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2014年8月31日 (日)

田上さんのどんぶり

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 先日、市内のラーメンやさんでゴハンをたべたあと、出ようと思ったら入り口の待合スペースでこんな張り紙を見つけました。
 あ、根知、土師工房の田上さんのどんぶりだ。

 ナカシマさんのコーヒーカップもそうだけれど、この翡翠を思わせる色の田上さんの焼き物で、市内のあちこちでいろんなものが楽しめるといいなあと思う。「作品」を焼くのではなく、暮らしの中での日常使いのものを作る。そんな、よそ行きではないいつもそばに置く焼き物ならではのなじみやすさが田上さんの作るものへの接し方にはきっと出ているんじゃないかと、僕は思うんだな。

 というわけで、糸魚川東小の近く、いつも自転車での通勤コースにあるお店なので、今度はこちらも食べてみようかなと思っています。まずは、出張仕事を無事片付けて、だな。

 そんなこんなで、今日は埼玉と群馬と栃木の境界線のあたりで働いております。みなさん、よいお休みを!。

2014年8月30日 (土)

惑星

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 いつかこんな風に、そらからあけてくる朝を眺めたりする機会に遭遇することも、あるのかなあ。
 というわけで、きのうの夕暮れ時。久しぶりに魚眼で遊んでみました。
 お盆がすぎてからは雨模様がつづいているので、この数日の晴れはなんだかうれしいなあ。

2014年8月29日 (金)

傷だらけの「注意」

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 前進で入れると、目の前にも書いてある。後ろを振り返れば、そこにも書いてある。
 でも、これくらいキズキズになっちゃうくらい、ぶつかるひとがいるんですねえ。

 電柱って、何回くらいぶつかっても倒れないものなんだろう(笑)。

2014年8月28日 (木)

遅れること二週間ほど

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 毎年、商店街で催される鷺草展から二週間ほど遅れた頃に咲く、ウチの一鉢だけの鷺草がそろそろ咲き始めました。
 いつものことながら、不思議な形の花だよなあ。

 さて、今日から小学校の授業もスタート。
 いよいよ夏も、終わりです。

2014年8月27日 (水)

最終日

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 幼稚園に続いて、小学校の夏休みも今日でおしまい。だから、今日は幼稚園まで上の子も一緒に送っていきました。
 そして、ソラからは秋っぽい雨が。
 それにしても、春も、秋も、冬も、終わるときにそんなに感慨はないのに、夏だけなんで終わる頃にはこんなに、もの悲しいのかなあ。

2014年8月26日 (火)

人それぞれ

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 なんにでもその人のやりかたはあって、みんなちがうのだなあと思ったのは、昨日のお昼頃、鮎釣りのひとたちを冷やかしながら海川の堤防道路を時のこと。
 そろそろ黄金色に色づいてきた田んぼもあれば、まだもちょっとはやいところもある。そして、お隣同士の田んぼでも、こんなふうに畦の草をどうするかだって、全然ちがったりするわけです。

 それぞれに作り方、育て方があって、それぞれに仕事しているんだなあと、そんなことを思ったお昼時なのです。

 さて。

 そろそろネットに接していない人にも、テレビを通じてアイスバケットチャレンジという 難病ALS の周知と募金のための試みが伝わり始めました。ここまで広がってくると、ある種の「不幸の手紙」のようにもなってきて、そろそろこの試みをどううまく収束させるかというフェーズに入っているようです。
 誰かが誰かに誠実に「この問題のことを知ってほしい。そして考えてほしい」と伝えても、伝わる相手はそれほど多くない。ならば、こういうゲームめいたことを著名人が連続してやるということを通じて、大きな啓発にしたい。いわゆるセレブ層がチャリティをやることを名誉としてとらえるアメリカならではという部分にうまく乗っかったこういうPRはなかなかウマいやり方だなと僕は思いました。
 もちろん、丁寧に周知するのに比べて、枝葉の部分に乗っかるヒトも出てくれば悪ふざけも出てくる。目的は「誰かに氷水をかぶらせること」ではなくて「誰かが氷水をかぶるニュースとともにALSのことが知られること」なのだから、たとえばSamsungが自社のスマートフォンに氷水をかぶせて「つぎはiphoneにチャレンジしてもらおう」なんて指名するような趣味の悪いただ乗りはアタマに来るけれど、全体としては「それも折り込み済み」だとは思うのです。

