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たいして雪の降らない冬でも、やっぱり夜には波の音が響き渡るし、ソラにはあまり青い色は広がらない。だから、どうしても春の兆しを探すことが増えていくのが、裏日本のこの季節。
昨日は、冬季閉鎖されている黒部立山アルペンルートの除雪がはじまったというニュースが伝えられていました。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2014012802100006.html
まだまだ降る季節だけれど、それでも4/16の開通をめざして、すこしずつ冬を終わらせる準備をはじめるひとたちもいる。そういうニュースひとつでも「あ、もう冬はこれから深まるんじゃなくて、だんだんと終わっていくのだな」という気持ちになる。それがうれしいのが、今の季節なのです。
・・・とはいえ、写真では遠くの山には雪があるものの、このあたりには全然なくなってしまいました。もちょっとあっても、いいかな(笑)。
波打ち際でテトラとぶつかって盛大に砕ける波というのはいかにも「冬の日本海」という豪快さ。でも、そういう風景を見るときは「波が自分を襲わない」程度の荒れのとき。本当に荒れたときには僕らは海には近づきもしません。
そして、波がおさまってから海の近くに行くと、想像を絶するくらい陸側まで波がやってきているのにびっくりしたりするわけです。
写真は、須沢の浜の遊歩道の横にあるフェンスのさらに陸側。自転車のコースのところです。
この流木、フェンスの向こうから、波で運ばれてきたわけで、こんなのがこのあたりにはごろごろしているのだけれど、以前もっと酷い波のときにはここがほぼ完全に砂浜から運ばれた砂で埋まってしまったこともあったくらいなので、今年の冬の波はまだまだたいしたことがない。そんな感じなのです。
というわけで、冬の日本海を見たいという方も、荒れているときに海に近づくのはくれぐれもご注意を。
僕の散歩圏内では、今は夕日は日本アルプスのはしっこ、親不知の山の向こうに沈んでゆく季節なのだけれど、すこし東の方へ行くと海にジュッと音を立てて沈んでゆくような場所もあります。
そして、そのでっかくて赤いマルからすこし視線をずらしたときの、このオレンジにふうわりと染まる山々が、なんだか好きなんだよなあ。海もずいぶん沖の方まで白く泡立っているのだけれど、それだってなんだか穏やかに見えるこの時間帯。これは、荒々しいといわれる冬の日本海の、静かな夕暮れ時の風景。
波打ち際に立てば、おそらく風情なんて感じないような冷たいしぶきがどんどんかかってくるのだろうけれど、ほんの少し離れて見ると、なんだかやさしい気がする。冬の日本海のおだやかさは、そんな距離感とともに感じるものなのです。
全国あちこちで大きな規模の食中毒のニュースが流れていますが、子供が通っている幼稚園などでも、当面の間生野菜や果物などを見合わせるという連絡が来ました。
そんなわけで、冷蔵庫には一週間分だけの差し替え献立表が貼られています。
そうはいっても、調理しているひとたちもプロ。道具や食材の洗浄も、自分たちの手洗いや冷蔵庫の掃除などにも、充分な注意はしているはず。こういうことをすることになってしまうのは、きっととても不本意なのだろうなとも思うのだけれど、一方では、たとえば「ちょっと体調が悪いのだけれど」と責任感をもって出てきてくれたひとが原因で広がってしまうなんてこともあるわけだから、多少の不調できちんと休んでも、職場も、本人も困らないような仕組みを作らないと、こういうことをやっても結局おなじという気がします。
ある意味では、これは「人事・勤務管理システムを再度問う」ことなのかもしれないなあ・・・などと思って見たりするのは、僕自身が昨日今日と不調でノビているからなのかもしれないですけどね(笑)。
そんなわけで今日は冷たい雨が降っています。糸魚川駅前ではあんこう祭りがあったり、きららでは「楽しい吹奏楽の集い」があったりしますが、おでかけのみなさんは、ぜひあったかくしておでかけを。
そうはいっても冬の海。波はなかなかに荒く、川の水をすなおに受け入れてはくれません。
だから、比較的流れが急なこのあたりの川でも、河口付近では水がよどんで溜まっているところがほとんど。
姫川河口も、大きな溜まりがまっすぐ海に注ぎたいのに、そこにキツい冬の波がやってくるので、海岸と平行に左岸側へと流れながら、広くすこしずつ海に注いでいます。
