夕日を見送る
冬の間はなかなかできなかった、真っ赤な夕日が海へ沈むのを見送ることができる日が、ぼちぼちと出てくるようになりました。
昨日は水平線に霞がかかって、ほのかに赤い影が沈んでいくような夕日。デジタルカメラは夕日には弱くて、真っ赤でも真っ白になってしまったりする。でも、こんなときはちゃんと、赤く撮れるのになあ・・・と、たまたま短いレンズをつけて散歩していた僕はちょっとがっかりしながらも、海の近くのテント倉庫の金色を撮っていたりします。
そのものずばりより、なにか間接的な「!」。こういうあまのじゃくもまた、好きなんだよなあ。
海岸には、夕日が沈むのを待って三脚を立てているもっと気合いの入った写真撮りの方もいました。だんだんと、そんな季節になる。そもそも、山のはしっこではなく、海へと夕日が沈むだけ、太陽の道も冬から離れてきたということ。どんどん、冬から離れていっているんだなあ。
・・・とはいえ、今朝はなんだかちょっと寒い感じで、いい天気が何日も続かないあたりは、まだまだこの季節の天気。一進一退を繰り返しながら、すこしずつ、春へと向かっていく。そんな3月の中頃なのです。
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