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2014年10月31日 (金)

ニッポンって、すごいなあ

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 ときどき、出張ではやらかします。
 でも、たいていの場合、いろんなひとが助けてくれて、ありがたいことになんとかなってしまう。

 昨日は、出張先で使う装置を電車の中に置き忘れました。
 前もって設定を全部済ませて、送っておけばよかったものが、結局設定は前日深夜。そのまま持って移動することになってしまったのだけれど、うとうとしていてあわてて降りたら、はくたかの中に置き忘れてしまったのです。
 すぐ気づけばともかく、気づいたのは新幹線の車中。そこから駅に電話しようとしてみるものの、はくたかを走らせているほくほく線の忘れ物案内の十日町駅は在来線のみの対応とのこと。そして、はくたかを担当するJRに連絡しようと越後湯沢駅にかけようとしても、今はJRはコールセンター類をどんどん集約していて、駅直通電話の公開をどんどんやめているわけで・・・(これも、先日のFAX指定席予約サービスの終了と関係あるような気がするのだけれど、それはまた別の話)。

 結局、JRの忘れ物センターに電話し、列車と席番号を連絡したら、はくたかを降りてから30分経っていないのにちゃんと報告があり、荷姿やハコの文字などからすぐに特定できて、「越後湯沢駅の改札で受け取れるようにします」とのこと。早速戻って受け取り、数時間遅れですが仕事を進めることができました。

 そもそも「出てくる」ということ(!)。
 そして、それがその場にあるだけじゃなくて、忘れ物センターに迅速に報告されているということ。

 これも、折り返しのはくたかとともに金沢にいっちゃってたらもし見つかったとしても昨日の作業完了は無理だったし、どこかの忘れ物センターに転送されていても無理でした。

 ちゃんと見つけて、近くで気づいたひとが取りに来られる余裕を作って、さらにそれが情報共有されて代表の問い合わせ窓口で対応できるようになっている。

 誰も持ち去らないでちゃんと残っているということも含め、いろんな幸運と勤勉さ、仕組みや誠実さが積み上げられての昨日の作業完了は、ほんといろんなひとに感謝してしまいました。(というわけで、現地で出た他社さん原因の突発トラブルも、しっかり尻ぬぐいしてきました(笑))。

 戻ってきて、会社の駐車場に向かう途中、駅周辺の再整備に伴う仮住まいの交番を一枚。いろんなひとが、いろんなところでまちを支えている。ありがたいなあ。
 実感の一日でした。

 というわけで、おはようございます。

2014年10月30日 (木)

てっぺん

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 出張の朝、駅の南口を覗くと、熱心にれんが車庫の工事の様子を撮っている若い人を見かけました。
 彼曰く「こんな工事されてるの、知らなかったんです。もうすっかり壊されちゃったものだとばかり思っていたので」とのこと。

 僕もついでに昨日の午後のっかったばっかりのてっぺんの写真を撮りながら、この建物の話を二人でちょこっとだけしました。

 思い返してみれば、キハ52とれんが車庫の最後の頃、ここに集った鉄道ファンはすごかった。そして、その影に隠れながらも、「あ、こんなのがある」とほのかに愛着を持ってくれた、ここに旅してくれたひとたちもきっといるんだろうな、と。

 そういう思いを持ってくれていたひとにとって、糸魚川を再訪したときのあの三連アーチの「モノリス」は、再会できたことがほのかにうれしくなるものなのかな。こうなっちゃってしまったかってことをがっかりするものなのかな。どちらにしても、どうでもいいものではなく、なにかちいさな「!」を胸の中に起こしてくれる、そんなものであるといいなあ。そんなことを思った朝なのです。

 そんなわけで、現在は車中におります。
 最近、はくたか経由での上京は、もうあと何度もないだろうなあと名残を惜しむように乗っています。
 最初の頃は電源がないから社内でPCをいじることなんてなかったのがそのうち1時間くらいなら「ブックPC」が使えるようになり、そのうち駅に止まっていればPHSで通信できるようになって、その頃からメールがどこにでも追いかけてくるようになり・・・。
 そして今ではLTE経由でほとんど社内にいるように作業できちゃうし電池も半日くらいは充分保つように。
 ずいぶんと長いこと、はくたかや北越経由で上京してきたなあと、そんな感慨にもふけりながら・・・。