そして、波にあらわれる河口はなだらかではなく、少しずつ削り取られた崖のような形に。
やっぱり、冬は海の方が強いのだなあと、あらためて感じる形になっている今の姫川なのです。
もしかしたら年明けはじめてかもしれない「大人の自由研究」姫川河口の変遷。今年もときどきやっていきますので、よろしくお願いします。
昨日は、山沿いのあちこちで雪下ろしをしているお宅をみかけました。
平岩の郵便局では、雪中キャンプに来ていた子達に声をかけられて「おう」とにこにこ手を振るオヤジさんも。
少ないとはいえ、それなりに降った週末だったのだな・・・と思いながら朝歩いていると、ウチのご近所でも雪下ろししているお宅がありました。
たぶん、屋根の上には10cmくらい。普段ならこれくらいじゃ雪下ろしなんてまずやらないはずなのだけれど、ここのお宅、実は現在建て替えのための取り壊しの真っ最中。
解体するときはきちんと分別しなきゃいけないというのが今の時代。それだけに、水が大量に入るモトになる、「雪を含む廃材」というのは、まずいということなのだろうな、と。
どんな業種にも時代ごとの移り変わりはあって、僕らが知らない配慮を重ねて仕事をしている。なんだか、そんなことを感じた週のはじめなのでありました。
さて、みなさん。おはようございます。今週もはじまりますね。
本当に寒いところに誰も住んでいない家があっても、そこは雪が積もったり凍ったりはしてもあんまり長いつららはできない。
こういう育つつららがあるというのは、熱があって、あたためられた水があって、それがなお凍っていくから、なんだな。
そんなわけで、朝にちょこっと通りかかった平岩の駅前には、こんな「人が暮らす証」のあるお宅がありました。これくらい大きなつらら、外して持ってみたいなあと、小学生男子みたいなことを考えてみたりして・・・(笑)。
さて、旧倉又茶舗さんのカルタ会、みなさん行かれました?。
午後からもありますよ~。
先日、テレビで大がかりな鬼ごっこの番組を見ながら、登場した「ビッグバトルボール忍」に、ふと「あれ振り回して真似られたらいやだなあ」と思い出したのが、玄関のところにしばってあるブイ。
夏に海岸散歩していたときに見つけて「これ、持って帰る!」と言って拾ってきたのだけれど、その後遊ぶ様子はなし。今朝もさっさと横を通り過ぎていってしまいましたが、これ、落ちていた場所に戻しに行くのは「不法投棄」ですよねえ(笑)。
さて、今週末18日と19日は、久しぶりに旧倉又茶舗さんで催しがあります。
題して「カルタ会in町屋」
二日とも、10:30~、13:30~、18:30~の3回。
糸魚川ふるさと自慢カルタや犬棒カルタ、恐竜や化石の出てくる進化のカルタ。
百人一首は最近小学校の授業で取り上げられるようになったりもしているので、ちっちゃい子でもわかる子がけっこういるのかもしれないし、もっとちっちゃい子は坊主めくりなんて楽しみ方もあります。
あたたかい甘酒もいただけるようですし、週末、遠くに出かける用のないかたは、ぜひお越しください。
雪が降るからといって海があれるわけではなく、逆に降らないからといって海があれないわけでもない。
そして、昨晩は雪は降りながらも、おだやかな海だったようです。
海岸には一面の雪。そして、波がかぶった部分だけ消えてしまうはずの雪は、海岸近くのほんの少しだけなくなっていました。
強い風が吹いて大荒れの夜には、この手前の流木のあたりまでやってくる波。あらためて、波の「ダイナミックレンジ」は、大きいのだなあと、そんなことを思ったりもします。
市内あちこちで道路が凍結しています。コドモは大喜びで転びまわりながら幼稚園に出かけていきましたが、ちっちゃいヤツがそうやって楽しく遊んでいるときほど、意外なところからコドモがすべり出してくるもの。運転、気をつけなきゃ。
そして、寒い中の伝統行事、竹のからかいも今日。ちょっとのぞきにはいけそうにないんですが、西町・東町のみなさん、がんばってね!。
今年は少ないなあ。そんなことを思っていたら、突然この三連休は雪がやってきました。
とはいえ、家のまわりをうろうろしていたら、そうは感じなかったかもしれません。
昨日は、青海スキークラブのみなさんが毎年やってくれている小学生向けのスキースクールの初日。そんなわけで、根知のシーサイドバレースキー場 ( http://www.seasidevalley.com/ )まで行ってきたのだけれど、朝スキー場についたらほとんどホワイトアウト状態。ついこの間顔を出したときには第一ゲレンデにまったく雪がなくて、リフトで第二ゲレンデまでのぼって、またリフトでおりてくる状態だったのに。
