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2014年3月31日 (月)

館長、お疲れさまでした

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 糸魚川市民会館の名物館長、前田氏が酔っ払うといつも熱く語っていたのは「ホールが一杯になるような芸能人呼んできてたくさんの人を動員しました。それだけでいいのかい?」ということ。一夜の喧噪のあと、またまちが元に戻ってしまう、そんな買ってきて見せるだけのものではなく、たとえ満員にならなくてもそれが町のどこかに火をつけ、そこから少しずつでもひとが変わるようなことをやりたい。それが彼の信念だったのだと思います。

 日曜日の第五回目の「ひすいスプリングコンサート」に出た弦楽アンサンブルも、そう。最初に「会館にバイオリンやビオラを習いに来ませんか?」と募集が出た時、あつまったひとたちに「ここで習って音大に行きたいって言われると困るんだけどね」と言っていたのも思い出します。日々の仕事や学校でがんばる市民が、趣味の一つとして、バンドをやったり、写真を撮ったり絵を描いたり。そういうアプローチのひとつとして、たとえば「市民オーケストラ」なんてことができたら、きっと素敵だ。そんな願いが込められた弦楽アンサンブルは、小学校あがりたてから還暦近くまでのひとが集うなかなか不思議で楽しい集まりになりつつあります。

 宮島春彦さん他を迎えての、長い長い時間をかけて仕込む芝居も、そう。

 彼の仕事は、間違いなくいろんな火をつけたのだと思います。

 今朝、新聞のこの春の異動一覧を見て、退職者の欄にお名前を見つけてなんだかさみしくなりました。本当にお疲れさまでした。

 というわけで、写真は日曜日のコンサート、館長を囲んでの出演者の集合写真なのです。

2014年3月30日 (日)

本日開催です!

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 平日にちょこっと晴れて土日は悪天候なんてことが今年の冬はけっこうありましたが、今日もその名残か土曜日まで快晴で今日は雨空。でも、雪ではなく雨がしとしと降るちょっとあったかい雨の日という感じがします。

 さて。

 本日ひすいスプリングコンサートが14:00からきららホールであります。
 写真は昨日の通しリハーサルの様子。今回はひすいジュニア合唱団、ひすい弦楽アンサンブルだけでなく、一年を通してきららのアトリウムでコンサートをされてきたアトリウム合唱団のみなさんもご一緒の盛りだくさんコンサート。
 ちょっと足下のよくない日になっちゃいましたが、ぜひ午後からお出かけください。

 詳しくは、こちらをどうぞ。
 http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?itemid=15134
 (ひすいジュニア合唱団のサポートで、今回も Squall のキーボード、相沢さんと、ドラムスの細井さんも登場しますよ。Hさんファンの方も、ぜひ(笑))。

2014年3月29日 (土)

PIYO

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 久しぶりに、弁天岩のあたりの夕暮れを一枚。
 仕事でとなりまちから帰ってくる夕方、真っ暗だったのがだんだん明るくなってきて、季節の巡りを感じます。
 だって、春分の日、過ぎたのだものなあ。ちゃんと定時で仕事がおわったときには、一度家にかえってから夕陽を眺めにあらためて海岸に出かけるような季節に、これからだんだんとなっていくのだなあと、そんなことを思う夕方でした。

 そして、今日もいい天気。家の外ではインパクトレンチの音もあちこちから聞こえるし、きっと、桜のつぼみもだいぶ膨らんでいくのだろうなあ。なんだか、春。ですねえ。

2014年3月28日 (金)

-1m

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 先日、国土地理院が日本のあちこちの山の標高を1m高くしたり低くしたりといった発表をしたニュースが流れていました。
 「そうか、標高三位タイの山が増えたのか」とか、他人事のようにニュースを見ていたのだけれど、糸魚川ジオパークのFacebookページによると、青海地区のシンボルとも言える黒姫山も、 -1m で1221mになったんですね。

 国土地理院サイト 日本の主な山岳標高の改訂
 http://www.gsi.go.jp/kihonjohochousa/kihonjohochousa60009.html

 ご近所では、明星山、犬ヶ岳も-1m。日本海沿いの北アルプスエリア全体が沈降したのかなあ(笑)。
 そんなわけで、人間の調査などおかまいなしに、春の晴れの少し霞んだぼくのまちのやま、黒姫は、いつもどおりそこにあるのです。

 (そして、Wikipediaの黒姫山(糸魚川市)のページも、もう既に改訂されてます。だれの仕事だろう。はやいなあ・・・)。

2014年3月27日 (木)

