発掘
ずいぶんと古い家に住んでいるので、ここ数日またいたんでいるところを直していただいてます。
今お願いしている大工さんはお向かいさん。いろいろ気軽にお願いできて、「なんでもかかりつけって、要るんだなあ」なんてつくづく思うのだけれど、ウチを建ててくれたのはそちらとは別の、今はもう廃業してしまった大工さん。時代もちがえば、建てたり直したりしてる人もちがうということで、壁をあけたりしてみるといろんな発見があるのです。
そんなわけで、ここの壁をあけたら、下地として(おそらく廃物利用で)使われていたのは手書きの世界地図なベニヤ。蕪村の書とかでも出てくればいいのに・・・などと冗談を言ったりもしながら、でもこれってタイムマインだなあと楽しくもなってしまったのです。よくよく見ていくと、国の名前だって今とはちがうはずだし、面白いかも。残念ながら今回はここに断熱材入れてまた蓋してしまうので、この板を取り出すことはしないのだけれど、なんだかまじまじと見てみたいなあと思ってしまった発見なのでした。
今の工務店さんは、こういう「未来への手紙」って、なにかもっと楽しい形で仕込んだりするのかなあ。
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