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2014年2月28日 (金)

べっかんこ鬼

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 久しぶりに旧倉又茶舗の前を通りかかったら、芝居のポスターが貼られていました。
 演目は、「べっかんこ鬼」。鈴木一功さんの一人語りの芝居なのだそうです。
 http://reclam55.biz/wordpress/

 あの町屋で聞くと、どうなるんだろう。
 4/6(日)の午後5時から。なんだか楽しみです。

2014年2月27日 (木)

梅が咲く

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 都内などより何週間か遅れてですが、ウチの玄関にある梅の鉢も、出張から戻るとひとつふたつ花が開いていました。
 まいにちひとつ、ふたつと春の便りを見つけることができる季節。なんだか、こういうちっちゃいことが、うれしい。

 さて、昨日は新潟県内にもはじめてPM2.5の注意喚起情報が出ました。
 ちょうど出張で一番濃かったらしい新潟市内にいたのだけれど、糸魚川へ戻る途中、高速道路のまわりの景色がずいぶんと霞んでいて、なんだか不思議な風景でした。いつもの黄砂なのか、PM2.5のせいなのかはよくわからないけれど、場所によってはすこし目が「しぱしぱ」する感じも。あの刺激の感じは気のせいではない気がします。
 9:50には「安心メール@糸魚川」で通常値に戻りましたよというお知らせがありましたが、こういうお知らせには、今の数値とか経緯が確認できるような情報へのリンクをつけたりすると、もっと親切なのになと思ったりもします。
 そんなわけで、新潟県の大気情報の速報ページをご紹介。
 http://www.niigata-taiki.com/

 現在の環境基準では、PM2.5は「1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。」なのだそうですが、計測値が県の速報値ページに載る測定地は現時点では市内にはなく、最寄りの上越市三橋では11時の時点で29μg/m3なんだとか。今後、どうなるんでしょうかね。
 大陸が近い九州の方は、こういうことがだんだん日常になりつつあるのかなと思うと、あちらは大変だなあと、そんなことも思う昨日なのでした。

2014年2月26日 (水)

春がみつかること

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 庭のはしっこに、あさつきが出ているのを見つけました。
 まだそんなに伸びていないし、ツブにもなっていないけれど、これくらいの若いやつにちょこっと味噌をつけて食べると、カラダが冬から起きてくる感じがして好きなのです。
 ふきのとうも見かけるようになってきたし、海岸近くではもう雪はほとんどなくなりました。

 もうじき三月。思い出したように降ることはあっても、もう基本線としては「冬は終わり」でいいのかな。
 ひとつひとつ、春の兆しを見つけながら、そんなことを考えてしまうワタクシなのです。

2014年2月25日 (火)

地酒で乾杯

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 毎年の冬のはじめ頃の楽しみの一つは、市内5つの蔵のお酒がならぶ「五蔵の会」。
 昨年の五蔵の会でお誘いいただいたのが、糸魚川の地酒のことをいろんな方面に知ってもらう会を立ち上げようよ~という「糸魚川 地酒の魅力発信委員会」。

 そして、そのメンバーの中から出ていた、市全体でなにかおおきな宣言をしたいよねという話しが形になったのが、昨日市役所で行われた

 「糸魚川 地酒で乾杯宣言」なのです。

 これを受けて、
 糸魚川 地酒の魅力発信
 http://www.facebook.com/itoigawa.jizake

 なるFacebookページも立ち上げました。
 僕もちょこっとお手伝いしますので、よろしければのぞいていただけるとうれしいです。

2014年2月24日 (月)

はしっこに残る

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 旧青海中学校の校庭の入り口には、大きなイチョウの木がありました。
 そして、その木はいまだにきらら青海の駐車場のはしっこにあって、ときどきなんだか懐かしい気持ちになります。

 それにしても、今年は降らないはずのところにたくさん降った分、ウチのあたりには降らない。駐車場のはしに積まれた雪の上にうっすらと白いカバーがかかるくらいの雪。このままもう、冬は終わりになってしまうのかな。
 黒姫を望むことができる朝が増えてくるのは、なんだか、うれしい。
 冬の終わりをまつこの時期は、なんだかちょっと楽しい日々なのです。