今週末です。「ひすいスプリングコンサート」

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 毎年3月おわり頃恒例の「ひすいスプリングコンサート」。
 市内のこどもたちがうたう「ひすいジュニア合唱団」と、市内のちっちゃい子から大人までのバイオリンなどの弦楽器のグループ「ひすい弦楽アンサンブル」の年に一度の合同コンサートです。
 今年も、3/30にきららホールでありますよ。
 http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?itemid=15134
 13:30開場、14:00開演。全席自由500円(当日600円)です。
 ぜひぜひお出かけください。

 んで。
 春は催し物の多い季節。その翌週、4/6には、鈴木一功さんの一人語り芝居「べっかんこ鬼」が、旧倉又茶舗さんで行われます。こちらも、チケットはまだあるそうですよ。
 http://datcha-i.com/detail/index_59.html

 プレイガイドはこちら。
 きらら青海(025-562-2223) / 八川屋商店(025-552-1881)
 京屋 (025-552-0025) / ありがたや (025-555-7218)

 よろしければ、こちらもぜひ、お越しあれ。

2014年3月26日 (水)

散歩

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 いくら雪が少ない年だからといって、やはりソラからはなにかしら降ってくるし、寒いし、暗いしということで、冬は、朝晩ウォーキングするひとはどうしても少なくなります。
 だから、朝や夕方、海岸を歩いていていろんなひとに会うというのもまた、春になったなあと思うことなのかもしれません。

 数日続いた気持ちのいいソラも今日明日とちょっと一段落らしいけれど、ご近所の小学校と幼稚園の卒業・卒園式の日にしっかり抜けるような青空になるなんて、お天気もなかなか気の利くヤツだなあ。

2014年3月25日 (火)

姫川河口も春の装い

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 冬は波が荒れるもの。だから、比較的流れが急で河口であんまりよどまないこのあたりの川でも、冬は波に押し戻されて河口に大きな溜まりができ、河口はヘンな場所にちょこんと開いたりします。
 でも、ひさしぶりに姫川では、ど真ん中からまっすぐ注ぐ形の河口が戻ってきました。
 これも、どんどん波に攻め立てられなくなってきたこの季節ならでは。
 そのうち、だんだんこの溜まりも小さくなり、河口が広くなっていくのかな。

 あたたかくなってきて、朝「大人の自由研究」で河口を眺めに行く頻度もあがりそうです。

2014年3月24日 (月)

もうお役御免でしょう

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 おそらく、自宅から一番近くにいつも待機していた除雪車二台。
 きっと彼らももう今シーズンはお役御免。もうじき、車庫へと帰るのではないのかな。

 晴れだったこの週末、土日はPCを一度も開かず、携帯も持たずに外出し、ネットとのやりとりを完全に遮断して過ごしました。もとはといえば出かけるときに携帯を忘れたのがきっかけなのだけれど、つながらないとなれば持参していたPCを開く必要もないし、本当に急ぎなら自宅にかかってくるなり、一緒に動いている家人の電話にかけていただくなりするだろうなということもあっての割り切り。
 考えてみれば、メールチェックも携帯画面を眺めるのも1日半くらいまったくしないというのは、もしかしたら20年ぶりくらい。思えばインターネットを日常的に使うようになる前、パソコン通信の時代から、趣味と言うより仕事としてずっと日々使ってきた僕にとっては、本当に久しぶりの「つながらない」二日間でした。

 おかげさまで緊急連絡もなく、お客様にご迷惑おかけすることもなく失踪できた二日間だったようです。こういうの、こんどときどきやろうかな(笑)。

 そんなこんなで、昨日はブログもはじめて以来もしかしたらはじめてのお休み。今日からまた日記のように書いていきたいと思います。3月(ほぼ)最後の一週間。晴れの日も続くようになってきたし、気持ち良くはじめましょう。

 おはようございます。

2014年3月22日 (土)

シーサイドバレーは明日まで

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 昨日はひさしぶりにほんのすこしの雪。でも、今年は糸魚川では、雪の本当に少ない年でした。
 市内2つのスキー場のうち、シャルマン火打 ( http://charmant-hiuchi.jp/ )は、5月の連休まで営業するそうだけれど、シーサイドバレー ( http://www.seasidevalley.com/ )は明日3/23で営業終了とのこと。
 昨日の雪でコンディションもよくなっているだろうし、この週末は根知での滑り納めというのも、いいかも。

