はくたかが通り過ぎる
その傍らに、あのかつて見慣れた三連アーチ。
昨日は北陸新幹線の金沢までの延伸まであと1年のカウントダウンイベント。グランクラスのシートの「試し座り」があったり、15日から長野新幹線で一部先行投入されている新型車両E7プラレールの発売前お披露目があったりとイベント盛りだくさんだった糸魚川駅で、こどもたちに大人気だったのがNゲージを自分で走らせる大きなコース。
このコースの中に、ちゃんとあの赤れんが車庫を見つけた時、なんだか、うれしくて、そしてとてもせつない気持ちになりました。
傍らをはくたかが通り過ぎていく、でも、三連アーチへの線路は敷かれていない。あの、いよいよ運用が終わってだんだんと片付けられていく、あのときの気持ち。
新年度になれば、新駅の南口にはレンガ車庫が一部復元され、今回設置される新駅の中でも飛び抜けて特徴を持った駅のひとつに、糸魚川駅はなるはずです。はやく、もう一度あの三連アーチを見上げたいなと、あらためて思ってしまいました。
あと一年。楽しみに待ちたいと思います。
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