 おはようございます。

2014年10月29日 (水)

うわっ

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 そのうち、ここから割れてとんじゃいそうなテトラ。
 丸くなったヤツ、かけたヤツ。みんながんばってくれてます。

 そして、だんだんと海は冬の顔になっていくわけだけれど、頼りにしてるからね。

 それにしても今日は、ぽかぽか陽気ですねえ。
 おはようございます。

2014年10月28日 (火)

前衛・後衛

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 後ろはラクってわけじゃなくて、後ろにいるのはぼっきりと折れた、かつて働いていたヤツなんだよなあ。

 海岸沿いのテトラは、ある意味なにかの縮図。そんなことを時々考えたりします。
 まだまだ冬の海というには穏やかな波なのだけれど、それでも海岸を歩くと波しぶきがかなり暴力的な顔を見せるようになってきました。
 だんだんと、冬は近づいてきているんですねえ。

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2014年10月27日 (月)

通り道

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 夕方、まだまだ工事中の南口(アルプス口)にいると、高校生や仕事帰りのひとがぽつり、またぽつりと通っていきます。駅の南にいるひとたちにとっては、こちらからだと近道だものなあ。
 なにかができると、動線はかわっていく。今もまた、まちがかわっていく節目を暮らしているのだなあと、あらためて思います。

 工事中でふさがれている車線に立って、工事が休みの夜にこうやって駅を眺められるのも、あとちょっとなんですねえ。だんだんと立ち上がってきたこの三連アーチ、しばらく時折夜に眺めてみたいと思います。

 ところで。

 糸魚川から上京するときには、首都圏往復割引切符という企画切符を買うのでネットで予約せずに駅のFAX予約サービスで希望列車を連絡して、切符を確保してもらってから買いに行くというのが習慣になっていました。そのサービスが9月一杯で終わっていたのを知らずに今日FAXしたら、「実は、もうやっていないんです」と申し訳なさそうな声での電話をいただいちゃいました。
 システム構築なしに、心がけと告知だけでできた駅の独自サービス。たぶん、新幹線駅ができて三セクのときてつが来たら終わっちゃうだろうなあと思っていたのだけれど、前倒しでもう終わっていたというのはちょっと予想外でした。会社全体でおなじサービスをきちんと提供するというのは、逆に言えばこういう「オーバースペックなサービス」を辞めていくことでもある。リクツは分かるのだけれど、なんだか世知辛いというか、さみしいなあ。
 そんなことも思いながら、今週末の出張の切符を窓口で発券してもらってきました。

 そして、11/1にはときてつの新しい車両のお披露目もあるそうで、いろいろかわっていくんだなあと、そんなことを思いながらの夜の糸魚川駅なのです。

2014年10月26日 (日)

逃げられた

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 というわけで、今日はカミさんの単身赴任先の「ぼくのまち」のこと。
 ながのとびっくラン in わかほというミニマラソンに家族で出てきました。上の子とカミさんはちゃんと計時タグのついたゼッケンを付けて走り、下の子と僕は親子一緒に走るファミリーラン。もしかして、距離を決めて「よーいどん」で走るのなんて、高校のマラソン大会以来じゃないのかなあ(笑)。

 ご近所の人がいっぱい集まってきて、みんなで楽しく走って、あっちこっちでドラム缶で焼くピザとか、ごろごろレンコンの入ったコロッケなんかも売っていて、山に出たイノシシの肉のコンソメスープがサービスされたりもして・・・。

 こういうのって、楽しいもんですね。ほんと、少し走ることにしようかな・・・などと気迷いごとを思ったりもした日曜日なのでした。

 そんなわけで、すっかり筋肉痛のワタクシですが、みなさんリンク先の「ファミリーラン」の距離を見て、笑わないように(笑)。

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2014年10月25日 (土)