 だから、今だんだんと出てきた「不幸の手紙」のような手触り。つまり「断ったり自分で止めたりするのは、なんだか気持ち悪い」という状況は、ちょっと悲しいな、と。
 募金も、氷水も、誰かに伝えることもやめることも。そのすべては「人それぞれ」。
 そして、それを誰かに「それでいいんだよ」と言ってもらわないとそうできないのではなく、自分で(もちろん、ALSのことも)考えて決めるということ。そういう重さも含めて、それでもなお「人それぞれ」であればいいなと思います。

 田んぼだって、ひととちがう作り方をするとき、それが増収とか大幅な品質の向上だとは、はたまた減収・品質低下を招いたとしても、それもそれで「人それぞれ」だものなあ。そんな小難しいことを、一本の畝をはさんで全然ちがう見かけの田んぼを眺めながら思った僕なのでありました。

2014年8月25日 (月)

気の毒だなあ

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 いつもここの看板を見ると「こんなにでっかく地面にも書いてあるのに」「緑の看板もあるのに」「全然誰にも聞いてもらえてないなあ」と気の毒に思うのだけれど、つい先日ぼーっとしていたら、僕もここで右折しようと並んでしまいました。

 いやはや、おはずかしい(笑)。

 伝わらない言葉、聞いてもらえない言葉というのは、切ないなあ。
 結局言葉の仕事をすることはなかった僕だけれど、それでもなおのこと。

 なんだか、気の毒だなあ・・・と、ふと今日もここで眺めながらぼおっと一枚撮ってしまいました。

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2014年8月24日 (日)

オデュッセイアの稽古をのぞいてきました

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 12/13と14の二日間、きらら青海のホールで上演される『オデュッセイア~幻の翡翠王国への旅』。記録写真をお手伝いすることになっていたのだけれど、なかなか稽古に顔を出すことができないでいました。
 でも、今日は演出家の方との稽古とのことで、ちょこっとのぞいてきました。

 撮ってきた写真は、いといがわ創造シアターのFacebookページ
 https://www.facebook.com/itoigawa.sozo
 でご覧いただくとして、やっぱり稽古場のはしっこに立つと、実際に演じるわけではないただの写真担当も気分があがってきます。
 みんなの喜怒哀楽、少しでも残すことができればいいなあと思いながらも、自分の反射神経のなさ、「撮るよりみながら一緒ににこにこしちゃう」写真撮りに徹することができない性分にこれからしばらくしょんぼりしたりがっかりしたりしながら、撮り進めていくことになると思います。
 そんなわけで、去年の「ある街の善人」とおなじく、色の入った写真は本番まで取っておくことにして、モノクロで稽古の様子はお伝えします。つたない写真ですが、本番までの楽しみの一つとしてご覧いただければ幸いです。

2014年8月23日 (土)

体幹トレーニング

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 まっすぐ立ったり、ちゃちゃっと走ったり。
 いろんな動きの基本になるのは体幹がきちんとしているかどうか。そういうコンセプトでこどもたちの体力にちょこっとかかわろうということで去年からはじまった、市の「ほっぷ運動スクール」。
 くにゃくにゃとしか走れなかった子がまっすぐ走れるようになったり、いわゆる「運痴」みたいな子が見違えるように動くことができるようになるのを見ると、なんだかうれしい。
 僕も「運痴」だったけれど、こういうアプローチがあったら、またちがったのかなあ(きっと、そんなことはないだろうな(笑))。

 そんなわけで、時々土曜日、青海生涯学習センターの体育室に下の子と通っています。
 教えてくれる先生たちの中には、体操部の鬼顧問として中学校の頃恐れていた先生たちもいるけれど、当時からは想像もできない笑顔。みなさん、丸くなったなあ。
 ・・・とはいっても、トシは取られてアタリは丸くなっても、体は全然まるくならないひとたち。見習ってちゃんと僕も体を絞らなきゃ・・・と、そんなことも思う土曜日なのです。

