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2014年12月31日 (水)

みどりというごちそう

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 12月の最初から妙に続いた雪天。
 林道で倒木に遭遇してUターンしたり、駐車場で妙に苦労したり、「寒い谷」のバス停を眺めにいったり。なんだか雪の多い年の瀬だったけれど、大晦日になってみれば結局そこいらに自転車の轍があるような、いつも通りの海岸部の雪の量になっている気がします。

 今晩あたりから荒れるそうだけれど、バスも全部運休する元旦に、真っ白な雪の朝が訪れるというのもなかなか悪くないかな、と。
 (糸魚川の市内のバスは、毎年元日全線運休なのです)。

 そんなわけで、今年もつたない写真とつたない文章におつきあいいただきまして、ありがとうございます。

 最後の一枚は、先日駅前の多喜さんでつまんだ「ひすいぎんなん」をスマートフォンのカメラで。
 きれいな緑もまたごちそうに思える。そんな季節になってきました。

 年末年始、荒れた天気になるという予報もあります。
 みなさん、お気を付けて、よいお年をお迎えください。

 僕は、今日水ようかんと年越し蕎麦を買ってきて、そのあとこたつにあたりながら年賀状を書こうと思います。松があける頃までには届くように投函しますので、ご挨拶が遅れる方、ご容赦を。

 さて、まずは神棚を掃除して、しめ縄をつけかえますか。

2014年12月30日 (火)

もちつき

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 先日、親戚に送る分ちょっとだけついたもち。今日はがっつりと鏡餅やお正月ののし餅分もつきます。
 たぶん、3臼目くらいからは弟家族たちもやってきて大騒ぎになるはず。

 そんなわけで、写真はひとつめを火にかける前に記録もかねて一枚。黒豆一杯の豆餅になります。

 すこしずつ、お正月。仕事はまだ片付いていないけれど・・・(笑)。

2014年12月29日 (月)

見る人が見れば

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 先日、糸魚川駅アルプス口にモノリスとして一部再現された赤れんが車庫の保存活動に携わったひとたちの慰労会に顔を出したとき、Mさんが「市振駅にも、保存しなきゃいけない小さな煉瓦の現役施設があるんですよ」と教えてくれました。
 R8沿い。いつも通っているのに全然気づかなかったなあと思っていたら、つい先日電車の旅の途中に糸魚川に立ち寄ってくれた、実際に顔を合わすのは20年降りくらいの素敵なセンパイオヤジが見せてくれた道中の写真にもこの建物が登場して「ああ、好きな人が見ると、すぐに気づく建物なんだなあ」
 そんなことをあらためて思ってしまいました。

 そんなわけで、今日はたぶん今年最後の出張仕事。隣の県まで車で移動だったので、ついでにちょこっとホームから眺めてみました。イギリス積みで瓦葺きのいかにも日本的な建物。正面には「火気厳禁」の文字。そして、電気のスイッチの様子を見ると、バリバリの現役の匂いもします。

 今年は、赤れんがネットワークの大会に参加させてもらって、会場になった富岡の方たちの富岡製糸場をめぐるいろいろには圧倒されました。

 貴重なものがあるから、ヒトに自慢できる歴史があるから、だから愛おしむのではない。
 僕らが住むその街が、どういう経緯を経てこうなったのか。僕らがいつもやっている習慣はどうその形に収斂していったのか。
 極論を言えば、よその人にとってはどうでもいいことなのかもしれないけれど、ここに住む「僕ら」にとってはとても興味深く、意味がある。そういうことを彼らはしているのだな、と。

 今までを知ることは、自分を知ること。そして、それは、これからなにかをしたいと願うときの立脚点を強くしてくれるということでもある。

 だから「この建物を残したい」というよりも、「この建物が今に至るまでのいわれを知りたい」と思う。そういうことの積み重ねが、あっちこっちでできればいいなとあらためて思った僕なのです。

 さて、一日まるごと出勤は(きっと)今日で終わり。あとは毎日ちょぼちょぼ仕事をしながら年を越すことにします。

 

明日はとりあえず、餅つきだな。

2014年12月28日 (日)