あの三連アーチ

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 週末、家人が単身赴任先から戻ってくるのを迎えに行くときに、ひさしぶりに南口に回ってみました。
 聞いてはいたものの、あらためてあの三連アーチを目の前にすると、なんだか胸一杯になるなあ。

 さて、いい天気の週末になりそうです。みなさん、いい「のんびり」を。

2014年10月24日 (金)

ノンスメル

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 というのは商品名。消臭剤のことを今はみんななんて言うんだろ。キムコでもないし、ファブリーズかな。でも、たべものにファブリーズはしないもんな(笑)。

 というわけで、楽々さんの入り口でもうすっかりおなじみとなった、でっかいホネの看板には、ここんとこエラのところに消臭剤がくくってあります。臭いわけじゃない、なんだかいい色と匂いなんだけど、こういう遊び心、好きだなあ。

 今日はいい天気で、一杯やってまちをふらふらするには気持ちよさそうな陽気。
 みなさん、あと半日しっかりやっつけて、いい週末を。

 明日は田海川でさけまつりがあったりもしますよ。

2014年10月23日 (木)

しばらくぶりの姫川河口

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 そうはいっても何度か台風も来たし、雨も降ったもの。そろそろ川の形もかわったよな・・・と思ってまじまじと見てみると、少しだけ左岸側が短くなり、その分右岸側が広がっていました。
 今年の夏はずっと、注ぎ口がぴったり右岸にくっついていたのだけれど、ひさしぶりにかわったなあ。このあとは秋雨でどんどん左岸側が侵食されて短くなるんだろうか。やっぱり、ここはときどきのぞくたびに形がどんどんかわっていてほしいなあと、そんなことを思ったりもする姫川河口ウォッチャーのワタクシなのです。

2014年10月22日 (水)

雨粒

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 昨晩はぼたっぼたっと音がするような、大きな雨粒の雨。せっかくのオリオン座流星群の極大日だったけれどちょっと残念なお天気でした。

 そして今朝はしとしとと降る秋らしい雨。地下道の階段をあがっていくと、吹き込んだ雨のツブが跡をつくっています。そうか、ここまで吹き込んでくるのか、風も強かったんだなあとか、そんなことを思う朝です。

 おはようございます。

2014年10月21日 (火)

あしあと

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 ご近所のカーポートの入り口にて。

 まだコンクリートぬりたてのときに歩き回ったら足跡だらけになっちゃうだろうし、きっとつけたんだろうなあ。

 長いこと前を通っていて気づかなかったけれど、きづくと、なんだか、ほほえましい。そんなあしあとなのです。

2014年10月20日 (月)

銀玉鉄砲

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 僕が小学生の頃の地区の祭りには、いつもひとつだけ家の軒先でおもちゃを売る露店が出ました。そこに僕らは100円とか200円とかを握りしめて集まり、銀玉鉄砲を買っては獅子(じょば)や天狗と戦う武器に。
 今は子ども神輿と一緒に動いて優しくアタマを噛んだり榊をがさがさするだけのじょば衆も、当時はものすごいイキオイで子どもたちを追いかけ回してガツんと噛んだりしていたから、僕らも本気で怖がって全速力で逃げたり、いろんなところに隠れたりして、そしてそこからじょば衆を狙って撃ったり。きっと、痛かっただろうなあ(笑)。

 バスにのって、当時となりまちだった糸魚川まででかけていくと、おまんた祭りやけんか祭りにはいくつも露店が並んでいてなんだか別世界のよう。もしかしたら、それが「まちと田舎のちがい」を意識した最初なのかもしれません。でも、このひとつしかないお店でなにを買おうか悩む気分は、今でも出張先のKIOSKの書棚で文庫本を一冊選ぶときに、時々思い出したりする、僕の大切な原風景の一つなんじゃないか。そんな気がするのです。

 そんなわけで。

 昨日の須沢の秋祭りでは、本当に久しぶりにおもちゃの露店を軒先でやってくれたお宅がありました。ジバニャンのいないおもちゃが茶箱の上に並ぶこの風景、なんだかものすごく懐かしかったなあ。また、これが続いて、ここにこどもがむらがるといいなあと、次の春の祭りのことを考えてしまったワタクシなのです。