 市内のこどもたちは、学校が休みの日はこの2つのスキー場ではリフト券が無料になる助成があって、このおかげで今年も小学生の娘はずいぶん何回も滑ってきました。
 こういうシステムがあるまちって、案外珍しいらしい。だから、市内の子たちはもっと冬のスキー場を楽しむといいなあと思う。おかげで、僕も数年前から一年に何度か、ひさしぶりに吸えるようになりましたから。

 そんなこんなで、シーサイドバレーは明日まで。ぜひぜひ。

2014年3月21日 (金)

続かないなあ・・・

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 もうすっかり雪は消えてあったかくなってはきたのだけれど、なかなか何日か続けて自転車で通勤・・・というわけにはいきません。
 だけど、一時は「暴風雪」と予報が出ていた今日も、朝起きてみると冷たい雨。冬将軍閣下もだいぶん弱ってきているようです。

 あと一息、もう一息、だなあ。

 というわけで、今週最後の自転車通勤の日、雪鶴さんの裏を通り抜けるちょっと前に、ちょっと止まっての一枚。みなさん、よい三連休を。

2014年3月20日 (木)

新潟県最古の・・・

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 最近、糸魚川 地酒の魅力発信委員会のFacebookページ ( https://www.facebook.com/itoigawa.jizake ) をお手伝いしていることもあって、市内をうろうろしていると、ついついお酒にかかわるものに目が行ってしまいます。
 昨日見つけたのは、寺町あたりでのこんな飛び出し注意のホーロー看板。

 「ふる里が育てた伝統の酒~ << 新潟県最古の老舗 >>」とあるのに、酒の銘「加賀の井」の下には電話番号などの連絡先があるわけでもありません。
 誰もが知っている。そして、特にこの件で商売するというガツガツした感じがあるわけでもない、地域へのお手伝いという感じ。こういう感じは、古き良き時代のものだなあと。

 そんなこんなで、Facebookページ。FBのアカウントがなくても見ることができますので、よろしければご覧ください(で、アカウントをお持ちであれば、ぜひ「いいね」をおねがいします)。

2014年3月19日 (水)

当時は50円

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 僕が中学生の頃にはまだ青海駅にはKIOSKがあって、そこは近所の書店よりちょっとはやくマンガ週刊誌が並んだり、ほかでは買えない中日スポーツがあったりしました。当時一部50円だった白黒刷りの中スポは、中学生の小遣いでは滅多に買えなかったけれど、それでも気持ちのいい勝利の翌日にたまぁに買いに行ったのを思い出します。ご近所ではここだけしか買えなかったから、糸魚川の高校に通うようになった頃でも中スポのためにここまで時々自転車トバして来たりもしていたっけ。

 久しぶりに夜の青海駅を歩いてみると、待合室の昔KIOSKがあったあたりにはストーブの柵だけ置いてありました。
 今は、冬の暖房とか、ないのかな。それとも、もう片付けちゃったんだろうか。

 なんだか、ちょっとさみしい。そんな夜の散歩なのでした。

2014年3月18日 (火)

冬囲いを解く

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 冬の間、公園の遊具も木々とおなじく「冬囲い」されます。ブランコは支柱に縛り付けられて冬の風に暴れ回らないように。
 毎年、遊具の冬囲いが解かれて遊べるようになるのはたいてい年度明けの4月頃なのだけれど、今年はもう近所の公園では、ブランコが解き放たれていました。

 外で遊ぶ季節がやってくる。なんだか、いいなあ。

2014年3月17日 (月)

はくたかが通り過ぎる

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 その傍らに、あのかつて見慣れた三連アーチ。
 昨日は北陸新幹線の金沢までの延伸まであと1年のカウントダウンイベント。グランクラスのシートの「試し座り」があったり、15日から長野新幹線で一部先行投入されている新型車両E7プラレールの発売前お披露目があったりとイベント盛りだくさんだった糸魚川駅で、こどもたちに大人気だったのがNゲージを自分で走らせる大きなコース。
 このコースの中に、ちゃんとあの赤れんが車庫を見つけた時、なんだか、うれしくて、そしてとてもせつない気持ちになりました。
 傍らをはくたかが通り過ぎていく、でも、三連アーチへの線路は敷かれていない。あの、いよいよ運用が終わってだんだんと片付けられていく、あのときの気持ち。
 新年度になれば、新駅の南口にはレンガ車庫が一部復元され、今回設置される新駅の中でも飛び抜けて特徴を持った駅のひとつに、糸魚川駅はなるはずです。はやく、もう一度あの三連アーチを見上げたいなと、あらためて思ってしまいました。
 あと一年。楽しみに待ちたいと思います。