2014年2月23日 (日)

そこかしこに

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 ホントに、どこにでも除雪車や除雪機があるなあ。
 冬休みの宿題にもし自由研究があったら、校区内の地図上の除雪車・除雪機の場所に印をつけ、消雪パイプのある道に色をつけていく「除雪のそなえマップ」なんかを作ったら、あらためてあんまりにもあっちこっちにあるのでびっくりするんじゃないだろうか。
 先日もブログに書いたばかりなのだけれど、最近は気にしているからか、ほんとうにあちこちで除雪機を見つけてしまいます。

2014年2月22日 (土)

ふちどり

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 今日は青空がひろがるいい天気。きらら青海の前の丸い屋根から落ちた雪も、ずいぶんと消えました。今日のうちにはなくなっちゃうかな。
 そして、明日は14:00からいといがわ創造シアターの舞台、『時代の和 ~語りで綴る「日本の和・家族の輪・生命の環」~』がこのきらら青海で開催されます。
 http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?itemid=14972

 チケットは完売らしいですが、たくさんの方が関わっている舞台だから、お近くの方が関係者で、もちょっとチケットを持っているかもしれませんよ。ぜひ、きいてみてくださいね。

2014年2月21日 (金)

うっすらと降った朝

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 そんな朝は、「いちばんのり」が楽しい。だから、「いちばんのり」のしるしをつけるのだ。
 そして、親はじゃましないように、うしろからとぼとぼと行くのです(笑)。

2014年2月20日 (木)

冬の食卓

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 昨日の夕食のとき、ふと話題になったのが「これ、昔の冬のゴハンだよね」ということ。
 昨年の春に採って干しておいたこごめを戻した煮物、大根とにんじんの根菜に厚揚げをあわせた煮物、魚の干物。

 僕が小学校のころは、まだ近所は個人商店ばかりで「ハピーがオープンするよ!」の頃(「ハピー」はご近所ではじめてできた食品スーパーです)。10月頃には越冬野菜の注文をとる回覧がまわってきたりして、日持ちする根菜類や白菜などを多めに買い込んでしまっておいたりしました。たくあんや野沢菜だって、今とは比べ物にならないくらいたくさん漬けて、春までかかって食べたり。

 ありていに言ってしまえば「あるものだけ食べる」ということなのだけれど、生活自体が「この時期に生鮮食料品はほとんど手に入らない」ということをちゃんと前提にしていたのだと思います。

 もちろん今は、スーパーに行けば野菜だって果物だってある。だから、こんな生活をする必要はないのだけれど、それでもなんだかこの季節はこういう食卓が似合うような気も、するんだな。

 流れが止まれば破綻してしまう生活。それはいまの時代あたりまえのことなのだけれど、ほんのちょっとだけ「こちらがわ」へと引き戻しすことって、実は案外と大事なことなんじゃないだろうか。
 今回の表日本の雪のニュースに、ふとそんなことを思ってみたりもするのです。

2014年2月19日 (水)

結界を張る

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 朝、こどもを幼稚園に送っていった帰り、海岸を歩いていると砂浜にぽつんと十字の杭が立っていました。
 雪雲が来ないように、結界を張っているのかな。最近は雪は南からばかり来て、なんだか不思議な冬です。

 さて。

 相変わらず宅配便で関東方面への荷物受付がなかったりと、雪の影響が続いているのだけれど、昨日の夕食にもちいさな影響がありました。

 「ほうれんそうが98円だったんだよ」

 冬は糸魚川あたりは葉物が高く、つい最近こちらに転勤してきた取引先の技術屋さんもスーパーで驚いたと教えてくれたくらい。昨日のは群馬産だったそうだけれど、「向こうへ持って行けないから、かわりにこっちで」だったのかななんて話しをスーパーでお客さん同士していたそうです。

 道がつながっていることが前提として、世の中の仕組みはできている。すぐに行き来できることは、以前に比べてずっとずっとあてにされて、Just in Timeな仕組みが構築されていっている。