2014年10月19日 (日)

あきのいろ

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 まだはやいけど、だんだんと水気が飛んで、とろっとしてくるのかな。
 たのしみたのしみ。

 今日はいい天気。これから地区のお祭りです。

2014年10月18日 (土)

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 おだやかな夕陽を、おだやかに見送る夕べ。
 けっこう忙しかったし、ばたばたしたけれど、昨日はけっこういい日だったなあ。

 さあ、明日は地元のおまつり。こどもたちが地域を練り歩きます。

2014年10月17日 (金)

ヤツらもやってきた

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 連中はなにも冬になったからやってくるわけではなくて、10月にはいると少しずつやってくる、まるで衣替えお知らせ隊のようなヤツらしいというのは、白鳥第一報を知らせる先日の地元紙で読んでいました。ならば、仕事で上越にいくならちょっと眺めてこなきゃいけないのが上吉野池周辺の田んぼ。

 そして。

 もう既に100羽を越える白鳥が、やってきているんですねえ。
 今日は望遠レンズを持っていなかったので遠くからちょっと撮っていたら、飛び立って連中が頭上を通過してサービスしてくれました。

 邪魔はしないからいまのうちに落ち穂をたっぷり喰っておくんだよ。雪がふっちゃうと、ほじくり出すのも大変だからさ。そんなわけで、時々眺めにいきたいと思います。邪魔しないように、気をつけて。

2014年10月16日 (木)

TUNNEL

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 今朝(10/16付)の糸魚川タイムスに、旧親不知トンネルが「土木遺産」に認定されたというニュースがありました。

 土木学会のページ。リストの12番目が旧親不知トンネルです。
 http://committees.jsce.or.jp/doboku_isan/

 旧北陸線のトンネルは、能生のほうでは久比岐自転車道に組み込まれ、いつでも通ることができる生活道路。親不知のトンネルも、そのうちいつでも通れるようになるのかな。まだ通ってみたことはないトンネルなのだけれど、そのうち歩くイベントがあったら参加してみたいなと、そんなことを思っています。

 ちなみに写真は能生と上越のまんなかあたりの旧北陸線トンネルのひとつのスナップ。夏草生い茂る時期に撮ったものだけれど、今はだいぶ草もおとなしくなっているかな。
 というわけで、おはようございます。

2014年10月15日 (水)

風は収まっても

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 昨日は市内の小学校が2時間遅れでスタートする"台風通過後対応日"。
 そして、行ってしまったあとも、台風一過とはならず、なんだか一日雨がぱらついたり、強い風が吹いたりする日でした。

 今日はそれにくらべればすっきり晴れて青空だけれど、それでもまだまだテトラには強い波があたって大きく砕けているし、川は濁々と流れています。
 写真は昨日の朝のもの。昨日は海水の質のせいかかなり荒れても当地では見ることが少ない波の華まで飛んでいました。
 それに比べればだいぶ海はおとなしくなったけれど、それでも波打ち際での石探しは、くれぐれもお気をつけて。

2014年10月14日 (火)

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 夜中に走り抜けていった台風19号。
 進路図を見ると、そろそろ当地では暴風圏を抜けるかなという頃ですが、7時ちょっと前になってから大雨洪水警報が追加されました。
 http://www.jma.go.jp/jp/warn/1521600.html
 上流でたくさん降っていたり、突然吹き返しの大風が吹いたりといろいろあります。市内の小学校も二時間遅れでスタートだそうですし、みなさんくれぐれもお気を付けください。

 それにしても。

 昨日のうちに「明日の学校は二時間遅れですよ」と連絡が来る。夜中に警報が出る。

 休みだったりみんなが寝ていたりする時間帯でも、働いている人たちはちゃんといて、そのひとたちのおかげで日々がちゃんとまわっていく。
 仕事というのはお互い様だから、僕らもそういう「あたりまえ」の一端を担っているのだけれど、あらためてこの台風のなかの「あたりまえ」を維持してくれているひとたちには感謝しなきゃいけないなあと思う、そんな朝です。