そして、根知駅でも、ホームは雪でこんもりと。
階段の下にちょこっとだけ草が雪宿りをしていて「突然来ちゃったんだよ。この間まで全然なかったのにさ」なんていいそうに、まだ青々としていたりする、そんな感じなのです。
そんなこんなで、海岸部とちょっと入ったあたりでは、おなじ市内でも大違い。
海岸部のうちのまわりでも、今朝はけっこう降ってます。明日までしっかり残るかなあ。
シベリアからやってきた連中も「今年はゴハンが探しやすくていいなあ」と、ずっと思ってたんじゃないだろうか。そんな、雪の少ない今年のこのあたり。
この週末の寒波で久しぶりに平地も雪が降って、おとなり上越市のあちこちの田んぼで昼間えさを探している白鳥たちも、昨日はこんな感じ。
雪が積もってうっすらと凍ったようになっている田んぼでゆうゆうと過ごす連中をみて、寒くないのかなあなどとあらためて思ってしまったり・・・。
そして、抜けた羽毛が水面をころころと風に吹かれて転がっていくのを見たりすると、やっぱり水鳥の羽毛って、撥水性があるんだなあなんてことにあらためて気づいたりもするのです。
さて、今朝も朝からがっしがっしと降っておりますが、本日は今年最初の土よう子ども会 ( http://www.d-kodomokai.info ) です。カルタ取り大会もありますので、ぜひきらら青海2階、講座室までお越しください。お待ちしています。
あたりまえのことだけれど、雨はつもらないけれど雪は積もります。
だから、雪の消え方をとおしていろんなことがわかったりするのが、おもしろいところ。
たとえば、通行量。路面が出ていれば、たくさん車が通るのだなと思う。おなじように、姫七発電所の導水管を見ると、三本のうち一本だけに水を通しているのだなと、そんなことがわかったりするわけです。
「今日は、一番左だけつかっているのか」とか「三本全部に通しているわけじゃないんだなあ」とか。
そんなこんなで、久しぶりの雪の朝。海岸近くではおもったほど降らなかったのだけれど、山間部はどんな感じなのでしょうか。やっぱり、車が埋まったりしているのかなあ。
大変だけれど、これが来ないと冬という実感がない。やっぱり、雪ってそういうものなのだなと、そんなことを思ったりもするのです。
今日からはじまった当地の小学校の三学期。雪が降ったときのために「消雪パイプ」があちこちの道路にあるのだけれど、この小学校前のスロープにも、こんなホースを渡した簡易消雪パイプが設置されています。雪がないとラクなんだけれど、一晩でどかんと来ることもある。こういう準備って、この季節は大事なのです。
さて。
消雪パイプというのは、冬はどこでも使っているものなのだと、つい数年前まで思っていました。でも、考えてみれば雪が降らない場所ではいらないものだし、逆にたくさん降る場所でも、毎日気温が零下まで下がってかんたんに凍っちゃうところでは使えないものでもある。
毎夜-20度とかになるところでこんなの使ったら、道路が全部スケートリンクになっちゃうわけですから(笑)。
となると、案外とコイツが有効なエリアってのは狭い。地元民にとってはあたりまえのもので、こういうものってけっこういろいろあるんだろうなあと、そんなことを思ったりもするのです。
そんなこんなで今晩、テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」
http://www.tv-asahi.co.jp/nanikore/contents_pre/next/index.html
で、糸魚川の「珍」が放送されるようです。
このニュース、市のサイトで見つけてびっくりしたのだけれど、
http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?itemid=14922
一昔前だと「テレビに出るくらいで行政放送があったり、ウェブサイトに載るなんて、田舎くさいなあ」なんて気持ちになったのが、最近は逆に、マスコミを手玉にとってどんどんニュースとしてPRしてもらうようなやり方をしている地方都市が脚光を浴びたりしている世の中(お近くでは、石川の羽咋市とか・・・)。
だとすれば、周回遅れのようでいて、案外とこういう告知はすこし形を考えれば、すごく新しい形・有効な形にできる可能性を持っているのかもしれません。
・・・などと大仰なことを言って見るような番組じゃないですね(笑)。ぜひぜひ、「こんな場所もあるんだ、糸魚川」とか、楽しんで見てもらえたら、明日の話題になっていいなあなんて思います。