2014年8月22日 (金)

鮎釣りも終盤

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 先日読んだ児童書「夏休みに、翡翠をさがした」は、糸魚川がモデルになった小学生のこどもたちのひと夏の冒険物語。
 市内出身ではない作家の方がどうしてここを舞台にしたお話を書くことになったのかなと思っていたら、作家の岡田さんのご家族の方が鮎釣りの大好きな方で、市内の川のファンで夏になるたびに通ってこられているというお話を教えていただきました。どうりで、秘密の場所から翡翠を掘ってくる名人のおじいさんがいた旅館が出てくるはずだ、と。ここもまた、モデルになった旅館を定宿にされているんですね(笑)。

 みなさん下流域で長い竿を振っておられます。僕はもう20年くらいやっていないけれど、見ると、なんだかやりたくなるんだよなあ。
 そんなこんなで、鮎釣りもあと1ヶ月とちょっと。今日みたいに突然バケツをひっくり返したような雨が降ったりすることもありますが、みなさんくれぐれもお気をつけて、楽しい釣りを。

2014年8月21日 (木)

新潟は狭くなったんだなあ

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 そうおもうことのひとつが「号外を目にするようになった」こと。
 僕が子どもの頃には、号外というのは配っている様子をテレビのニュースで見るもの。まさか糸魚川で配られたり貼られたりするようになるとは、思いませんでした。
 新潟県といっても新潟市からは一番とおい場所。距離はそのまま時間でもあるわけで、だから夕刊も配られないし、雑誌も一日遅れの発売。さすがに本の値段で「○円(地方価○円)」なんてのを見るほど古くはないけれど。

 それだけに、市内で号外を見ると、なんだか感慨深いのです。こんな、うれしいニュースならなおのこと。

 逆転ツーランを市内出身の子がかっとばした。そんなニュースを当日に号外で見られる。なんだか、いいなあ。そんなわけで、スマートフォンのピンぼけ写真ですが、ご容赦を(笑)。

 んで。

 それにしても、甲子園のゲームを見るたびに思うのは、日程終盤の投手の連投はどうにかならないのかということ。あれだけ入場料取ってるんだから滞在費の補助を主催者がするなどして、途中の日程をもう少しあけるようにできないのかとか、投手の数が少ないと勝てなくなっちゃうけどそれでもなお球数制限と連動した「中○日あけるルール」とかを決めることはできないのかとか。
 不祥事のときに連帯責任を取らせることばかり迅速にやっていて、プレイヤーが故障しないためのルールの整備とか、そういう部分の改善は遅々として進まないというのは、主催者たちが高校生たちのとてつもない汗にただ乗りしているように見えて仕方がないのだけれど、どんなもんなんでしょうか。

2014年8月20日 (水)

川の水と海の水

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 今年のコドモの自由研究は、海の水のしょっぱさについてのもの。小一のときにやったコトを六年生の今あらためてやってみて、できることがどうかわるかなんて話だったのだけれど、経過を覗き込んでいて一番びっくりしたのが川の影響でかわる塩分濃度。
 もっと「海はツヨい」のかと思っていたら、案外と川から離れた場所でも、色がそんなにかわっていない場所でも、川が増水しているときには塩分濃度は下がっていることがわかって、けっこうびっくりしました。
 たとえば、姫川の河口から数百メートル離れた波打ち際でも、川が増水したあとの塩分濃度が0.5%以上下がっていたりとか。案外「川はツヨいんだな」というのは調べてみるまで分からなかったことで、「海に近づくときは大人と一緒に」ルールのおかげで僕もこの夏は楽しい自由研究ができた気がします。

 んで。

 今日の写真は昨日の夕方の田海川河口。
 夕陽の間接光で流れ出た川の水がどんなふうに広がっているかが見えるようになっていました。だからこの広がりのあたりだけ塩分濃度が低くなってるのかと思えば、もっと影響は大きい。その見た目と実際の違いも、はかってみなければ、わからないものなあ。