 おはようございます。

2014年10月13日 (月)

実りの秋

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 祭りというのは豊作豊漁を願うためにやり、感謝してまたやるもの。
 だから、すっかり刈り終わった田んぼの横に、秋のお祭りのお知らせはあるのです。

 今年、ご近所では出穂時期の台風の熱い風で実らない白い穂が出ちゃったりと、いろいろ苦労の多い年だったはず。でも、実りには、感謝。そして、来週の週末にはこどもたちが神輿をひいて町内を練り歩くのです。

2014年10月12日 (日)

毎年の楽しみ

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 そのひとつが、寺島の交差点近くで、このでっかいみかんのなかまの実が大きくなるのを見ること。例によって、なんて実なのかはわからないのだけれど、グレープフルーツより大きく、ゴツゴツしたこの実が、通勤が自転車の日にはいつもなんだか気になります。

 果物の実が育つのを見ているといつも思うのは、実が結びはじめてから「もう食べられそうだな」ってくらいになるまで、かなり長い時間がかかるのだなということ。
 幹線国道の交差点の角にたってて、垣根の中でもなくて、でもコドモがイタズラするわけでもなく、悪いやつがもいでいったりするわけでもなく、きっとみんなでにこにこして楽しみに眺めてる。なんだか、そういうまちって、いいトコロだと思いません?。

2014年10月11日 (土)

市展開催中

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 月曜日夕方まで、市展が開催中。ワタクシの写真も、並んでおります。
 毎年、市展に写真を並べる「西澤」さんは四人。そのうち三人の方はご家族で、ウチもそのうちコドモが大きくなって、高校生になったら一緒に並びたいなあなんて思ったりするのだけれど、その頃ヤツらは写真撮っていたりするんでしょうか。

 そんなわけで、糸魚川駅のまわりでは「街なかコレクション」開催中。今日は街中スイーツめぐりのイベントもあります。天気もいいですし、散歩のついでにぜひ、会場のビーチホールまがたままで、足を伸ばしてお越しください。

 (ちなみに写真はまがたまの事務室をのぞきこんだところ。ちゃわんふきとてふきは、ちゃんと使い分けなきゃいけません(笑))。

2014年10月10日 (金)

街なかコレクションはじまりました

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 昨日、一日はやくかるべめぐみさんのワークショップなどでスタートして旧倉又茶舗さんをのぞいてきました。そして、今日から本格的に街なかコレクションはスタート。散策しながらいろんなものを覗いてきたいなあ。

 そして、明日10/11は土よう子ども会。いつもはきらら青海2Fの講座室だったり、おとなり生涯学習センターの会議室だったりで開催なのですが、今回はみんなが通っていく図書館前のアトリウムでの開催です。
 いつもの9:30~。今回は中村志津子先生にお手伝いいただいて、絵手紙の体験教室もありますよ。例によって出入り自由・無料です。小学校とか幼稚園くらいのお子さんと一緒に図書館に来られる方、ぜひついでに覗いてみてくださいね。
 お待ちしてます!。

2014年10月 9日 (木)

考える

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 なんだか、海というのは腰掛けて眺めて、いろんなことを考えてしまう場所だと思う。荒れた日はさすがに無理だけれど、昨日のようなぽかぽかとした夕方には。船がでていくのが見えたりすると、なおのこと。

 昨晩、みなさんは皆既月食と「赤い月」、みられましたか?。
 そろそろ、高い山は雪の白が見えたり、紅葉の赤が見えたりしてきました。
 栗ご飯も食べたし、そろそろモタセの味噌汁も、飲みたいなあ。

2014年10月 8日 (水)

はりかえよう

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 今日は、皆既月食日和な青空。
 ご近所でも、すっかり古い障子紙をはずした障子戸がたてかけてありました。
 あたらしい紙をぴいんと張って、きもちのよい部屋になるんだろうなあ。

