も寒くて凍って雪が残っていくもう少し北のほうとちがって、ぼくらのあたりは、降るけれども氷点下になるかならないか。そんなくらいのあたたかさなのです。

2015年2月10日 (火)

とどかないけど

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 なんだか、海賊の刀のようなつらら。
 海の近くの食品工場では、防風林とおなじ方向にちょこっとなびいたように伸びたおおきなつららができていました。

 こういうのができる場所は家の周りにいくつもあって、小学校の頃はどうやって取って遊ぶか、いろいろアタマをつかったのを思い出します。雪玉当てて割って落とそうとして、ガラスにあたって怒られたりとか。今の子たちより僕らはずっと、日々いっぱい「悪いこと」やってたなあ。ひとつひとつは、小さいことで、しかもわかりやすいことだったけれど。
 俯瞰してみれば、今の子たちよりは僕らの方がずっと「悪いこと」をたくさんやっていたと思う。なのに、今の方がずっと深刻な結果に陥ることが多くなってきているように思うのは、いろんなことが便利になった分、こどもの力で及ぼせる影響が大きくなった、つまり、「道具にてこの原理が働いて大ごとにできるようになった」ということなのかもしれないななどと思ったりも。

 小さいときは、手の届く程度の小さな世界で。それが大きくなるに従って、どんどんと世界が広がっていく。そういう距離感は、ある程度の田舎にいてこそ得られるものだと思う。まちはどんどん田舎から「近く」なってきているのだから、この距離感を、僕らはウマく使いたいなと、そんなことを思うのです。

2015年2月 9日 (月)

証拠隠滅中

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 こどもを幼稚園に送っていった帰り。おそらく数分前の足跡なのだろうけれど、もう半分はうまりつつあります。そして、あちこちからスコップの音。

 週末は妙に春めいていて土曜日は屋根の上に布団を干したし、日曜日にはもう家の周りでは駐車場のはしに積んであるヤツ以外には雪を見ることがないくらいになってしまっていたけれど、それもこれもただの中休み。警報が出るほどじゃない注意報程度の雪で、ちゃんとまわりは真っ白に戻ってしまう。それが冬なのだと再認識する月曜の朝なのです。

 今週は、寒いらしいですぞ。みなさん、くれぐれもご自愛を。

2015年2月 8日 (日)

春のようでもなかやすみ

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 そういえば、イースター島の全てのモアイの上には石の帽子がかつて乗っかっていたという話を聞いたことがあります。「ムー」とか、そのあたりのアヤしい本が好きだった子どもの頃は、モアイだの、サルガッソだのバミューダートライアングルだの、そういう話をいろいろ読んでいたなあ。モアイがすべて海側を向いていたなんて話がその後その手の雑誌の「伝説ねつ造」だったことを知ったりしたことが、「ロマンのためにいかにも嘘を本当のように書くひとたちがいる」ということを知るきっかけだったような気もします。

 さて。この「石の帽子」はわざわざ載せたモノではなく、波ですこしずつ割れてきたテトラが、とうとう完全に本体と分かれてしまったもの。次に荒れたら、吹き飛ばされて別の場所に行っちゃうんだろうなあ。

 この晴れ空を眺めていると、もう立春も過ぎたし、冬は終わっちゃったのではないかと思うくらいなのだけれど、確か先週日曜日は時には前が見えなくなるくらいの雪の中、根知のスキー場でPTAのスキー行事をやっていたわけで、まだまだ冬は終わらないはずの2月はじめ。だからこそ、この中休みは楽しみたいなと思うワタクシなのです。

 今日も、散歩だな。みなさん、よい日曜日を。

2015年2月 7日 (土)

こんなに育ってたんだなあ

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 新幹線試乗記念弁当の写真を市内の方のFacebookのタイムラインで見せていただいたあと、所要で出かけたら先日ブログで触れた須沢の欅並木がもうすっかり切り倒されているのに気がついて、写真を思わず撮ってしまいました。
 そして、もうちょっと伸びれば新幹線の防音壁の上までいって車両に触れたりするかもしれないということで切られることになったんだもの。でかい木だったんだよなあと、あらためて切り株の大きさを見ながら思うのでありました。

 昨日は青空が広がる中冷たい雨や雪が降ったりとヤヤこしい天気だったけれど、この週末は青空が広がるみたい。あとでもう少しあったかそうになった切り株を眺めに行って、ついでに座ってきたりしようかな。

 そんなこんなで、おはようございます。

2015年2月 6日 (金)

選択と集中

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 日ごろなら冬に通ろうとは思わない道だけど、あんまり天気がいいし、まわりに雪もないしということでちょっと行ってみた。途中まではちゃんと除雪されていて、道も乾いていて。「いけるのかな?」と思ったら、しっかり除雪はココまででした。