今年最後の青空

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 そして、年末年始は大荒れなんて予報が出ているので、早速旧青海中学校の南校舎あたりに立って、今日の黒姫を撮ってきました。
 26日までは雪。それが今日はこんな感じになっちゃうのだから、天気も二転三転。
 できれば年越しは、おだやかな風情を感じる程度の雪にしておいてほしいなあ。

2014年12月27日 (土)

暮れてゆくなあ

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 まだまだ仕事納めは遠いワタクシは、今日の午前はかなりひやひやする局面をなんとか片付けて、夕日を見送りながらちょっとほっとしております。
 仕事柄、機械なんていくら壊れても仕方がないと思っているのだけれど、一方でデータはひと文字分も失いたくないという思いがあります。それだけに、データ消失のリスクがある作業をするときというのは(それなりにもちろん万全の準備はしてやるのだけれど)、血圧は上がり、動悸ははやまり、汗が出てくることもある。だからこそ、無事終わっての一段落で見送る夕日が、おだやかでなおのことありがたいんだろうな、と。

 明日は今年最後のおだやかな天気。その後は大荒れの予報。
 ゆっくり家にこもって雪見酒できるように、あと数日がんばります。

2014年12月26日 (金)

寒い谷

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 いつも「すごい名前のバス停だなあ」と思う。そんな、早川谷の「寒い谷」バス停。
 仕事でちょっと近所にいったついでに、昨晩のぞきにいってきました。

 海岸沿いでは雨だか雪だかわからないような天気。なのに上っていくとどんどん降るモノは白く、堅くなってゆき、このあたりでは大きなツブの雪がとんでもない勢いで降っていました。
 ほんの数km離れただけなのにまるで別世界。ちゃんと冬は休むことなく営業中なのだなとあらためて感じてしまいました。

2014年12月25日 (木)

準備

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 出張中にも雪は降ったらしいけれど、晴れの天皇誕生日などで平地ではほとんど雪が消えてしまいました。雨で湿って重くなった連中は、山間部だとまた倒木のモトになったりするのだろうけれど、とりあえず今朝のうちのまわりは毎年の12月のように冷たい雨が降る朝です。

 さて。

 今年はじめの北関東の大雪のとき、あらためてこの時期身の回りのあっちこっちの、ほんとどこにでも除雪車や除雪機があるなあと実感しました。あれ以降「あ、ここにもある」とついつい見つけちゃうようになったのだけれど、先日戻ってきた糸魚川のホームでもひとつ、ちっちゃい真っ赤なのが待機しているのを見つけました。

 あっちこっちで、いろんなひとが、準備しているのだなあ。今年は例年にも増して、そう実感した年だった気がします。

 そんなわけで、クリスチャンでもない僕にとってはクリスマスだからどうということはないのだけれど、昔英語の教科書で読んだ「boxing day」(クリスマス翌日の12/26)のように、なにかの折りにそういう僕らの暮らしを人知れずサポートしてくれているいろんな準備に「ありがとう」を思うというのは大切なことだと思う。そういう意味では、よその国の神様のお祭りもなかなか悪くないな、と。そんなことを思ったりもするのです。

 そんなこんなで、メリークリスマス!。

2014年12月24日 (水)

ありがとう

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 最近、朝一東京の時間をはやめるために長野までクルマでいってそこから新幹線というコースにすることも増えてきちゃったので、すこし頻度が落ちているほくほく線経由。
 なので、昨日はひさしぶりに戻りでほくほく線に乗りました。乗り換えの途中に、こんな大きなボードも発見。北越急行カラーのはくたかの写真が並び「ありがとう」の文字。ほんとうに、この電車には、お世話になったなあ。

 3/13まで。おそらく、あと2~3回はお世話になるはず。
 楽しんで乗りたいと思います。

2014年12月23日 (火)

青空

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 無事今年最後?の出張仕事も終わり、こんどは行きとは別ルートで上越新幹線の車中におります。
 ここしばらく、糸魚川では自転車に乗ることも、ゆっくり時間をかけて歩くこともなかなかありませんでした。なにせここしばらくは、あの天気だもの。
 それだけに、昨日は二時近くまで働いていたというのに、日の出とともに起き出し、ホテルから仕事先まで一時間以上かけてのんびりと散歩。いろいろ物見遊山でスナップを撮りながら、ずいぶんとリフレッシュできたように思います。

