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2014年11月15日 (土)

お気に入りの図書室

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 今日と明日の二日間、きらら青海入り口のアトリウムのところでは、市内の小中学校の子たちの絵や工作などの作品が展示されています。

 確か去年は、その絵の中に大好きな絵本「ほげちゃん」が登場してちょっとうれしかったのだけれど、今年うれしかったのは、「お気に入りの図書室」という絵が何点か、しかもちがう学校・ちがう学年の子が描いたものが展示されていたこと。

 先日、児童文学の評論家で、こどもが本を見つけやすく図書館の児童書コーナーの配置や展示を生まれ変わらせる手法で定評がある赤木かん子さんが、ご自身のブログでこんなことを書かれていました。

 

http://www.akagikanko.jp/modules/news/article.php?storyid=1253

 ちっちゃい子とひとりで向き合わなきゃいけない若いおとうさんおかあさんが、たとえばタブレットの動画や動きの派手なあそびでこどもとの時間を「つぶす」ことができると気づいてしまったら、疲れていればいるほどそういう方向にいっちゃうかもしれない。
 一緒に本を読むのは、とても楽しいことなのだけれど、たとえばおなじ本を何十回も何百回も読まされたりするように、大人にとっては飽きてしまったり、時にシンドイこともやっぱりあるだけに。
 でも、そういう体験がないと、本と出会うきっかけがうまくつかめないうちに大きくなってしまう子が増えていくかもしれない。だから、もっともっとおせっかいでも読んでよというのがコラムから伝わってくる悲痛なまでの願い。なにも、教訓めいたものでなくても、勉強にならなくてもいいのだから。

 そういう意味では、図書館の前の空間に、図書館が大切だという子の絵がいくつも飾られているのは、しあわせな風景でした。
 図書室や図書館が、いろんな意味で冒険したり、逃げ込んだり(もちろん、学んだり、もアリですが)、そういういろんな場所として、こどもたちの近いところにあるといいな。
 そんなことをあらためて思った児童作品展なのでありました。

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