 昔ほどに「だめでも仕方ない」な生活にはもう戻れないけれど、少なくとももうすこしだけ、「各所にバッファがある」仕組みに戻していかないと、なかなか大変なんじゃないかなあ。そんなことを、こういうことがあるたびに感じてしまいます。

2014年2月18日 (火)

朝読書の駐車場で

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 今日は今年度最後の田沢小の朝読書。ニュースの画面は雪まみれだというのに、雪国のはずのここでは駐車場の路面は真っ黒。まわりにほんの少しだけ雪が積んである状態はなんだか申し訳ないくらいで・・・。

 そして、今は雪虫みたいにふわふわした雪が風に舞っている状態。これじゃ、積もらないよな・・・という感じなのだけれど、それでも駐車場の車のワイパーは、かなりの車は立ててあります。

 今回の太平洋側のひどい大雪を見て、あらためてまじまじと思うのは「雪の対策の基本は『溜まらないうち』なんだな」ということ。

 高速道路なんかは除雪車が時速40kmくらいで三台斜めに併走して雪を左路肩に寄せていったりします。これなら、多少渋滞はするけれど、止まらない。一般国道は深夜に除雪車が除雪してくれていることが多い。これも、車が邪魔にならないようにという効率の問題。
 だから、逆にスーパーの駐車場なんかでは、営業時間後に除雪をしたら放置車両のまわりだけが山になって残っていたりすることもあるのだけれど、ニュースで見る止まってしまった幹線道路は、まさにこの状況。車が立ち往生し、乗り捨てが出始めてからではもう、除雪車が効率的に走ることはできないし、どうしても手作業が出てしまう。そして、そうなってしまうといくら除雪の手練れが機材とともにやってきても、道をあけるまでにはかなりの時間がかかってしまうわけです。

 初動でできることは、なんだったのだろう。初動をきちんとやるために、どんな設備拡充やひとのトレーニング、予算化や仕組みの構築をしなければいけないんだろう。考えることはいっぱいあると思うのだけれど、検証はまだこの次のフェーズ。今はまずなんとか雪を片付けることを「できるひとができる作業、どんどんやる」ということが大切な時期。

 これは日経の記事ですが、
 http://www.nikkei.com/article/DGXNZO66957820X10C14A2L21000/
 県内では国の機関も、県も、上越市など市町村も、機材やヒトを出して除雪サポートをはじめているようです。初動が大事で、いつ降るかもしれない状況で地元の除雪車の数を減らすというのは、そんなに軽い決断ではないはず。でも、できることをやる人たちは、間違いなく動いています。

 だから、批判は一段落ついてからの検証フェーズで充分やることにして、今はサポートの方にまわりましょうよ。「批判するというサポート」を役に立てるのは、そんなに簡単なことじゃない。そう思うだけに。

 そんなわけで、おそらくつもらないであろう今朝の糸魚川の雪でも、駐車場のワイパーはけっこう立ててあります。ちいさなことでも、初動対応。そういう智恵で、僕らが伝えられるもの、他にもあればいいのになと、そんなことを思っている朝なのです。

2014年2月17日 (月)

そこかしこに

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 山梨や長野の東信・南信エリアを中心に起きている、日ごろ降ったことのない量の雪でほとんどすべての道路が使えなくなっている大雪。心が痛みます。

 そして、そう思ってまわりを見回すと、雪が降っている時もいないときも、この時期のウチのまわりにはそこかしこに重機や除雪車が。確かに、積もってから向かうのでは現地に到達できないかもしれない。だから、早川谷にも、海谷にも、根知谷にも、ちゃんと奥の方に除雪を担当する会社さんがあって、そこには重機がある。それ以外にも、それが待てないときのために手押しなどの小さな除雪機を持っているひとたちも多いし、お店の駐車場などは近所の建設会社などに依頼してはしっこに積み上げてもらう契約をしているところも多い。
 これだけ多くの「準備」があるから、たとえば一晩に1m積もっても「今日は多いから不便だな」とは言っても、命の危険を感じるほどまでには生活が破綻しない。そういうことなんだなとあらためて思います。