 それにしても、問答無用の青空。新幹線はわずか2時間そこそこで表日本と裏日本をつないでしまうだけに、冬はあらためて「表裏」を強く意識します。

 では、鉛色の空の下に戻ることにしますか。

2014年12月22日 (月)

ハイビームの方が見えない

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 こういうとき、助手席はラクだなあと思いながら、今朝は単身赴任先へ戻るカミさんの車に乗せてもらって長野まで。そこから朝イチの新幹線に乗って上京です。
 うっすら雪が見えたのは上田くらいまで。そしてそのあたりもぬけるような青空。今これをかいている埼玉県内はもう、どこが冬なんだろうっていう散歩日和です。
 これじゃ、「表日本・裏日本」って言われても、納得しちゃうなあ(笑)。
 夜の長さはあっちもこっちも一緒なんですけどね。

 雪は、県境のあたりが一番酷かったけれど、地震の影響で迂回が必要だったオリンピック道路周辺は通れるようになっていて、いつもの長野~糸魚川コースでは一カ所交互通行の場所があっただけでした。ほんとに、年内までになんとかしちゃったんだなあ。元に戻そうとがんばる人たちには、本当にあたまが下がります。

 そんなこんなで、たぶん年内最後の出張なのだろうなあ。がんばってきます。

2014年12月21日 (日)

今年も、Squall Live

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 まだまだ年越しできるだけいろんなことが片付いていないというのに、年末の風物詩がどんどんと押し寄せてきます。そして、昨晩は毎回写真を撮らせてもらっている Squall さんたちのライブ。
 なんだか、ここ数年年末のライブは雪が降ったり、妙に寒い日になることが多いのだけれど、今年も冷たい雨の夜、あったかい気分になるライブでした。会場は、キーボードとギターの相沢ご夫妻が先週の芝居、オデュッセイアのサポートをされていたこともあって、さながら芝居一週間後のお疲れさん会。ついでにこの日の午後から行われたひすい弦楽アンサンブルの内輪のクリスマスコンサートからの流れでやってきたひとたちもいて、なんだかお知り合いのとても多い客席でした。

 んで。

 写真は、ここしばらくいつも気に入って撮らせてもらっているとあるご夫妻の後ろ姿。みなさんがなんとなく真ん中とか後ろに座るなか、いつも Squall のライブでは最前列に座ってにこにこして聴いてられます。なんだか、その後ろ姿を眺めていると、こちらも幸せな気持ちに、なるんだよなあ。

 そんなわけで今年も一枚。どうもありがとうございました。

 そして、今年の Squall 冬ライブも終わり、また年の瀬が近づきました。
 がんばっていろいろやっつけなきゃ。明日はたぶん今年最後の出張。長野駅からE7に乗って上京してくる予定です。

2014年12月20日 (土)

ときどき、黒姫

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 ということで、雪も一段落しての青空の下の黒姫を一枚。
 毎日眺める「ぼくのまちのやま」だけれど、ちゃんと季節ごとにちがう顔をしているなあとあらためて思う。

 そして近い山だからこそ、この場所に住む僕と、たとえば田海のあたりに住む人、大沢あたりに住む人、大野あたりに住む人、わずかクルマで10分ほど離れただけでも、ちがう方向からの違う顔を眺めることになる山。みんながもっている「ぼくのまちのやま」のイメージは、地元以外の子が絵に描く富士山のようにみんなおなじ形ではなく、ひとそれぞれにちがう形なのだろうなあ・・・なんてことも思ったり。

 そんなわけで、僕が40年以上眺めてきた須沢の黒姫はこんな顔。
 冬のはれた日の姿は、確かに「青海八景」に値するなと思います。

2014年12月19日 (金)

おう、今日は少しはおだやかだなあ

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 ロッキングチェアでパイプをくゆらせながら、そんなことでも言っていそうな後ろ姿。
 砂浜の手前の散歩道のあたりにまで、今日は大きな石や流木がごろごろと打ち上げられています。そして、波の「ざっぱーん」という音だけでなく、引き波とともに石が転がる音も、おおきく響き渡っています。

 波浪警報が解除になった後も、海はなかなか怖い。ちゃんとこころして、眺めたいなと思います。

2014年12月18日 (木)