 冬は抜け道は通らない。12月に一度倒木に閉じ込められて痛感したはずなのに、春気分ってのはそれだけで浮かれ気分なのだな、と。

 そして、今朝はうってかわって冷たい雨が時折雪になる天気。
 徳島の地震はかなり大きかったようですが、みなさん大丈夫でしょうか。くれぐれもご注意を。

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2015年2月 5日 (木)

立春をすぎると

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 昨日今日と、あちこちで急に植栽関係の工事がはじまったような気がします。
 写真は須沢の海岸線の歩道。一部を掘り返して花壇の準備がはじまりました。
 臨海公園内でもこれからなにかを植えるのか、一部掘り返しはじめた様子。

 まだまだ雪も降るんだろうなと思いながら合間の晴れを楽しんでいるのだけれど、春の仕事を始めているヒトたちも、確かにいるのだなあとあらためて実感します。

 冬は案外としつこいから、その分言葉でも、まわりの些細なことでも、一つずつ、すこしずつ、春を探していく。この土地の人間ならではの春まち数え歌のような日々に、だんだんなってきたのかな。

 さて、今日は関東方面は雪になるとのこと。侮らず、騒がず、みなさんご注意ください。

2015年2月 4日 (水)

ヒトが出てくる

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 あたたかい日はなにがちがうか。
 それは、「ヒトが出てくる」ということなのかも。

 海岸には散歩の足跡がたくさんあり、そしてこどもたちが学校にいっている午前中には、サッカーコートで遊んでいるシニアのひとたちがいる。
 一昨日はここは雪でまっしろで、足跡だってなかったんだもの。

 立春だからあったかいわけじゃなくて、ただの冬将軍の気まぐれの一日。でも、だから、だからこそ。みんなで有効に活用するんだな。それが、雪国なのです。

2015年2月 3日 (火)

沸騰

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 遠浅の海での冬の波は、波打ち際だけじゃなくずいぶん遠くまで白くなっていて、どこかお湯が沸いているみたいだなあと思うことがあります。

 例のつついしの電柱のまわりもそんな感じ。おもわず仕事で横を通りかかると撮ってしまうこの電柱だけど、コイツは冬が似合う気がするんだよなあ。
 リタイアしても、誰かに面倒見てもらうわけでなく、けっこう酷い波を受けながらも、すっくと立っている。それがなんだか、かっこいい。

 写真撮り仲間にはこの電柱のファンは多いのだけれど、それも「そういう先輩」だから慕う後輩がたくさん集って、結果としてひとりぼっちにはならないという姿のようでもあって、それもいいな。そんなことを思ったりもするのです。

 さて。

 今日も寒い一日になりそう。こどもが通う小学校では、とうとうインフルエンザでの「学年閉鎖」も出てきてしまいました。みなさん、くれぐれもご自愛を。

2015年2月 2日 (月)

凸凹

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 少しだけ雪が降った朝に浜を歩くと、「ああ、浜ってでこぼこなんだなあ」と思います。

 冬には陸よりも海水のほうがすこしはあたたかいし、海岸は遮るものがないだけに雪はほとんどたまりません。でも、ちょっとした凹凸や石の影に、こうやって雪は残る。人の体が丸ごと入るようなすごく大きな雪穴じゃなくて、くぼみのようなものを作るだけでも時にビバークできるのも、物陰かどうかで大違いだからなんだろうなあと、そんなことを思うここのところ理科づいているワタクシです。

 そんなこんなで、今日も寒い一日になりそう。みなさん、あったかくしてお過ごしください。

2015年2月 1日 (日)

気温の変化

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 今日はときおり酷く降るものの、そんなに冷え込むこともなく、なかなか天気がころころかわる日でした。
 こんな日には、軒下のつららも七変化。
 ふつうつららは「先から滴る」ときに育つものだけれど、屋根雪が緩んでちょっと飛び出してくると、ちょうどその時屋根の先だったあたりからつららが伸び、またちょっと雪がせり出してきて・・・ということで、いろんな場所からつららが下がっている雪庇をみかけたりします。
 ほかにも、屋根のへりで丸まった雪にあわせて、先のつららも丸くまがっていったりとか。

 こういうのを見つけるたびに「ぼかあ理科の子だなあ」と、40代も後半のオヤジなのにあらためて思ってしまったりします。

 大量に降って除雪しなきゃいけなくなるとけっこう辟易するけれど、やっぱり雪国はちょっとは雪がないとね。そんなことを思う日曜日なのでありました。

 さ、そろそろ晩酌かな(笑)。

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