2014年3月16日 (日)

夕日を見送る

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 冬の間はなかなかできなかった、真っ赤な夕日が海へ沈むのを見送ることができる日が、ぼちぼちと出てくるようになりました。
 昨日は水平線に霞がかかって、ほのかに赤い影が沈んでいくような夕日。デジタルカメラは夕日には弱くて、真っ赤でも真っ白になってしまったりする。でも、こんなときはちゃんと、赤く撮れるのになあ・・・と、たまたま短いレンズをつけて散歩していた僕はちょっとがっかりしながらも、海の近くのテント倉庫の金色を撮っていたりします。
 そのものずばりより、なにか間接的な「!」。こういうあまのじゃくもまた、好きなんだよなあ。

 海岸には、夕日が沈むのを待って三脚を立てているもっと気合いの入った写真撮りの方もいました。だんだんと、そんな季節になる。そもそも、山のはしっこではなく、海へと夕日が沈むだけ、太陽の道も冬から離れてきたということ。どんどん、冬から離れていっているんだなあ。

 ・・・とはいえ、今朝はなんだかちょっと寒い感じで、いい天気が何日も続かないあたりは、まだまだこの季節の天気。一進一退を繰り返しながら、すこしずつ、春へと向かっていく。そんな3月の中頃なのです。

2014年3月15日 (土)

わだち

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 広い田んぼのわだちは、きっと稲刈りのときのコンバインのもの。
 もうじき、ここにまた農機が入って、田んぼの準備がはじまるんだなあ。
 その頃はきっと、左奥のほうに見えている白いヤツは、シベリアの彼方にいってるんだろうなあ。

2014年3月14日 (金)

冷たい雨が

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 今週の半ばには、こんな風に信号機のくぼみに雪が積もるような日もあったというのに、今朝は冷たい雨が降っています。
 氷点下に下がることがほとんどない当地では、かえって雨が降り出すほうが寒い感じがするときも。だんだんと、雪の季節は終わっていくのだなあ・・・と、ここしばらくほぼ毎日のように書いていますが(笑)、寒くても、あったかくても、春の兆しに結びつけてしまう心理状況。それこそが、一番「春だなあ」ということなのかもしれないな、と。そんなことを思ったりもする冷たい雨の朝なのです。

2014年3月13日 (木)

昭和7年製作

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 いつも通る姫川橋に、こんなプレートがついていることに今更ながら気づきました。
 「東京月島 安藤鐵工所 昭和七年製作」

 いい仕事をするという矜恃のもと、自分の仕事であるという「銘」を埋め込む。なんだか、こういうスピリッツは、いいなあ。
 この「東京 月島」というところにも、なんだか感じるものがあります。

 今度、自分が書くアプリケーションにも「新潟 糸魚川」とか、何処かに埋め込んでおこうかな(笑)。

2014年3月12日 (水)

赤い蝋燭と・・・

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 静かな海だなあ。

 昨日の朝はあちこちで残っていて、除雪車が通った跡がある道もたくさんあったのに、今朝はもう平地ではほとんどどこにもありません。

 春が、やってきてるんですねえ。雪が降ってなおのこと感じる春です。

2014年3月11日 (火)

足の踏み場もない

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 先日消雪のためのホースを撤去した田沢小学校の入り口は、昨日と今日の雪でこんな感じに。緩い坂だけれど、こんなところで転ぶような雪国の子はいません。いや、遊んで転ぶヤツはきっといっぱいいるだろうな、きっと。

 通り道なのだから、足跡は真ん中あたりにけものみちのようについていればいいのに、それはそれはみごとにはしからはしまで、足跡で埋められています。

 なんだか、ただしい小学生だなあ。

 踏んでない平らな部分があると、誰かが駆け寄って足跡をつける。登校中のそんな風景が目に浮かぶようで・・・。そして、みんなが教室に入ってしまったあとに、我が物顔で幼稚園児はここを通って登園していくのです(笑)。

 こんな景色で学校へ向かうのも今シーズンはあと何回あるのかな。
 今日はうれしくなるくらい、真っ青に晴れた気持ちのいい朝なのです。

 こんな風に、何でもない日が、なにごともなく重ねられることは、実はとても幸せなこと。それを痛感した日がまたやってきました。いろんなこと、考えていきたいなと思います。