たぶん、青

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 今回の雪、山のほうでは降雪量そのものがすごいのだけれど、もともと雪の少ない僕が住む海岸部では、雪というよりは横殴りの強い風にやられている感があります。
 信号もこの通り。毎年冬になるたびに思うのだけれど、LEDの省電力は「熱になって無駄にならない」ってことだから、電球の信号よりもはやくこうやって信号が雪で覆われちゃうのだよなあ。クルマのヘッドランプも、LEDだとときおり降りて前を拭かないとついた雪でどんどん暗くなってしまったりもするので、こういうまるで氷水を吹き付け加工しようとでもしているかのような天気は、やっぱりいろいろ困ります。

 そろそろ峠を越えて一段落のようなのだけれど。ほんと、そろそろ一段落してほしいなあ。

2014年12月17日 (水)

ようかいのせいなのね

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 そうはいっても、雪のシーズンは12月はちょぼちょぼ。すこしずつ怖い目に遭いながらもだんだんとなれていって1月2月のドカンと来るのに備えていくというのが毎年のことなので、運転の感覚とか危機管理的な考え方とか、そういうものがまだまだ本当に雪国モードになっていません。
 今日も、ちょっと仕事の届け物で美山公園方面にあがって「あ、平牛方面は通行止めなんだ」とか思いながら大野方面に抜けようと思ったら倒木でその先に行けず、雪で道幅が狭くなっているところをなんとかUターンして陸上競技場方面へ抜けようと思ったらそちらにも倒木。結局、元の「平牛方面通行止め」のバリケードのところをまた戻ってくることになったのだけれど、ちゃんとアタマが雪道モードになっていたら「さっき通れた場所から戻ろう」って考えるのが当たり前。あえてちがう道を通ってみようなんて思うあたり、まだまだアタマが雪を舐めてるんだろうなあと、あらためて思ってしまいました。
 それが3月くらいになると、体にしっかりこういう感覚がしみついてくるので、遊園地でカート運転しててもインを攻められると自動的に道をあけちゃったりするようになるんだな(というようなことを、いまはなき多摩テックをやったことがあります(笑))。

 それにしても。

 12月にこれだけの雪。まるで、なにかにとりつかれてるみたいだなあ。

2014年12月16日 (火)

中と外

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 荒れているとき、遠浅の海岸はまるで沸騰しているかのように向こうまで真っ白くわき上がります。こんなに、海面って凹凸になるんだなあなんてことをあらためて実感するくらい。
 そして、漁港を通りかかると、防波堤ってホントに、波を防ぐんだなあとも実感。外はあんななのに、中は白波一つたっていない。

 こんなことを実感する日は、たいていとても寒い日。
 どちらかというと脂性な僕の指が、スマートウォッチの表面をスワイプしても無反応で、一度指先を舐めたら反応してくれた・・・なんてこともありました。だんだん、皮脂も減っているんだなあ。寒さだけじゃなくて、加齢も。そんなことに気づく冬の夕方なのです。ああ。

2014年12月15日 (月)

うみにはちかづかないようにしましょう

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 今週も、週末雪が降り出すと、電車が運休になり高速道路は通行止めになり、そしてあっちこっちの林道が倒木で一時的に通れなくなりました。

 やっぱり、冬は、優しくない。
 そりゃ、昔に比べて除雪も丁寧だし消雪パイプも増えたし、いろんな面でのインフラは整ってきているから、大雪即数日まちが停止というようなことはないし、雪を楽しむこともできる。できるのだけれど、それでもなお安心しすぎることなく、ちゃんと「正しく怖がる」ことは、大切なのだと思います。

 そんなわけで、波浪警報は解除になりましたがまだまだ海は荒れていて、散歩の足跡もあまり見かけません。くれぐれも波打ち際で石拾いなどして、波にさらわれたりしませぬよう、お気を付けください。

2014年12月14日 (日)

拍手を眺める

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 パンフの写真を撮るために、時々覗いていたオデュッセイア。
 昨日も、ゲネプロの写真をキャストのみなさんに届けて、あとはゆっくり客席で見ようと思っていたら急遽劇中の写真も撮ることになりました。
 そんなわけで、シャッター音がみなさんの邪魔にならないように、上手側親子室の中で見た芝居。堪能しました。