 そんなこんなで、今日から幼稚園は二学期。だんだんと夏休みは終わっていきます。

2014年8月19日 (火)

安定中

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 それにしても、ひどい雨は何度か降っているのに、ここしばらく姫川河口の形には動きがありません。
 相変わらずの左岸から長く伸びる「半島」で、右岸側にちょこっと注ぎ口という形。
 冬に比べて夏は、そうは言っても海は荒れないだけに、川だけからの「働きかけ」ではそんなに影響がないのかなあ。でも、ここ数年でもこれだけ形が一夏変わらないというのは、あまりなかったような気がします。

 そんなわけで、久しぶりに朝日の写真を載せてみました。おはようございます。

2014年8月18日 (月)

ラジオ体操再開

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 当地の小学校の夏休みラジオ体操は前半・後半の二部制。
 そして、後半のラジオ体操が今朝からはじまりました。

 上級生の「部活」も今日から再開。8/31までじゃなくなったちょっとだけ短い夏休みも、終わりが見えてきました。

 もう夏も、終わりなんだなあ。そんなわけでお盆明け通常営業は今日から。
 みなさんがんばりましょう。

2014年8月17日 (日)

立ち入り禁止

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 ここはオヤジやじぃさまも勤めていた近所の会社の社宅。
 老朽化対策で他の場所に別のが建って住んでいたみなさんはそっちへお引っ越し。今年の3月一杯で使われなくなったところでした。
 そうはいっても僕が小さい頃からあって、友達もたくさん住んでいた場所。誰もいなくなってからも、なんとなく中を通りかかってみたりして、「ああ、公園が草ボウボウだなあ」なんて思ったりもしていたのだけれど、とうとう入り口がふさがれて立ち入り禁止になりました。
 耐震対応ができない建物ということで使われなくなったわけだから「あぶないから入らないでね」はあたりまえのことなのだけれど、なにかが終わっちゃったような気がして、ちょっとさみしい。雨の日に眺めると、なおのこと。

 そんなわけで、今日も雨降り。台風11号が、なんだか夏を持ち去っていっちゃったようなここんところの陽気。もう、秋になっちゃうのかなあ。

2014年8月16日 (土)

雨は降っても

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 昨日行われた僕が住んでいる地域の盆踊りは、あいにくの雨。
 誰も来なかったらイヤだなあなどと思いながら雨の中準備をしていたのだけれど、ふたを開けてみれば大盛況で、こどもたちのためのゲームは用意した賞品がすべてなくなり、公民館の中はひとでいっぱいになりました。

 お盆の時期には、家の周りにたくさんクルマが停められていて、それがほんとうに日本全国のナンバーで。いろんなところから、田舎に帰ってきてくれるのだなあと思う。

 今日も雨にたたられた盆踊りの地域はきっとあると思うのだけれど、かわりの催しを楽しみにしているひとはいっぱいいると思います。それぞれの地区の役員のみなさん、がんばってください。

2014年8月15日 (金)

準備中

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 僕の住む地域では、今日の夜が盆踊り。
 ちょうちんへ電気を通す工事で、やぐらの高いところに自治会長さん自らがのぼって作業なのです。
 あとは、天気が最後まで持ってくれると、いいんだけどなあ。

2014年8月14日 (木)

今日も涼しい夜

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 夜の散歩は、ある意味誘惑が多いもの。小腹が空いてきたなあと思って最寄りのラーメン屋の前をわざと通りかかると明かりが消えていてほっとしたような、残念なような。
 そして、なんとなく最寄りのすき家に向かって歩いて行ったりしてみると、24H営業だとばっかり思っていたそこも23:00閉店。田舎町というのは、ありがたいなあ。呑み屋でもなければ夜についつい「喰っちまう」ことなくすごせるようになっているんだなあ。

 姫川の橋の上ででっかいヤツを発見し、川の上の風に吹かれながら一枚。だんだんと見かける虫にも秋の気配を感じるようになってきました。海でクラゲはまだ見かけないけれど、だんだんと秋のしるしを見つけるようになってしまう。そんなお盆さなかの夜なのです。

