新蕎麦の会
「新蕎麦になりました」という貼り紙があちこちで張り出されるより一月ほどあと。霧下の新粉のいいものが出回るようになる今頃、僕の写真の先生の蕎麦屋さんで、山を歩いて写真を撮るセンパイたちと囲炉裏を囲む「新蕎麦の会」に呼んでいただいています。
みなさんと一緒に、実は僕は山で写真を撮ったことがまだありません。そして、その場では、その年に撮った写真を見せ合ったりすることもない。ただただ「あの日はいい天気だったなあ」「あそこでこんなことがあって・・・」そんな話しを、お酒をちびりちびりとやりながら、ゆっくりにこにこしてお聞きしている。そんな会なのです。
昨日も、本当に美味しいおそばや鴨抜きや卵焼きやカツ煮や自然薯や・・・でした。
今年もそろそろ終わりだけれど、ここ数年どんどん「今年は写真を撮らなかったなあ」と思うようになってきています。新しい年はもう少し、頑張って撮りたいなあ。そんなことを思ったりもする夜。そして「新しい年は・・・」なんてことを考える時期になりつつあることに、あらためて気づいた夜でもありました。
あと一ヶ月、まもなく師匠も走り出す季節です。
« 毎年思うこと | トップページ | アフターバーナー »
「季節の移ろい」カテゴリの記事
- 干す(2023.11.27)
- 試食のおとも(2023.09.16)
- あちこちで、はじまる(2023.04.24)
- 役割交代(2023.04.02)
- 春を待ちかねて(2023.03.07)
« 毎年思うこと | トップページ | アフターバーナー »
コメント