2014年3月10日 (月)

注意報程度の雪

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 日曜の夜、外に出てストーブのタンクに灯油をいれていたら、肩にはぼとんぼとんと雨粒でも当たるような感触の重たい雪が落ちてきました。
 そして、朝起きてみればこんな感じ。一晩で冬に逆戻りといった風情です。

 海岸部のこのあたりで積雪7cmってところでしょうか。
 ま、これでも路地まで除雪車が入ることもなければ警報が出ることはなく、大雪注意報が出ている程度の雪。突然思い出したように降る、3月のなごり雪だなあ。そんな感じだったのだけれど、山の方はけっこう降ったようで、シャルマン火打スキー場のTwitterでは「50cm降った」とのこと。
 平地では「そろそろタイヤ、かえちゃおうか」なんて冗談が出るくらいなのだけれど、まだまだ山間部は気を許せない時期なのだなあ。

 今週もはじまりました。がんばらなきゃ。
 そんなこんなで、おはようございます。

2014年3月 9日 (日)

春を感じる雪景色

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 今日はコドモのリクエストでひさしぶりにお蕎麦。市内の泉家さんにお邪魔してきました。
 僕らが坐った席のとなりの壁には、いつもご主人の写真が飾られています。そしてこの日はおそらく小谷村あたりの雪道の写真。
 画面は雪だらけ。でも、青空の感じ、出てきた路面、そして乾いた木々の感じ。
 冬の景色なのに、ものすごく春を感じさせる、そんな一枚でした。

 これを見て「春だなあ」と思うのは、雪国に住む人間だけの感じ方なのかもしれない。
 でも、間違いなく、これは僕にとっては、そろそろやってきた春の一枚なのです。

 そんなこんなで、最近お手伝いしている「糸魚川 地酒の魅力発信委員会」のFacebookページ、
 https://www.facebook.com/itoigawa.jizake
 にも、昼下がりの蕎麦屋のお酒のことを書いています。よろしければ、そちらもご覧いただければと思います(残念ながら僕は運転手なので、呑んでいるのは家人なのですが(笑))。

2014年3月 8日 (土)

今日は出番があるかな

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 ここしばらく、寒い日はあっても積もる日はなかったから、学校や幼稚園へ長靴を履いていくことはなくなっていたし、スキーウェアをはおって幼稚園へ・・・という日もしばらくありませんでした。
 でも、今日はコイツも出番があるかも。

 朝起きてみると、まわりは真っ白になっていました。
 外からスコップの音が聞こえたりもしています。

 この冬の一面真っ白は、この週末の寒気で終わりかな。ちょっと名残惜しいような、でもうれしいような。

 さて、本日は3月の土よう子ども会の日です。
 9:30からきらら青海でお待ちしてますので、ぜひお出かけください。

2014年3月 7日 (金)

ホワイトアウト

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 突然降り出した雪に視界はほとんどなくなり「この季節に、なんで?」。
 でも、すこし待てば雪は止み、そしてまわりにはほとんど積もっていない。
 ものすごく寒い日だなと思っても、1月頃とはちがう気温。
 寒い日、雪の日だからこそなお、冬将軍閣下もだいぶちっちゃくなってきたなあと実感したりするのです。

 そして、今朝はうっすら白くはなっているけれど、陽射しがふりそそぐ晴れた空。

 おはようございます。

2014年3月 6日 (木)

ちゃんまいろ

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 方言の話しをするとき、たとえば発音記号のæのように、日本語でもちゃんとひらがなで欠けない言い回しってあるんだなあと思う。
 たとえば、ふきのとうをさす「ちゃんまいろ」は、「ちゃん」と「まいろ」では「ちゃん」のほうが長く「まいろ」はほとんど「めろ」に近い感じ。文字で書くと「ちゃんまいろ」なのだけれど、文字通り読むとなんだかちがう感じがします。

 そんなこんなで、スーパーの棚だけじゃなく、あっちこっちでふきのとうをみかけるようになってきました。今日は雪虫みたいなちっちゃい雪がふわふわ飛ぶ寒い日だけれど、それでも、だんだんと、春なのです。

2014年3月 5日 (水)

うじゃうじゃと

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 おとなり上越の上吉野池はすっかり渡っていく白鳥たちの間でも名前が売れてきたようで、今年は、この時期本当にたくさんまわりの田んぼでガツガツやってます。
 雪で田んぼが覆われちゃうこともなく、心ゆくまでたべて、力をつけて飛んでいっておくれ。で、来年もちゃんと、やってくるのだよ。