 そんなこんなで、おはようございます。

2014年8月13日 (水)

涼しい夜

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 昨日はだいぶんと涼しい午後。夕方にはいつもよりずっと多い走っているひとたちを見かけました。
 そして、夜。散歩していると月がとても明るくて、なんだかすこし青空のニュアンスも。
 残念ながら流星群はそちら側のソラの雲があって今ひとつよく見えなかったけれど、だんだんまた外を出歩いてもいいかな・・・という気候になっていくのかな・・・などと思ったりもした夜でした。

 でも、今朝は、ちゃんと暑いですねえ(笑)。
 それではお墓参りにいってきます。

2014年8月12日 (火)

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 台風がいってしまったあとの吹き返しの強風の中、まっさおな空になったり雨がぱらついたりと、なんだか忙しい天気でした。

 あちこちの田んぼでも、だいぶ穂が重たくなってきたところがあるようで・・・。
 暑いのはしんどいなあといつも思っていても、カレンダーに立秋の文字を見つけ、あちこちで小さな秋の印を見つけると、すこしずつさみしい気分になる。
 長い夏休みはもうなくなって久しいのに(しかも、お盆休みはまだこれからなのに)、あのひと月以上休み遊んだ頃の記憶が体の中に残っているのかもしれないなあと、そんなことを思う毎年のこの頃なのです。

2014年8月11日 (月)

八千川河口の変遷

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 姫川よりすこし西よりで海に注いでいる八千川は、西廻り塩の道の起点でもあり、古くから交易の起点となっていた川・・・なのだそうですが、今は砂浜の手前20mくらいを暗渠でつなぎ、最後に東西2つのコンクリートのトンネルから放出するような形になっています。

 ここしばらくは西側は半ば埋まっていて、東側だけから注いでいたのだけれど、昨日までの台風での増水ですこし土砂が流されたようで、今朝は西側の口からも水が出てきていました。
 とはいえ、こちらを流れる水は少なく、海岸まであと1mくらいのところで砂利に吸い込まれて消えてしまっていたのだけれど。

 こういう川の終点も、あるんだなあ。
 高めの波が砂利に乗り上げてきて、ときどき川の先っぽに塩水を注ぎ足したりもしているのだけれど、近くて遠いこの1m。なんだか、不思議な眺めでした。

 さて、今日は青空だけれど三角波。
 海で遊ぶ方はくれぐれもお気をつけください。

2014年8月10日 (日)

暮らしているということ

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 今回「おばけの館」でお世話になっている旧倉又茶舗さんは、お茶屋さんとしてはもう営業していないのだけれど、まだまだ現役の「家」で人が(ときどき)住んでおられるお宅です。

 人が住んでいるところには、ちゃんと生活の痕跡がある。

 手押しポンプが古い資料のように設置されているのではなく、そのとなりにペットボトルのキャップが並んでいたりするあたりが、生きている家の証。
 家の中の、台所の、洗ったコップやお茶碗が置いてあるところ、飲んだペットボトルの蓋がまとめてあるところに、ちゃんと手押しポンプの井戸もある。そういうところに、「こういう形の『せいかつ』もあるんだ」と、言葉に出さなくても、子どもたちの中でちょこっと感じるものがあったりするのではないかなと想像したりもします。

 さて、「お化けの館」二日目。まもなくスタートです。
 台風がだんだん近づいてきているはずなのだけれど、夜中ほどではなくちょっと収まりつつあるようなお天気。とはいえ、くれぐれもお気をつけてお越しください。お待ちしております。

2014年8月 9日 (土)

いるの いないの

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 京極夏彦が原作を書いた絵本「いるの いないの」は、古い古い家に住むことになったこどもの、彼だけが気づいている家の秘密についてのお話。
 このお話の中に出てくる家は、太い梁があり、天井がとても高くて、そこはとてもとても暗く、そこまで上ったことはその家で生まれ育ったおばあちゃんでさえない。そんな家。

