結界を張る
朝、こどもを幼稚園に送っていった帰り、海岸を歩いていると砂浜にぽつんと十字の杭が立っていました。
雪雲が来ないように、結界を張っているのかな。最近は雪は南からばかり来て、なんだか不思議な冬です。
さて。
相変わらず宅配便で関東方面への荷物受付がなかったりと、雪の影響が続いているのだけれど、昨日の夕食にもちいさな影響がありました。
「ほうれんそうが98円だったんだよ」
冬は糸魚川あたりは葉物が高く、つい最近こちらに転勤してきた取引先の技術屋さんもスーパーで驚いたと教えてくれたくらい。昨日のは群馬産だったそうだけれど、「向こうへ持って行けないから、かわりにこっちで」だったのかななんて話しをスーパーでお客さん同士していたそうです。
道がつながっていることが前提として、世の中の仕組みはできている。すぐに行き来できることは、以前に比べてずっとずっとあてにされて、Just in Timeな仕組みが構築されていっている。
昔ほどに「だめでも仕方ない」な生活にはもう戻れないけれど、少なくとももうすこしだけ、「各所にバッファがある」仕組みに戻していかないと、なかなか大変なんじゃないかなあ。そんなことを、こういうことがあるたびに感じてしまいます。
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