 さて。

 本当に酷いことになっている地域のみなさんへ。

 埋まってしまった道路は、除雪車が来なければすぐにはあけることができません。そこに放置車両があったりすると、全部壊していいのであれば話しははやいかもしれないけれど、実際のところそういうわけにもいかない。どうしても手作業も出てきます。なにより、除雪車や融雪剤、それを使うことのできる技術者の絶対量が足りません。ひとは来ることができるけれど、重機はそとから大挙してやってくることはできない。

 だから、「本当に物資がないところへ空から持ってくる」ようなことはできても、まわりの道路をオールグリーンにするには、誰かがサボっていなかったとしてなお、それなりに時間がかかってしまう。災害救助法を適用してお金の面で後詰めするとか、自衛隊の出動を要請するとか、市内の業者に災害協定に基づく除雪を発注するとか、できる範囲のことを役所などがサボっているようには見えません。圧倒的に「容量不足」なだけなのです。

 ニュースが報道しないことを、見捨てられたように感じる方もいると思います。でも、首都圏のトラブル以外では相当酷い状況でも報道されないのはいつものことです。それに、ただでさえ雪で交通が麻痺しているところにテレビの中継クルーが大挙してやってきて「スーパーの棚が空です」「雪が埋まっています」と数少ない動ける道を中継車で塞がれてしまうほうがよほど迷惑。こういうときに情報を取るのは、テレビではなくラジオです。

 ネットは、情報を集約することもできるけれど、不満を可視化して集約しすぎることも簡単にできてしまう。そのひとたちが「クレームの電話を入れる」だけでも、現地の作業キャパシティが破綻してしまうようなこともあります。

 「お店にきていただければ、ほうとうを炊き出しています」というようなお店の情報が伝わってきたりします。みんなで、いい情報をシェアして、がんばってください。

 応援しています。

2014年2月16日 (日)

遊びの雪、生活の雪

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 今日は根知のシーサイドバレースキー場で、市民スキー大会の残り半分、アルペン競技。小学生なんかも滑降するなかなかほほえましい大会です。
 そして、その向こうでは、雪下ろし。いくら今年は雪が少ないとはいえ、やっぱりスキー場まわりではこういう仕事もあるのです。

 そんなこんなで昨晩の大雪警報+警戒情報も、夜が明けてみれば空振り。助かりました。

 さて。

 シーサイドバレースキー場まわりは、AMラジオの入りがあまりよくありません。なので、いつも聞いている番組をラジコで聴きながら帰ってきたのだけれど、これは「ラジオはダメだけれど、ネットはつながる」ということでもある。
 15日から雪と乗り捨てられた車で孤立し、さらに電気・ガス・水道が止まってしまったという富士河口湖町のホテルから、宿泊しているひとたちが写真や動画なども含めてツイートすることで救助依頼情報を流しているというニュースを見ても、ライフラインというものへのバランス感覚というのはかわってきているのだなあとひしひしと感じます。
 逆に言うなら、ITインフラは電気やガス以上に止まらないことを期待されるようになってしまったということ。僕の本業でも、心して提供しないといかんということなのだな、と。そんなことを思ったニュースでもありました。

 (記事中の件のハフィントンポストでの記事のリンクはこちら
 http://www.huffingtonpost.jp/jun-hori/100-_1_b_4795915.html )

2014年2月15日 (土)

痕跡

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 あたりまえのことだけれど、雨はつもらないが雪はつもります。だから、いろんな痕跡が残る。

 夜、ここに車が停めてあったんだな。すこし、雪が降ったんだな。そして、朝車は走り去ったんだな。そんなひとこま。

 「こっちは雪国だから」って言えないくらい、ウチのまわりはたいした量の雪がありません。降っても溶けちゃう。一方で太平洋側で二週連続の雪は「こっちなら警報じゃなくて注意報が出るか出ないかくらいだね」という量ではなく、見ているとこちらとかわらないくらいのつもり方。今朝なんかはこちらより多いくらいのようにも見えます。