 そして終演後、おざなりではなく、後ろから撮っているカメラにはっきりと写るくらい大きく、ひとによっては頭の上まで手を上げて、拍手していただいていたお客様を見ながら、なんだか幸せな気持ちでこの写真を撮りました。

 こういう気持ちになることができたとき、その場にいるひとたちはなにかを共有していると思う。そして、そういう瞬間に立ち会えることは、そうそうはないもの。それだけに、昨日は幸せな午後だったなあ、と。

 そんなわけで、今日が千秋楽。当日券のご用意はまだあるそうです。
 予定していなかった方も、ぜひお出かけください。

2014年12月13日 (土)

「一味」ではないさみしさ

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 糸魚川創造シアターの芝居は「三人姉妹」に子どもがちょこっとだけ出していただいたのをきっかけに記録写真担当として少しだけ関わらせていただくようになりました。
 市民演劇とあなどるなかれ。今年もプロの方に演出いただいて、キャストは夏前から稽古稽古の日々。秋の終わり頃からはほとんど休みもなく、大人は年休をやりくりしながら、子どもキャストたちは宿題まで持ち込んで頑張ってきました。

 そして、今日と明日の二日が本番。

 毎日必死にやってきたひとと、時々関わる人間の間には、絶対に共有できないものがある。本番が近づけば近づくほど、キャストにも、スタッフにも、高揚感が訪れます。その高揚感に触れて、僕も中にも高揚感はやってくる。でも、それは彼らの熱にやられているだけで、本当のところでは共有できないんだろうな。そんなことを思って、少しの寂しさを感じたりもするのがいつもの直前から本番にかけての頃。
 でも、「寂しい」よりもずっと、この高揚感に感染する気分のほうが「!」なのです。だから、のぞきに行っちゃうんだろうな、と。

 そんなわけで、オデュッセイアは本日14:00に一日目の幕があきます。まだ当日券はあるそうなので、ぜひみなさんお越しください。
 (で、午前中9:30からは青海生涯学習センターで、土よう子ども会のクリスマス会もやってます。そちらも、ぜひ)。

2014年12月12日 (金)

ランディング

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 この時期は、なんだかおとなり上越にいくたびに、保倉小学校周辺の白鳥をすこし眺めてから戻ってきている気がします。
 そんなわけで今日も、朝イチの打ち合わせを終えてから一枚。田んぼに降りてくる連中の足を見ると、ああ、コイツも水鳥なんだなあなんてことを思い出したりします。

 糸魚川に戻ってきたら、雪は雨になり、ちょっとほっとしました。でも、今晩からちょっとまた強い寒気がやってくるらしいとのこと。また週末は雪がけっこう降りそうだし、くれぐれもみなさんお気をつけください。

 なお、明日明後日は午後からきらら青海で芝居「オデュッセイア」があります。
 で、その関係もあって(笑)、毎月第二土曜日の土よう子ども会は今回いつものきらら青海講座室ではなく、おとなり生涯学習センターの会議室での開催です。例によってサンタが来てプレゼントも配りますんで、雪の中なんとかお出かけください。お待ちしています。

2014年12月11日 (木)

落葉

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 あったかい頃には「なんだか、水着みたいだねえ」なんて冗談を言っていた糸魚川魚市場前の書き割りな木。
 すっかり葉っぱも落ちて、冬の顔になってしまいました。

 今年は、ここの変化を一緒に楽しんだダンディなオヤジをひとり、見送ることになっちゃった年だったなあ。そんなことを思いながらの一枚。
 日々の暮らしの中では仕事がいろいろ立て込んでいることもあって「まだまだ今年終わっちゃ困る」状態なんですが、忘年会があったり、クリスマス会なサンタのお座敷がかかったりと、今週あたりから急に年末感がおそってきた気がします。

 そうはいってもまだまだ年末を穏やかに迎えるには片付けなきゃいけないことがたくさんあるんだよなあ。お互い、なんとかやりすごしましょう(笑)。

2014年12月10日 (水)

写真を撮るということ

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 毎年の年末の楽しみの一つが、JAさんから届けられる「糸魚川の大地の恵み」カレンダー。おもに農作業をするおじいちゃん、おばあちゃんやそのお孫さんたちの笑顔の写真が並ぶカレンダーなのだけれど、新しい年のものをいただくたびに思うことは「今年もあんまり笑顔を撮らなかったなあ」ということなのです。