 上吉野池は農業用ため池ということもあって、この時期池に浮かんでいる白鳥が安心できるように、足が池の底につくくらいまで水量を調整したりもしているとのこと。マコモダケを植えたりもされているそうで、みんなが「いっぱい来てね」の気持ちを持って、この季節を支えているのだなあと。
 かといって、餌付けするわけではなく、「ここより先に踏み込むな」という表示をしてヒトが白鳥を脅かさないようにも心がけているところが、なんだかいいんですよねえ。

 そんなこんなで、もっと南のほうから北に帰る連中も立ち寄って真冬よりたくさんの白鳥がいるこの季節。これもまた、春を待つ情景の一つだなあと、そんなことを思う僕なのです。

2014年3月 4日 (火)

雪と戦った道

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 凍らないように、溜まらないように。
 雪国の幹線道路は常に心が配られます。それは、単に「配慮」ではなく、実際に誰かが仕事としていろんなことをやってくれているということ。

 結果として、春になると道路には除雪でできた割れ目ができたり、こんな風にわだちのように塩化カルシウム(融雪剤)の跡が残ったりもする。
 そういうことも含めて、僕らは「これくらい、たいした雪じゃないよね」と言うことができるわけです。

 それは、逆に言えば、春になると塩カルが残るような幹線道路が近くにないひとたちは、もっと自分たちで気をつけなければいけないということ。たとえば、雪が降ったらノーマルタイヤの車ではでかけないということは「自分が困る」ことを避けるということ以上に「自分の車が立ち往生したせいで、道路全体を止めるきっかけになってしまう」ことを避けるために大事なことなのです。

 先月の関東の大雪以来、雪がちらつくと、関越や上信道ははやめに速度規制になったり通行止めになったりしているようです。これをやらないと、時に放置車両が道を塞いでしまう。でも、これをやっていてあまり雪が降らないと、止められたことへの恨みの声が高まってくるのだろうなとも思う。

 でも。

 「特別警報が出ないのはおかしい」とかではなく、「警報が出るということはかなり警戒しなきゃいけないことなのだ」ということを、あらためて意識してほしいなと、ほとんど雪がなくなった平地に住む雪国住人としては、思ってしまうのです。

2014年3月 3日 (月)

山は白くても

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 予報では「朝は雪、その後曇り」。
 でも、まわりが白くなっていたりすることもなく、もう雪が消えていた一番近い山にうっすらと綿帽子がかぶる程度の降り方でした。

 昨日は散歩していたら、芝桜の花がちょっとだけ咲いている生け垣を見つけました。
 そんな、あっちこっちで冬の終わりが顔を見せている中の寒の戻り。今週中頃からはまたすこし雪が降ったりもするのだそうだけれど、こうやって寒かったり、あったかかったりを繰り返しながら、あとひと月もすれば花見の時期がやってくる。

 もう、3月なんですよね。さあ、一週間のスタート。がんばらなきゃ。

 おはようございます。

2014年3月 2日 (日)

撤去

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 ご近所の小学校の校門のスロープには、つい先日まで雪を消すために水を出すホースが設置されていました。
 それも、先週金曜日に片付けられ、今はこんな感じ。もう、多少の雪がちらつくことはあっても、がっつりとつもってこどもたちが滑って転ぶようなことはない。そんな読みなのだろうなあ。なにせ、もう3月。道ばたでふきのとうをみかけることも出てきました。
 こうやって、ひとつひとつ、冬の終わりを見つけていくことも、3月になるとどんどん増えていくはず。
 雪がもう降らないということを、どこか「うれしい」というより「名残惜しい」と感じるようになるまで、あと少しです。

2014年3月 1日 (土)

めざしています(笑)

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 糸魚川の本町通商店街には八福神めぐりがあり、各所にはこんなふうに絵馬がかけられています。
 で、去年僕が書いた絵馬を昨日見つけたので、つい写真を撮ってしまいました。

 これ書いたころは、確かに年明け早々くらいには達成できているはずだったのだけどなあ・・・。

 仕事が立て込むと、こちら方面のコントロールは少々甘くなります。でも、そろそろ朝の散歩や自転車通勤も気持ちがいい陽気になってきたし、また締め始めないと。
 さしあたり、今日はちょっと寝込む予定ですが(笑)。

 市内ではインフルエンザがだいぶ猛威を振るっているようです。みなさん、くれぐれも手洗い、顔洗い、うがいを。

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