 雪が降ったら活動停止。こたつでみかんとか、ゆっくり読書とか。せかせかしないでのんびりするのが、雪国の智恵だと思う。関東のみなさんも、ぜひ。
 (といいながら、室内でできる仕事がずいぶんと溜まっているワタクシは、今日も失踪して仕事している予定ですので、探さないでください(笑))。

2014年2月14日 (金)

あと何回

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 雪の越後湯沢駅で乗り換えるのだろう。ふと、そんなことを思う、「これから大雪になる」東京からの戻り道。
 越後湯沢駅の雪は、ホームの屋根に雪がたまりすぎて、補強の支柱が立ったりする年もあるくらいだから、これくらいなら少ない方。

 さて。

 雪天の東京は、建物が高いだけに、ちゃんと白くない背景が高いところまであるせいかなんだかすごく高くから雪が降っているように見えて、不思議な感じでした。いや、雪は高いところから降るものなのだけれど(笑)、糸魚川で見る雪は、そんなに「すごく高くから」なんて感じるようなことはないなあと、それがなんだか不思議な感想なのです。

 そんなこんなで、ブログを書いているうちに遅れていたはくたかがようやく動き出しました。家につくのは予定より30分遅れくらいになりそうです。普段雪が降らないエリアで帰宅難民になっている方も、くれぐれもお気をつけください。

2014年2月13日 (木)

あったかい飲み物は

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 今日は東京への出張。
 ホームでは、停車場中心の上にこんな掲示を見つけました。
 あ、ホントだ。ホームではあったかい飲み物、買えないんだ。そして、階段を駆け上がって自由通路で買おうと思ったら、結局改札の中にはないんだな(笑)。
 改札に入る前に、あったかい飲み物を買ってこなければいけないんだな。だから、「列車の乗り遅れには、ご注意ください」と、赤字で書いてあるんですね。
 みなさん、くれぐれも乗り遅れにはお気をつけください。

2014年2月12日 (水)

時々黒姫

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 二日続けてのいい天気・・・らしいのだけれど、昨日は糸魚川にいなかったこともあって、なんだかひさしぶりだなあと感じる青空の黒姫。
 ここのところ、ほぼ毎日のように雪がちらつくだけに、よごれたところのない真っ白い山は、やっぱりきれいだなあと思います。
 というわけで、おなじくここのところ日々がんばって働いている除雪車と一緒の一枚なのです。

2014年2月11日 (火)

いいてんきだなあ

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 ちょこっとつもった雪が、どんどん溶けています。でも、道はガリガリに凍っている。
 今日一日晴れると、あちこちのアイスバーンはなくなって、一週間前に戻っちゃうんだろうなあ。

 雪がやむとほっとするけれど、でもなんだかちょっとさみしい気もする。かといって、春は待ち遠しい。そんなフクザツな2月のなかばなのです。

2014年2月10日 (月)

うごいてます

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 考えてみれば、はじめて青海スキークラブの小学生スキー教室に上の子を放り込んだ年はものすごい豪雪で、帰りにこんなふうに写真を撮っていたJR大糸線は冬期長期運休中。根知駅もスプリンクラーできれいな氷筍みたいなカタマリになっていたのを思い出します。
 昨日は今年並みの「多少の」寒波が戻ってきて、朝方はこんな風景。この週末の雪の量は、海岸部ではニュースで伝えられる東京の雪とほとんどおなじくらい。
 こっちではしっかりバスも電車も(大糸線は電車じゃなくて気動車だけれど)動いているけれど、あっちはやっぱり、大変だったんだろうなあと、あらためて思ったりもするのです。

 さて、今朝もうっすらと雪化粧程度には降ったみたいです。週の初め、がんばっていきましょう。

2014年2月 9日 (日)

雪から雨へ

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 昨日の朝からまた思い出したように降っていた雪も一段落。外は冷たい雨が降っています。
 週明けにはもう少しちらつくようだけれど、とりあえず寒波は一段落なのかな。

 ニュースを見ていると、糸魚川の海岸部と関東の平野部はおなじくらい雪があった時間帯もあるようです。除雪車も通らず、まわりにはノーマルタイヤとかそこが真っ平らのブーツをはいたひとがいっぱいいる町なら、怖さは10倍。くれぐれも、お気をつけください。