 きれいなソラや海も撮りたい。ぼくのまちのやまも撮りたい。撮りたいものはいろいろあるのだけれど、年末に振り返ってみると、やはり僕が撮る写真のなかではひとの写真が飛び抜けて少ない。そして、毎年「来年はもっと、人と話して、話したひとの笑顔を撮りたいなあ」と思いを新たにしては、その年末に「今年もイマイチだったなあ」と反省する。そんなきっかけになっているのが、このカレンダーなのです。

 そんなこんなで今年も反省の一年。
 僕は「そのものずばり」よりは、それを通して感じる、その向こうにあるものを撮りたいという個人的な好みを持っているのだとは思う。そこはかわらないでいきたいのだけれど、その中にもう少し「そのものずばり」のニュアンスを足していきたいなと、そんなことを思っている年末なのです。

 それにしても、もう年末。なんですねえ・・・。いろんなことが、間に合わなくて冷や汗が出てきそうなあと20日ほどです。

2014年12月 9日 (火)

おとこのこ・おんなのこ

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 とりあえずの除雪が必要な時期は過ぎ、まちのあちこちで道幅を確保するための除雪車が動き出しました。あらためて、一発目としては記録的な量の雪だったと思う。大人はひーひー言ってますが、コドモたちは大喜びです。

 んで。

 信号待ちをしていたら、小学校の子たちがさあっと目の前を走り抜けていきました。信号が点滅するところで男の子は走り抜け「えー、もう赤だよ~」と言いながら女の子は立ち止まる。ルールを守らない男子を学級会で「よくないとおもいます!」とか女子が言う構図って、もう嘉門達夫のネタにしか残ってないのかと思えば、今でもまだ、残ってるんですねえ。

 実際に彼らとやりとりしていると、ガキ大将的にクラスを仕切っている一番活発な子が女の子だっていうクラスも珍しくないし、その中にはなかなかの悪ガキもいる。ひとりひとりを見れば、みんなひとそれぞれなのだけれど、でも一方でこういう風景も残っている。
 リクツとか善し悪しとか、そういうものとは別の部分で、それがちょっとうれしい。そんなオヤジになってしまいました(笑)。

 とはいえ。

 あちこちに雪が積み上げられた状態は、彼ら・彼女たちにとってはすごく魅力的な遊び場でも、実は危険のカタマリでもある。突然コドモが滑り落ちてきたりしないように、クルマを運転する僕らは、トバさないで細心の注意でいきましょう。僕らもまだ、今シーズンの雪道の運転感覚は、まだ十分に戻ってきていないのだから。

2014年12月 8日 (月)

あたたかいもの・いくつものおかず

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 僕は、一人暮らしというものをしたことがありません。自宅で育ち、そのまま地元で仕事を得て、いまだにおなじ家に住んでいて、その間確かにひとは増えたり減ったりはしたけれど、それでもいつも家族のいる生活をしている。
 だから、昨日お手伝いしていた地域の一人暮らしのお年寄りを招いての昼食会で、数年前には家族のためにあたたかいものを何品も用意されていたであろうおばあちゃんたちが、温かい食事と、仕出し弁当の中のいくつものおかずに「あったかいごはんはうれしいね」「こんなにいくつもおかず、たべきれんわ」といった声があちこちで出るところに、年を重ねてからの一人暮らしというものを思わず想像してしまいます。

 この日、一番人気だったのは、このなめことお豆腐の味噌汁。あちこちでおかわりしていただきました。そして、みなさんを送り出す玄関で「ほんとうに楽しかった」と言ってくれた方がたくさんいたこと、なんだかとってもうれしかったなあ。
 今年あたっていた自治会の役員仕事もほとんど終わってきて、こういう機会はあと少しだけなのだけれど、いろいろ発見があった一年だったなと、振り返るとあらためて思う。ルーティンとちがう発見って、なんだか、いいよね。

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2014年12月 7日 (日)