2月の恒例、「根知谷にきらめくキャンドルロード」。
今年も、根知谷入り口に看板が登場しました。今年は、ハンドベルのベルリング・ガールズさんの告知もきっちり入って力の入ったもの。
雪が足りないこともなく、一昨年みたいに降りすぎて延期になることもなく、ちょうどいいくらいの量ここまでに積もってくれると、いいなあ。
それにしても、いつも根知って「いろいろ企てる」ひとたちがいて、おもしろい場所だなあと思います。
時々ブログにコメントくれる「元同僚」さんもそのひとり。ベルリング・ガールズの一味の彼女がブログをはじめたそうなので、みなさんぜひ、そちらへもお運びを。
COCOと ここで
http://ameblo.jp/coco-cat2013/
毎年クリスマスの頃にあるひすい弦楽アンサンブルのおさらい会クリスマス演奏。おわったあとはいつも、ジョージズカフェフォークスさんでのクリスマスお茶会。指導してくださっている別本先生の生バイオリンにあわせてクリスマスを「音楽が止まるまで隣のひとにまわしていく」古式ゆかしいプレゼント交換があります。
僕はこのプレゼント交換で毎年狙っているものがありまして、それは根知の土師工房の主、田上さん(彼もバイオリン弾きなのです)のプレゼント。それはいつも、彼の作品なのです。
ウチはコドモも含めて3人がプレゼント交換の輪に加わるので、かなり確率が高いのだけれど、昨年暮れもありがたく、この器をいただくことができました。
きっと、あたたかい陽射しに映えるだろうなあと思って、のんびりした日によく晴れて・・・という日まで、じっと写真を我慢していました。そして、モノ撮りのセオリーにはあえて反して、光を柔らかくしたりせずに、生の陽射しをそのまま当てての一枚。
写真としてはイマイチなんですが、陽射しをあびたコイツの、なんともいえない緑に「ああ、草大福が食べたい」なんて幸せな気持ちになってしまいました。
市内にはいろんなものを作り出すひとがたくさんいて、みなさんとても魅力的。そういうひとたちと、今年もたくさん遭遇したいなあと、そんなことを思うよくはれた一月三日の朝なのです。
いつもは半分枯れたような榊があがっているだけの神棚も、今の時期は松飾り、鏡餅に繭玉飾りなど並ぶモノがおおくてすこし手狭。そんなこんなでろうそくの焔が、ほのかに榊の葉を炙ってしまったりもして、あわてて位置を微調整しているうちに昨晩は紅白がはじまり、2013年は終わっていきました。
さて。
心に残ったのは、泉谷のかみ合わないステージ。
年末にNHKホールに集う幸せなひとたちではなく、画面やラジオを通じて、なかなかにうまくいかなかった一年を終えようとしている人たちにこそ伝えたいんだという「手拍子をやめろ」という吠えを、客席は演出として受け入れ、笑顔での手拍子は続いてしまった。そして、パフォーマンスは消化不良となる。
確かに、思いは伝わった方がいいし、多くの人を「!」が撃ち抜けばばいいと思う。
思うのだけれども、それはいろんな奇跡が重なった上でおきる希有なできごとでしかないし、それが幾多のステージで演出として成立しているのであれば、そのステージでうすっぺらい装われた奇跡を「体験していることにした」結果でしかないという気もします。
トライしなければ、成就できるかどうかはわからない。
手にしている「春夏秋冬」という古い歌が「そういう人たち」への力になるかどうかはわからない。「そういうつたえ方」がエールになるかどうかもしらない。あえて起こした波が予定調和ではなく、大きなインパクトとなってみんなを包むことができるかどうかもわからない。
そんな中で、成功することを確信せずに、あえてやらかした。
そういう姿は、ミュージシャンだなとも思う。
あのステージは、きちんと機能していなかった。きちんと伝えることができるものではなかった。
"Nice try, but..." を、僕が65になってまだやる勇気があるかと考えると、あれはとてつもないやらかしだったのだとも思うのです。
成功の目がないことはやらないのは、日々の暮らしをきちんとやるためには、正しいこと。でも、時には、こういう壁に挑んで跳ね返されるようなこともやるという、とても愚かな選択を、できる部分を残しておきたい。
2013/12/31の泉谷のように。
みなさん、あけましておめでとうございます。
今年も、よい年を手にすべく、七転八倒しましょう!。
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