2014年2月 8日 (土)

お呼びしたいなあ

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 昨日は、何年ぶりかの福井での打ち合わせ。その近所に、最近Facebookでやりとりさせていただいている方のギャラリーカフェがあって、そこでちょうどイラストレーター・絵本作家の木村大亮さんが天使の絵の個展で来ておられました。
 顔を出したときには、「楽描」というワークショップの真っ最中。きれいな色の紙を参加者が自分のイマジネーションで好きな形に切り取ると、それに少しずつ木村さんがナイフを入れたり、なにかを貼り付けたりして、ご覧のようになにかの生き物に仕上げていくというもの。目の前で雑談しながらブツはどんどんできてゆき、そして最後に紙を切った人と木村さんの二人の名前をいれて「共同作品」として額装されるというわけなのです。

 昨日見せていただいたときには参加者はみなさん大人だったけれど、これをちっちゃい子と一緒にやったりもするのだそうで、そういうの、楽しそうだなあ。もっといえば「ウチの子や土よう子ども会、まわりの小学校や幼稚園の子たちと、やりたいなあ」というのが率直な感想でした。
 PTAとか、読み聞かせ会とか、そういう関係のみなさん、彼に糸魚川に来ていただけるといいなあと、思いません?。

2014年2月 7日 (金)

瞬発力

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 山沿いの方たちは「あっという間に何十センチも増えて」というのはしょっちゅう遭遇していると思うのだけれど、僕ら海岸近くに住んでいる人間はそうはいってもこんな経験は一年に何度もありません。

 朝起きたときは「あ、こんなもんか」
 それが、午前の仕事を終えて「さあ移動しよう」と窓の外をみて「!」。
 そして、着いた客先の駐車場では、もう車が半分埋まっている状態でした。

 今年は雪が少ないね・・・なんて話していても、一気にこんなのが来ることがあるのが冬。冬将軍閣下というのは、なかなかに気まぐれでパワフルだなあと、あらためて実感したりするわけです。

 こんなふうに足首が埋まるくらいまでの雪になってしまうと、もう走っている二輪車は郵便局の職人芸で乗るひとたちだけ。自転車のひとたちは押して歩くことになります。乗れなくても、荷物を運ぶキャリーとして意味があるんだなあと、なんだかしみじみとおもった風景。この女性はかごにいっぱい荷物をいれ、後ろの二台にも重そうな発泡スチロール箱をくくって、ゆっくり、ゆっくりと歩いて行きました。ほんと、おつかれさま、なのです。

 そんなこんなで、今日は昨日ほどのことはないとは思うのだけれど、みなさん雪道はくれぐれもご注意を。

2014年2月 6日 (木)

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 昨日は本当にあちこちで事故をみた一日でした。
 あたりまえのことだけれど、氷の上は滑るのだよね。だから、止まれなくてすうっと電柱に吸い寄せられたり、どこかに落ちたり。

 この寒波では関東方面の2~3cmの雪に「あれくらいの雪で」なんて言う人もたくさんいるけれど、動いている車全部がスタッドレスのような雪タイヤを履いていて、みんながある程度雪道運転に慣れている糸魚川だって、降って凍ればあちこちで事故になるんだから、関東方面のようにスタッドレスを履いていない車がまわりにたくさん走っていたら、自分がたとえスタッドレスで、しかも雪道運転に慣れていたとしても、向こうが突然すべってきてなんとか避けなければいけないとなればどんなことになるかわからない。

 だから「滑って面白い」だの「運転に慣れていればこれくらいの雪なら大丈夫なのにまわりが下手なヤツばかりで」といったことをネットで書いているひとたちを見ると、なんだか怖くなってきちゃったりもするのです。

 というわけで。

 つららがまっすぐ下にのびない、こんな風の吹く場所では、ここ数日はとんでもなく寒いです。はやく寒波、緩まないですかねえ。

2014年2月 5日 (水)

