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2014年10月30日 (木)

てっぺん

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 出張の朝、駅の南口を覗くと、熱心にれんが車庫の工事の様子を撮っている若い人を見かけました。
 彼曰く「こんな工事されてるの、知らなかったんです。もうすっかり壊されちゃったものだとばかり思っていたので」とのこと。

 僕もついでに昨日の午後のっかったばっかりのてっぺんの写真を撮りながら、この建物の話を二人でちょこっとだけしました。

 思い返してみれば、キハ52とれんが車庫の最後の頃、ここに集った鉄道ファンはすごかった。そして、その影に隠れながらも、「あ、こんなのがある」とほのかに愛着を持ってくれた、ここに旅してくれたひとたちもきっといるんだろうな、と。

 そういう思いを持ってくれていたひとにとって、糸魚川を再訪したときのあの三連アーチの「モノリス」は、再会できたことがほのかにうれしくなるものなのかな。こうなっちゃってしまったかってことをがっかりするものなのかな。どちらにしても、どうでもいいものではなく、なにかちいさな「!」を胸の中に起こしてくれる、そんなものであるといいなあ。そんなことを思った朝なのです。

 そんなわけで、現在は車中におります。
 最近、はくたか経由での上京は、もうあと何度もないだろうなあと名残を惜しむように乗っています。
 最初の頃は電源がないから社内でPCをいじることなんてなかったのがそのうち1時間くらいなら「ブックPC」が使えるようになり、そのうち駅に止まっていればPHSで通信できるようになって、その頃からメールがどこにでも追いかけてくるようになり・・・。
 そして今ではLTE経由でほとんど社内にいるように作業できちゃうし電池も半日くらいは充分保つように。
 ずいぶんと長いこと、はくたかや北越経由で上京してきたなあと、そんな感慨にもふけりながら・・・。

 おはようございます。

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コメント

失った物の大きさを、失って改めて実感した。
人の心に残るものを大事にしていく町であってほしいなと思う。
レンガ車庫のてっぺんにありがとうと言いたくなりました。

 渡辺さん、忘れた頃のお返事ですいませんです。

 まちへの愛着って、こういう「なくてもいいもの」の積み重ねだと思うんですよ。ちょっとほっとできるお茶を飲むお店とか、いつも散歩するところの花壇とか、そういういろんなものの積み重ね。
 もちろん、ひとつひとつがまったく変わらないことはないし、変わらないのも気味が悪い。愛着を持つところもひとによってそれぞれなのだけれど。

 そういう誰かの愛着を全部公的なお金で助けてほしいなんていうのは暴論だから、「れんがしゃこをそのままの形で残すお金を使いたい」というニーズはなかったのだとも思います。

 僕はこの建物の保存活動の途中で、小学生くらいのおんなのこが自分のお財布を握りしめて「わたしのお小遣いでれんがしゃこ買えますか?」というチラシを作ったことがあります。そんなふうに、できるはんいの、愛着を持つ人たちの、その愛着が誰かに伝わる形。そういうものがちゃんと力になるといいなあと思う。あたらしい駅の三連アーチが、多くの人の記憶として、そういう形で愛されるといいなあと思います。

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