山奥の高い高い山たちとちがって、「ぼくのまちのやま」黒姫は海に近いほどほどの山。だから下から眺めて雪が見えるのも、あとすこしの間だけです。
さて。
この写真のテーブルは、海岸沿いの須沢臨海公園のもの。海に来たときのバーベキューの穴場として、これからの季節特に週末にはにぎわいます。
そして、近所に住んでいる僕らにとっては、月曜の朝通りかかってがっかりする場所でもあるのです。
バーベキューは楽しいけど、真っ黒油だらけになったものの片付けは確かにめんどくさい。その頃にはもう酒も回っているし・・・というのはわからないわけじゃないけれど、金網や鉄板、燃え残った炭や薪、食べ残しや皿、果ては割れた酒瓶に至るまで、そのまま放置してあることが増えていきます。お盆前後なんてもう、それが毎日。
一昨日あたりにも、ここに真っ黒の網とかが放置されていたのだけれど、今朝通ったらずいぶんときれいになっていました。
友人たちが昨晩バーベキューをしたあと、自分たちのだけじゃなくて周りのそういったものも一緒に持ち帰ってくれたんだそうです。
確かに、顔見知りがいっぱいいるひとたちがそこでバーベキューしてて、翌日ゴミが残ってたら「あの連中ひでえじゃないか」って勘違いするひとたちもいるかもしれない。でもさ、そういうことって、ここは自分たちの大事な場所だって思い入れがなければ、メンドクサイししないと思うんだよね。それだけに、ちゃんと場に思い入れのある人たちも、ちゃんとここで楽しんでくれているというのは、とってもうれしいな、と。
片付けていってくれたみなさん、どうもありがとう。
そして、みんな見習おうぜ。
仕事ができないとか、成績が悪いとか、そういうことよりもっともっとダメだし悔しいことじゃん、「人間として、ダメ」だってのはさ。
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