雪がこのあとも

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 降るのかどうか。
 それは、海岸沿いに住む人間は、海面からもうもうとあがる水蒸気という「弾込め」が行われているかどうかで判断したりもします。
 そして、今朝の糸魚川界隈の海岸は、おおむねもくもく上がる黒い上っていくヤツはみあたらない状態。ただ、富山方面の水平線にはそんな連中が見えていたり、能生方面に見えたりするので、今は小休止状態。また騒ぐのかな?なんて思ったりしながら眺めていました。

 それにしても、こんなに冷たい風が吹き、さらさらの雪が巻き上げられる状態でも、海岸の遊歩道にはちゃんと足跡がある。歩いているひと、今日もいるんですねえ。なんだか、すごいなあ。

2014年2月 4日 (火)

解体中

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 最近では、昨年のいといがわ創造シアターの芝居「ある町の善人」の稽古をのぞきに、時々遊びに行っていた中央公民館。立て替えのための工事が進行中なのは知っていたのだけれど、昨日通りかかったらばりばりと解体している様子がR8側からはっきり見えたので、思わずまじまじと見入ってしまいました。

 昔、旧青海中学校を解体していたときは、朝仕事先に向かう途中に通りかかったときには建っていたのに、夕方戻ってきたらただの瓦礫の山になっていて、自分で思った以上にショックを受けたことに自分で驚いたのを、ふと思い出したこの光景。

 やっぱり、どの場所にも思い出は重ねているもので、なくなるのって切ない。
 今日は一日雪。今日通りかかると、もっと切ないのかもしれないなあと、そんなことを思ったりもした朝なのです。

2014年2月 3日 (月)

ぽってり

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 凍ったり、溶けたりしながらすこしずつ水気が抜けていく、木に付いたまま天然フリーズドライな干し柿。
 本当に寒い場所なら凍ったままなのだろうけれど、昨日はとてもあたたかい一日でした。
 このもう冬が終わってしまったかのようなあたたかさも今日までの予報。今日後半から崩れていって、明日からはまた寒くなるようです。
 冬もなかなかしぶといな。というわけで、今週もがんばりましょう。

 おはようございます。

2014年2月 2日 (日)

コドモはすごいなあ

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 今日は、コドモが通う小学校のPTA行事でシーサイドバレースキー場へ。
 風が強くてリフトが三本運休になるコンディションの中、青海スキークラブのみなさんに教えていただく「初級」のグループは、結局第二リフト右手の「壁」まで滑ってしまいました。
 そして、転んだ子のフォローのためについていっているためのワタクシはといえば、もう足がぐらぐらになってしまってこどもたちに待ってもらって転びながらなんとか下りてくるのが精一杯。こどもたちには、もう全然かなわないなあ。連中は怖くないからどんどん上手くなっちゃうし、僕はなんでも怖いのでどんどん腰がひけちゃう。

 そして、オヤジはどんどんとこどもに置いて行かれるのだな、と。いろんな意味で。
 これからこういうこと、どんどん増えていくんだろうなあ・・・。そんなことを思ったりもしながら。

 というわけで、おかげさまで無事行事終了しました。参加された方、ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

2014年2月 1日 (土)

灯りがついてるね

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 週末、単身赴任の家人を迎えに糸魚川駅に行くと、現在は立ち入ることのできない新幹線ホームのフロアに煌々と灯りがついていました。今日はこの時間に試験車両が通るのかな、それとも工事をやっているんでしょうか。

 そういえば、この路線を走る新しい新幹線車両、E7の試乗会
 http://www.e7-shijoukai.com/
 は来週末の金土日の三日間。糸魚川駅からは乗ることができないものの、長野のひとたちの間では「当たった?」「当たらなかったよ」という話しがかなりされていたようで、ものすごい当選倍率だったようです。

 そして、この時間に電車を降りてくるひとたちを眺めながら、あと1年ちょっとで、E7で出張するようになるんだなあなんてことをふと思ったりしました。今月分の出張の切符をそろそろ頼んでおかなきゃ。はくたか経由も、きっとあと10回ないんだろうなあ。そう思うと再来週の出張で越後湯沢ホームの雪景色の写真が撮りたくなってしまったりしたワタクシなのです。

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