 これもまた「今日はいい天気だなあ」と思う風景のひとつ。

 台風は19号もまた大騒ぎしそうな様相だけれど、さしあたりそれまでは、いい秋晴れの日々、楽しめるといいなあ。

2014年10月 7日 (火)

台風一過

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 とはいっても雲一つない青空というわけにはいかないけれど、どこかくすんだようなソラではなく、澄んだ澄んだ青空が広がっています。
 こういう日は、仕事じゃなくて、散歩とか昼寝、だよなあ・・・と思いながら仕事していると、少しまた曇ってきたり。
 なかなかすっきりとはしないもんですね。明日の皆既月食の頃には、いい天気になるといいなあ。

2014年10月 6日 (月)

この先ご遠慮ください

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 高野写真館さんの古い建物は時々お伺いしてるし、首謀者のひとりA女史にも時々お会いするのだけれど、実はつむぎ日和に実際にお伺いするのははじめてでした。

 場所っていうのは、ひとで化けるのものだなと実感しました。
 ひとというより、ひとが運んでくるおもしろがるエネルギーで。

 百音ブレンドができあがるまでの間、一杯一杯丁寧にドリップする仕事をまじまじと見せてもらうのはたのしかったなあ。外の、テントでのコーヒー販売なのに、ちゃんと陶器のカップで、カップにお湯を入れてちゃんとあたためてから注ぐ丁寧な仕事。豆が膨らんでくるのを見るのもたのしいので、一杯で何杯分も楽しませてもらっちゃいました。
 こどもは皮ひものワークショップ。あんなに混んでいるなかでじっくりつきあってもらって作っていくあの感じは、とっても楽しかったようです。カミさんもひさしぶりに会えた人がたくさんいたようで、にこにこしてました。

 役所とか、商工業者絡みではなく、「やりたいから、やる」というイベント。
 田舎で一番欠けているのは、そういう部分だという気がします。
 それだけに、毎年(いろいろ大変だと思うけれど)楽しんでやっておられるこのイベントは、本当に素敵だなあと思うのです。

 そんなわけで、写真は旧高野写真館さん一階の「この先ご遠慮ください」の印。
 こんな素敵な展示はできないかもしれないけれど、今日は午後から街なかコレクションの紅梅文庫の展示のお手伝いにちょこっと顔を出してくる予定です。

 今週末も、あっちこっちでまちを散歩するひとがたくさんいると、いいなあ。

2014年10月 5日 (日)

れんが車庫のこと

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 今日は「つむぎ日和」の二日目。
 朝起きるとFacebookのタイムラインにレゲッドベンさんのおいしそうなパンが焼き上がる写真がいくつも載っていて、なんだか気分が盛り上がります。
 今年も開場は市内の歴史的建造物のひとつ、旧高野寫眞舘。ちょうどここ数日、来春からの糸魚川~東京間の新幹線運賃が認可申請されたなんてニュースがあったこともあって、南口(アルプス口)側に意匠の一部として貼り付けられて名残を残すことになったれんが車庫の写真を載せてみたくなりました。ここも、大正年間に建てられた、東京駅とおなじくらい古い、しかも取り壊しぎりぎりまで「現役」だった建物だったんだものなあ。
 最近は、れんが車庫の写真をあらためて見返すことはほとんどなくなってしまったのだけれど、時々こうやって見返すとなんだか切ない気持ちになります。

 というわけで、この一枚、まるでドカベンの岩木みたいに(笑)、屋根の上に草が一本にょきっと生えているの、わかりますでしょうか。
 威風堂々としていて、どこかユーモラス。もう撮ることのできない写真の中で、個人的に妙に気に入っている一枚なのです。

 台風がやってくるようです。いろいろ備えをして、のんびりな日曜日を。

2014年10月 4日 (土)

ありゃ、苦労したね

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 今日はお昼を食べてから、まちづくりと土木建設フェア
 http://www.pref.niigata.lg.jp/itoigawa_seibi/1356796010913.html
 へ遊びに行ってきました。