絵本は読むだけじゃなくて

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 遊ぶものでもあります。

 というわけで、写真は昨日から開催中の「紅梅文庫冬ものがたり」で、モンタージュでいろんな顔を作る大きなしかけ絵本で遊ぶコドモ。紅梅文庫のコレクションの中には、海外のしかけ絵本がずいぶんとたくさんあります。今回の「冬ものがたり」でも、大型のをけっこうたくさん持ってきているので、いろいろ遊べますよ。
 12日の金曜日まで、毎日10:00~15:00、旧高野寫眞舘さんで「紅梅文庫冬ものがたり」は開催中です。

 旧高野寫眞舘は営業中の高野寫眞舘さんのおとなりにある歴史的建造物。
 会場になっているこの古い建物も、ぜひこの機会にご覧あれ。
 http://bunka.nii.ac.jp/SearchDetail.do?heritageId=143498

2014年12月 6日 (土)

ぶり大根な天気

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 時々、崎陽軒のシウマイに入っている醤油入れ「ひょうちゃん」をふたつならべた写真を撮っています。いろんな表情、いろんな仕草で、なんだかお話がうかんじゃう。そんな写真のセンパイに触発されてのまねごとなのだけれど、最後に「ぶり大根」なるお話の写真を撮った組み合わせが仕事場の窓辺に並んでいたので、今日の雪景色と一緒に一枚。

 なんだか絵本「十二支のおせち料理」じゃないけれど「一夜明けたらお正月」みたいな真っ白さでしたねえ。

 本格的な冬を思えば、これくらいの量なんてことないのだけれど、なんだか決定的に引導を渡されたような、そんな気がする朝です。

 なんでも、先月末にマリンドリーム能生であったスタッドレスタイヤの装着律調査では、トラックなどの大型営業車は9割が交換済みなのに、小型車は3割程度しかまだ交換していないとのこと。自分がかえてても、周りがかえてないってことのある時期ですし、雪タイヤじゃなくても案外走れちゃうのだけれど、キモは「曲がれなかったり止まれなかったり」するところだから、気づいたときには事故のあとだったりするもの。
 くれぐれもみなさん気をつけた週末をお過ごしください。

 ちなみにひょうちゃんの写真をまとめたサイトを作っていただいている方がいて、以下のサイトでご覧いただけます。ワタクシのも数点ありますが、他の方のをぜひお楽しみください(笑)。
 http://hyouchan.greensteppy.com/

2014年12月 5日 (金)

みにくいアヒルの子

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 といっても、こういって見比べてみるとちょっと色がちがうやつもなかなか雄々しくて、「いろんなやつがいるな」くらいにしか思わないけれど、古今東西物語を書く人というのは、想像力(妄想力)が豊かなのだなあと思う。

 そんなわけで、写真は隣町上越の田んぼのハクチョウ。
 まだこのときは、降っているけど積もってはいないという感じだったのに、だんだんと雪は増えていき、あたりは真っ白に。
 今年最初の里の雪。林道が倒木で通行止めになったとか、明日までの24時間降雪量が40cmくらいになりそうだとか、なかなか不気味な話もありますが、みなさんくれぐれもご注意くださいませ。

 んで。

 明日から、また久しぶりにかつて横町にあった私設図書館、紅梅文庫のコレクションから、実際に手に取ってみることができる「紅梅文庫冬ものがたり」がはじまります。
 10:00から15:00まで、旧高野寫眞舘にて。今回はクリスマスやお正月の本、仕掛け絵本を中心に持ってきていますので、ぜひ絵本などに興味をお持ちの方はお越しください。12日金曜日までの開催です。

2014年12月 4日 (木)

解除のあと

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 晴れ間は覗かないものの大荒れだった天気は小休止。波浪警報も解除になりました。
 そして、海岸を歩いてみてびっくり。ずいぶん海岸線のテトラが低くなっている!。
 積んであったテトラが波に押されて崩れ、運ばれた砂や石がテトラの内側にたまって高くなったことで、トータルで1m以上テトラが低くなった印象です。
 横に置いて組み合わせて転がらないようにする複雑な形のヤツが、こんなふうにどこぞの公共施設の入り口にでもありそうなオブジェのような形で立っているところまで。この間までツルツルだったヤツの表面ががさがさになっていたり、ぽっきりと折れたばかりのがあちこちに転がっていたり。
 あらためて冬の波の力、ひしひしと感じました。
 そんなわけで、旅行者の方はとくに、荒れている日に「石拾い」なんてなさいませぬよう。