 今日(8/9)からはじまった今年の「おばけの館」は、去年までのように市民会館ではなく、駅前の商店街の四ヶ所の建物を巡るまちなか開催。そして、みんなで赤いろうそくの火を囲んで怖い話を聞く旧倉又茶舗は、雪国の町屋特有の、天井が高く、太い梁がある、まさにこの本そのままのような建物なのです。

 今日はおかげさまで、711人の子がまちなかを悲鳴をあげながら巡ってくれました。
 そして明日(8/10)は10:00からもう一日「おばけの館」はあります。

 台風も心配ですが、ぜひ遊びに来てください。お待ちしています。

2014年8月 8日 (金)

いよいよ明日です

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 今日は、仕事の合間に「おばけの館」の準備などしていたらあっという間に終わってしまいました。
 風で揺れるイノヤさんの前の「牛乳パン」に「ひさしぶりに今日の昼はコレだな」なんて思っていたのに、結局昼も食べ損ねてしまいました。

 というわけで、今年は市民会館修繕中につき糸魚川駅前商店街各所で分散開催の「おばけの館」。ワタクシはこの写真の界隈にあります旧倉又茶舗にておばけの絵本など読んでおります。糸魚川幼稚園の子たちが描いてくれたおばけの絵も展示されていますので、ぜひお立ち寄りください。お待ちしています。

2014年8月 7日 (木)

のんびりと

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 傍らにマンガを積み上げ、その横には缶ビールが一本。
 のんびり寝そべりながら海辺ですごす時間・・・優雅だなあ・・・なんてことはきっとなくて、じりじりと照りつける太陽、コントラストがはっきりつきすぎて目にキツいマンガ、そしてどんどん熱くなる背中。きっと、かなりヘヴィーな状況ではないかと想像しちゃいました。

 でも、どこか、うらやましい。そういうのんびり、なんだか、いいなあ。

 なにはともあれ、今日も熱中症をきちんと防ぐ一日に。日差しのつよくないところで「のんびりと」する気持ちの余裕を持ってお過ごしください。

2014年8月 6日 (水)

の~てんほわいら~

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 いやはや、昨日はまたいつもにまして暑い一日でした。
 出張先ではビルの上のLEDで「37度」だの「36度」だのと表示されているし、館林では39度を超えたとか(館林はでっかいデータセンターがあったりするのに、そんなに暑いと冷房も大変だろうなあ。節電の夏にかえって大変じゃないのかなあとか思うのは職業柄(笑))。

 戻ってきたら糸魚川も暑くて、なんだかアタマがくらくらしちゃいました。
 糸魚川駅でのW7の到着式もすごい熱気だったそうですね。E7は何度か乗ったけど、W7は内装とかちがうところがあるのかなあ。来春が楽しみです。

 今日は夕方から雨がぱらつくかもしれないそうですが、きのうほどではないにしても真夏日になるという予報。なんだか毎日書いてますが、みなさん今日もお気を付けて。

2014年8月 5日 (火)

W7は来たかな

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 今日は日帰り出張。駅にきてみると、おまんた祭りの時には使えるようになっていた日本海口のロータリーがまた半分閉鎖されて工事中に。なんとか突貫で間に合わせたけど、まだまだ間に合わないところ、あったんだなあ。逆に言えば、それだけ祭りは特別だということでもあるんだろうなあ、と。

 さて、今日はJR西日本のほうの新型車両、W7の入線式があったんだとか。
 新幹線新駅のフロアにあがったことがあるひともこれでまたどっと増えるんだろうなあ。

 まだまだ新幹線フロア見学には縁の無いワタクシですが、きっと上京のための新幹線・はくたかの使用頻度は市内ベスト50くらいには入っていると思うぞ・・・というわけで、そのうち新駅のほうも、見学したいなあと思っているのだけれど、次の公募機会って、いつなんでしょうね。

 出張先では、今年はじめて「36度」なんて文字を見ました。
 この暑さ、でぶにはつらい季節です(笑)。

2014年8月 4日 (月)