 ヘルメットをお借りし、安全帯をつけての高所作業車体験。15mまであがって回転すると、おもわず膝が震えてしまったりするのだけれど、その中で見下ろす田んぼの中に深い溝がたくさんある一枚が。
 「あれ、大変だなあ」とつぶやくと、カゴを操作していたオペレータのおじさんも「ありゃ、苦労したね」と返してくれました。まわりのあのひとんちもこのひとんちも田んぼがあって、案外と田んぼ作業の苦労を知っているひとが多いというのも、米どころならではのことなのかも。

 時折小雨が降る中、いろんなワザも見せてもらいました。こういうひとたちが日々がんばってくれてるから、ちゃんと雪が降っても大雨があっても、道を通っていくことができるわけで、あらためてありがたいなあと思う、そんな展示でした。みなさん、お疲れ様でした。

2014年10月 3日 (金)

大きな夕日が沈んでいくのを

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 道のまっすぐ向こうをみながら、きれいだなあ・・・とあらためて思う、そんな夕暮れでした。
 今日はちょっと山にはいった、携帯が圏内だったり圏外だったりするお客さんのところで、反日のんびりと仕事だかお茶のみに寄せてもらったのかよくわからない作業。ここんとこけっこう寝不足で働いていたこともあって、なんだか神経が緩んでしまいました(笑)。

 さて、この週末はグランフォンド糸魚川で足が筋肉のカタマリみたいな自転車の猛者が糸魚川に集まり、毎年この時期の楽しみになったつむぎ日和( http://ameblo.jp/tsumugi-biyori/ )も明日から。
 みなさんにも、ほっこりな週末がやってきますように。

2014年10月 2日 (木)

うるるもいなくなり

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 先日、おとなり富山県の山岳警備隊の元隊長さんの本を読んでいたときに、そのなかで「オロロ」というアブみたいな虫の話が出てきて「ああ、きっとこれはうちのあたりの『ウルル』なんだろうなあ」などと思っているウチに、もうさすがにウルルはいないだろうということに気づいて今井の不動滝をちょこっとのぞいてきました。

 大きな滝は遠くにあるものだけれど、ここはウチからも10kmくらいしか離れてないし、滝のすぐそばまで車で行くことができるから、お昼に弁当のついでに・・・でも大丈夫な場所。近く不動滝まつりもあるそうで、準備の方が来ておられたりもしました。

 久しぶりにちょっとだけゆっくり。こういう気分転換は、大事ですね。
 そんなこんなで、おはようございます。

2014年10月 1日 (水)

そろそろ

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 先日、田海ヶ池でブラックバスの駆除釣り大会がありました。
 僕が小学校の頃はあの池から流れでている小川にはちっちゃいえびがいっぱいいて、足をつっこむとびちびちぶつかってきたりしたものなのだけれど、それも今は昔。甲殻類が好きな連中にとってはちょうどいいゴハンになっちゃったんだろうなあ。

 オオクチバスに限らず、オオキンケイギクもセイタカアワダチソウも。コントロールしきれなくなって収拾が付かなくなっている生き物はいっぱいいます。連中は生きてるだけなのだけれど、結果としてなんともなことになってる。今の時期、ススキと競うように咲くセイタカアワダチソウも、空き地ができて一斉に出てくる1~2年目の強烈さはなんだかあの花の毒々しいまでの黄色と足下の枯れた感じもあって、なんとも強烈な風景に。

 毎年、思うんですよね。この季節、セイタカアワダチソウを息を飲むくらい美しく撮りたいって。僕らは、彼らに「ごめんよ、ごめんよ」という気持ちを持ちながら、どんどんと刈っていく。そもそも、持ち込んだヤツが悪い。今となってはコントロールできなくなっちゃった中、対症療法的に「駆除」しているんだから。だから、せめて、写真くらいは。見た人が、そのたびに心を痛めるくらいに、美しいヤツを。

 ヒトの浅知恵でなにかやらかして、それが収集付かなくなるということは、今後もいっぱい出てくると思う。それだけに、毎年、見るたびにいろんなことを考える。そんな、セイタカアワダチソウの季節なのです。

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