チェックポイント
こどもの通学路になっている国道をくぐる地下道の時計が、ここのところずっとなぜか2時間くらい進んだままになっていました。
鍵がかかったケースに入っていて、ちょこっと直すというわけにはいかないのでちょっと気になりながらもそのままにしていたら、地震後はじめて通ってみるとちゃんと正しい時刻になっています。
地震直後に学校から「すぐに集まって校内を点検しましたが被害はありませんでした。こどもたちは大丈夫でしたか?」という通知メールが来て、土曜の夜、もう一杯やってのんびりしているくらいの時間帯に、先生たちはちゃんと動いてくれたのにほんとうに頭が下がる思いだったのだけれど、その後先生方や道路を維持する仕事の方かはわからないけれど、ここをチェックしてくれたひとたちもちゃんといて、そのときに直してくれたんだろうな、と。
災害はとっても悲しいことなのだけれど、災害に遭遇するとみんなが即対応で「元通りに動けるように、なんとかなるように」動き出した跡をいくつも見つけて、なんだかすごくありがたい気持ちになります。火事場泥棒的に「この混乱に乗じて」って連中よりも、はるかに「ここをなんとかしなきゃ」ってひとのほうが多い。ほんと、僕はいい国に住んでいるなあと思います。
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