横顔
台風一過で今朝は青空。
市内でも大きな被害こそなかった(らしい)ものの、田海川沿いなどで避難準備情報は発令されて、避難所の準備もされていたのだとか。姫川だけでなく、八千川のようなちっちゃい川にも消防団の方が見回りに来られたりしていました。
なにもないのが一番だけれど、なにかがあったときに間に合わなくてはどうにもならない。心配しすぎなくくらいで、なにもなくてよかったと無駄骨を喜ぶのが行政や防災にかかわるひとたちの役まわりとはいえ、なにかあれば怒られることはあっても、なにもなくて褒められることはそうそうないひとたち。
いくつかの都市のクリエイティブな行政と比較されることも多い役所だけれども、日々の「決められた対策をきちんとやること」が行われているということを僕らはきちんと認めて感謝しないといかんのだよなと、あらためて思ったりもした朝なのでした。
それにしても、朝になってしまえば姫川の水位もひき、海の濁りもかなり抜けて、なんだかなにもなかったかのような青空。もうちょっと「ダイナミックレンジのちいさい」気候だったはずなんだけどな、日本。というわけで、海岸の、どこか横顔のような流木を今日は一枚、なのです。
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