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2014年11月10日 (月)

呼びたいひとびと

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 今日は仕事で福井。
 ついでに、彼の地のギャラリーカフェで開催中の木村太亮さんのワークショップで、僕もひとつイキモノを作ってきました。

 このワークショップは、いろんな色とパターンが印刷された紙を一枚選び、自分でちぎって形を作るところからはじまります。
 そして、そこに木村さんが「目は大きい?、小さい?」「口は大きい?、小さい?」と質問しながら口と目の穴をあけ、さらに色紙で目を作って仮止めして「目の場所決めて」。僕が目を指でぐりぐりしながら動かしているウチにこの形は魚になることになって、ひれのような形に切った紙も仮止め。「これも動くから場所決めてね」

 そのあとは、彼が内側にだけナイフを入れてどんどん紙を切っていき、とにかくなにかのイキモノに化けさせる。そんなワークショップ。この間、彼は僕らが切った紙のアウトラインには一切手を入れません。参加者が切った紙の形が、そのままなにかのイキモノになる。そんなマジックを、紙の形を決めた張本人が目の前でにこにこしながら眺めているうちに、できあがったものには僕と木村さんの名前が並んで入り、額に入っちゃう。

 僕は、美術の授業が嫌いで嫌いで仕方がありませんでした。絵をかけばなにを描いてるかわかんないものができちゃうし、デザインめいたものもなんだかうまくいかない。今はなんでか写真なんか撮ってるけど、それにしても勘所を押さえるようなことはいまだにとっても苦手なのです。
 それだけに、自分が形を決めて、自分の手でびりびり破ったものが、なんだか額に入った「作品」になっちゃった。それは新鮮な驚きであり、感動でした。
 彼がワークショップをやっているのを見たことはあったのだけれど、自分がやってもらうと、なんだか全然この「!」度が、ちがうんだよなあとあらためて実感。

 来年、糸魚川にも来ていただこうといろいろ画策しているのだけれど、もしかしたら実現できそう?という感じになってきました。こういう「!」は、ぜひウチの子にも、そしてまわりの子にもしてもらいたいし、そのお父さん、おかあさんたち、僕みたいに「美術がすごく苦手だった」昔のコドモにも、遭遇してもらいたいと思うのです。

 会場のギャラリーカフェも、いごこちのよい場所でした。
 福井・越前市へいかれる方はぜひ、こちらへも。
 http://gunjo-cafe.com/
 ここのコーヒーは、ウマいですよ。

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