夏近し
今朝の食卓には、ひさしぶりに西瓜の漬け物が並びました。
日曜日に千葉の親戚から届いた、初物の西瓜。いろいろ大騒ぎして大汗かいた週末の最後にがぶがぶとかじって、たべたあとの皮を漬けてあったのです。
これ、ウチのなくなった祖母が好きだったそうで、昔はしょっちゅうこの季節、食卓にあがっていました。カットフルーツなんてなかった時代。ひとつ西瓜を買ってくると、数日間は西瓜ばっかり。かくして、皮は朝のおかずに再利用されていたわけです。
今朝にこにこしながらかじっていると、はじめて食べる子どもたちは微妙な顔。これを漬けてくれた母自身もあまり好きではないそうで、今朝喜んで食べていたのは自分だけでした。そうか、だから20年くらい、食卓に上ることはなかったのか(笑)。
でも、突然食べたくなっちゃったんだよなあ。僕にとっては、懐かしい朝ご飯でした。
こういう、「捨てちゃうとゴミなおいしいもの」っての、コドモにはきちんと遭遇させたいなあ。そんなことも思った朝なのです。
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