祭りの終わった後

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 大人とちがって、子どもたちはいつも、なにかしらお膳立てされた環境の中で過ごしています。
 だから、すごく楽しい "one night stand" があったとしても、その準備や、バラしの現場を見ることって、実はそれほど多いわけじゃない。作るときにはものすごく時間がかかったのにあっという間にバラされていくのを見ながら、疲れているからもちろん長い時間のバラしになるのは困るのだけれど、それでもなお「ああ、さみしいなあ」なんて思ったりするあの気分を味わえるようになるというのは、ある意味大人になるということなのかもしれません。

 さて。

 昨日はここしばらく夏の恒例になっているカネタ建設さんのオレンジフェア。こどもたちをいっぱい遊ばせてくれる夏の一日だけのゆうえんち。今年はご近所ということもあってウチの子も一番のりしてたっぷり遊んでもらいました。

 そして、夕方。ちょっと車で横を通りかかったら、もうだいぶ片付けられていて、のこされているのは、このタワーくらい。
 「なんだか、さみしいね」と、小学生の上の子がぽつりとつぶやきました。
 うん、そういう感じがあればあるほど、楽しかったということ。そして、そういう祭りにいくつも遭遇しながら、きみらはでっかくなっていくのだよ。

 そんなこんなで、なんだか感慨深い夕方にもなりました。カネタのスタッフのみなさん、毎年ほんとありがとうございます。

2014年8月 3日 (日)

しゃんとしてる、なあ

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 昨日は青海地域の小中学生が地区ごとにわかれて戦う少年野球大会の二日目。先週の日曜日に大雨が降って、予備日開催の準決勝・決勝です。
 僕が住む地域のチームもベスト4に残り、午前中に試合。残念ながら負けてしまったけれど、暑くてだれてる大人とは対照的に、みんなしゃんとして、ガッツあふれるプレイ。なんだか見ているこちらまで背筋が伸びてしまいました。

 終わった後の慰労会と、ゲーム中。OFFとON。
 顔が、ちがうんだよなあ。

 大事なとき、あれだけ締まった顔ができるということ、とてもイイなと思う。
 選手も、スタッフも、みんなお疲れ様でした。

 そして、今日も暑いぞ。みなさん、ちゃんと水を飲んで、気をつけてお過ごしください。

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2014年8月 2日 (土)

ふしぎなこと

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 コドモは虫だとか車とおなじように飛行機も好きで、ソラに飛行機雲が伸びていくと「あ!」とすぐに見つけます。
 そして、昨日の朝「あれ?、飛行機雲あるのに、飛行機いないね」なんて話をしていたら、ちょっと離れた場所からまた飛行機雲が伸び出して「あ、あそこだ!」。

 おなじような青空を飛んでいて、飛行機雲ができるところとできないところがある。飛行機雲はこんなときにできて、こんなときはできにくいということがわかれば、航跡に飛行機雲がある場所とない場所ができるというのは確かにアリなのだけれど、下界から見ていると素朴な疑問として「おなじ青空の中飛んでるのに、どこがちがうのかなあ」とか思っちゃう。不思議なもんですね。

 案外と、日々のうろうろの中にも不思議なことはいっぱいある。小学校の頃よりも、今のほうがずっとそんな感覚がある。それだけに、夏休み、今自由研究したら、おもしろいだろうなあ。最近、なんだかしょっちゅうそんなことを思っていたりします。

 さあ、おまんたまつりな週末。今日も暑くなりそうですが、みなさんくれぐれもお気をつけて。

2014年8月 1日 (金)

暑い!

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 30度を越える昼間の暑さにやられながら、こんな夕方のひとときの熱気がすうっと抜けていく時間帯に涼しさを感じたり、家にかえってきて部屋に籠もった熱気にくらくらしたり。
 温度計と連動しない暑さの感じ方を実感している日々です。

 夜、部屋の暑さが堪えるのは、一日の暑さで疲れているからなのかなあ(笑)。

 そんなこんなで、今日も暑くなりそう。ウチのゴーヤもだいぶでかいのが採れるようになり、苦さも増してきました。それがすごくうまいと感じるような暑さの日々。みなさん、今日もご自愛をば。

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