配備
今年のはじめ、北関東でものすごく雪が降ったときにあらためてつくづく思ったのは、雪国って津々浦々に除雪車が配備されているなあということ。
たとえ重機がたくさんあっても「そこ」まで行くことができなければなにもできない。群馬などでは放置車両が道路にぽつりぽつりと出始めた時点で、もう人力でしか対応できない場所が続出することは決定的になったけれど、そこまで極端ではないにしろ、たまりはじめの朝に、そこまでたどり着く道を確保できなくても除雪がはじめられる体制というのは、たくさん降る町では必ず要るものなのだと思うのです(おお、必ず要るからひらがなを取ると「必要」になる(笑))。
冬休みに「自由研究」があるなら、雪国の子は地図を用意して、家の周りの重機がスタンバイしている場所に印を入れていってみると、びっくりするくらいたくさんの印を付けることになるんじゃないかと思う。この自由研究は、いつか自分自身でもやってみたいなあ。
そんなわけで、ご近所にも重機が配備されはじめました。
てっぺんだけ白い黒姫。時折降るみぞれ。冬は、もうすぐなのです。
「季節の移ろい」カテゴリの記事
- 干す(2023.11.27)
- 試食のおとも(2023.09.16)
- あちこちで、はじまる(2023.04.24)
- 役割交代(2023.04.02)
- 春を待ちかねて(2023.03.07)

コメント