2014年12月 3日 (水)

ここまできた

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 昨日は、クルマのフロントガラスにはみぞれがあたり、市内のスキー場からは「今雪が降っているよ」という発信があり、外気温が下がると警告するクルマからは今シーズンはじめて地元にいるのに警告されました。
 そして、夜があけると、黒姫は下の方まで真っ白。ここまで、雪がきたんだなあ。

 今日も晴れたり降ったりいそがしい天気ですが、風は強くて荒れ模様。みなさん、いろいろお気を付けください。

2014年12月 2日 (火)

地元のお店

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 昨日、とある方と「ネット通販と地元のお店を使い分けるときのちょっとした気遣い」の話をしたのだけれど、その直後出張先で乗ったバスの路線を間違い、隣の駅から結局タクシーで取引先に向かうというポカをやらかしちゃいました。
 駅からは少々遠い取引先。天気がいい時には駅のとなりのレンタサイクルで自転車を借りてちょっとしたサイクリング気分でお伺いするのだけれど昨日はあいにくの雨。費用節約でバス停にいってみたら、あと10分ほどで来るということで乗っちゃったら、それがたまたまその日工事の都合で停留所が別の場所になっていた他の路線のバスで、となり駅まで連れて行かれちゃった、と(笑)。
 最初から、タクシーに乗って「○○まで」と言えばそこには連れて行ってもらえたわけで、それを自己判断の絡むバスに自分で勝手に乗って、結果としてもっとたくさんの費用をかけることになってしまった。なんだか、直前に「そういうお客さん、なんだかちょっとなんだかなと思いますよね」と言っていた行動パターンと、重なる動きをしてしまいました。

 たいていの場合、田舎の専門店はマーケットサイズが小さいだけに、きめ細かな品揃えで即対応することが難しい部分があります。それだけ揃えても、全部が売れ残りになってしまいますから。でも「高い」「モノもない」となると、お客さんにあえてその店を選んでもらう理由がなくなってしまう。だから、たいていの場合「スタッフに相談してもらえば、ちゃんと答えを出しますよ」という、大げさに言うなら「コンサルティング」部分を頼ってもらいたいと思っていると思うんですよね。
 だから、そこにフリーライドされるのはヘコむのだけれど、その裏返しとして、ちゃんと「コンサルティング」できるスキルも、きちんと作っていかなきゃいけないなと、そんなこともあらためて思ってしまいました。
 そして、お客さんにも「なんだかよくわからないもの」を通販で買って失敗。買い直すなんてことがあるなら、地元で相談しながら買った方がトータルで安くなることもありますよ。ぜひ「よくわかんないことがある」なら、僕の勤務先へもお越しください(笑)。

 んで。

 写真は和三盆の打ち物のお菓子。贈答用の凝ったものではなく、ただのまるいヤツです。以前四国の友人からいただいたもののなかでこのタイプがすごく気に入っていて、「あー、アタマが働かん!」というときにコーヒーを飲みながら一個口に含んで気分転換したりしています。一週間に一個たべるか食べないかというものなので、四国のお菓子だし・・・とおもってたまあに通販で買っていたのだけれど、先日地元のお菓子屋さんでいちご味大福が中餡になっているぱりぱりの鯛の形の最中を買っていたら、お店の中でコイツを発見。
 ないないと思っていても、案外地元のお店にも、ブツはあるんだなと。そんなうれしい再発見でした。

 そんなわけで、地元のお店の「再発見」。年末に向かって買い物の多い時期。ぜひ。
 (と、仕事も兼ねてのお願いです(笑))。

2014年12月 1日 (月)

白い息を吐く

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 ひとが息を吐いても、しろい息になる季節になってきたんだもの。工場からの水蒸気だって、こんなふうになったりするよね。

 出張先から戻る途中、長野県内ではあちこちに「明日から雪」の表示。ラジオでもさかんに「平野部でも積雪があるかも。雪タイヤの準備を」と伝えていました。

 新潟は、どうなのかな。そろそろいよいよ、白いものが山の下まで降りてくる季節になってきたようです。タイヤ交換、終わってます?(ちなみに僕はまだです(汗))。

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