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2013年7月31日 (水)

明日から紅梅文庫展

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 とても貴重な絵本のコレクション「紅梅文庫」。
 本当なら、いつでも手にとってみられるようになるのが一番いいのだけれど、仕掛け絵本など簡単に壊れてしまうものもあるし、コンディションを見極めながら見てもらわないといけないこともある。
 そんなわけで、時々美山で限定公開されてきたのだけれど、明日8/1からもちょっと気軽に足を運んだり、そのつもりがなくても「あ、やってるんだ」って気づいて入ることができる駅前の酒井書店二階で公開されるそうです。

 酒井の二階といえば、昔は名物マスターに会いたくて喫茶リリックに通った高校生の日々を思い出します。あの頃は、島道書店も二階に喫茶店があったし、書店の喫茶室にあこがれた年頃でもありました。

 そんなわけで、今度は職場から徒歩圏内ということもあるので、何度か遊びに行きたいと思います。かなり期間も長いですし、ぜひみなさんもお運びください。

2013年7月30日 (火)

吉原晴美さんの原画展開催中です

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 僕は昔文章を書いていた頃に、読んでくれたひととお会いするたびにイメージとちがうとよく言われました。時には「少なくともでぶが書く文章じゃないよね」とまで(笑)。

 それだけに、吉原さんのようにとてもやさしくてあたたかい気持ちになる絵を描く方に実際にお会いして「あぁ、作風通りのあったかいにこにこの方だなあ」と実感するのは、なんだかとっても眩しいのです。ぶれない作風は、ちゃんとにじみでる人柄に裏打ちされている。そして、とってもあたたかくて優しいのです。

 というわけで、今週末八月四日まで本町通商店街の旧倉又茶舗さんで原画展が開かれています。
 http://www.j-times.jp/news.php?seq=7735

 僕が写真を少し使っていただいた、林博子さんの「めるへんBOX~さわやかな水色の小箱をどうぞ」の表紙もあります。
 ここしばらくは毎週木曜にお米の配達人さんの野菜も並んでいます。ぜひお近くを通られたときに、お立寄りください。

2013年7月29日 (月)

ぼくんちのはなび

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 いつもなら間隔がとても長くて「もう終わったのかな?」と思う頃に次があがる地元の花火大会。それが、おうみ祭りとおまんた祭りの花火がいっしょになった昨晩の花火大会は、絶え間なくあがるとても豪華な花火でした。しかも、いつもの年よりやや打ち上げ場所が東側に移動しているのか、まさに自宅前路地の真横からの打ち上げ。堪能しました。

 今年、こんなに近くで花火を見るのは、これが最初で最後かな。でも、市内でも能生の花火(8/10 http://hanabi.walkerplus.com/detail/ar0415e00450/ )があるし、まだまだ今の時期の花火は「夏の露払い」。これから、暑くなるぞ。なんだかそんな気分になった夜なのでした。

 それにしても、弟夫婦がやってきて昼間はいっしょに泳ぎ、一杯やって花火も見て。ご近所のスーパーの賑わいもどこか「もうお盆だよ」って雰囲気を感じてしまって、今日仕事に行かなきゃいけないのがなんだか不思議な感じがします(笑)。

2013年7月28日 (日)

雨のおうみ祭り

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 降ったり止んだりの一日の最後、みんなで踊っているところにもやっぱり雨はやってきて、ちょっと大騒ぎだったおうみ祭り。
 でも、予報を考えれば全日程中止でも不思議ではなかった中、みんなで縁日を楽しみ、久しぶりの出会いにたくさんの笑顔が生まれて、そして半分でも踊ることができて、案外とラッキーな一日だったのかもしれません。

 天候に左右されながらもなんとか頑張ったスタッフのみなさん、ほんとお疲れさまでした。
 そして、今日は花火。今日の予報は大丈夫みたいだけれど、このまま晴れててくれるといいですね。

 ではみなさん、よい日曜日を!(という感じは、働いてるひとだけで、こどもたちにとってはもう毎日が日曜日な日々なのだけれど(笑))。

2013年7月27日 (土)

右折禁止

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 「花火はどのあたりであがるんだっけ?」

 今年は、いろんなひとに聞かれます。去年までのおうみ祭りの花火では、旧糸魚川市のひとに場所を聞かれることはあんまりなかったのだけれど、今年はおまんた祭りの花火大会といっしょにやるということもあって、いろんなひとに聞かれるようです。
 ひとの行き来って、案外と壁がある。だから、こういう形でくっつけると、その壁がひくくなったりするのだなと、そんなことを考えたりもしたのでした。

 そんなこんなで、自宅まわりには通行止めを知らせる看板がならびはじめました。
 今日の夕方はおうみ祭りの民謡流し。そして、明日は花火です。
 青海シーサイドパークあたりに、ぜひお運びを。

2013年7月26日 (金)

おわりよければ

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 じりじりと蝉が鳴くような朝から一転、屋根に穴があくような雨が降ったりあがったりと二転三転を繰り返した昨日の天気も、最後はきれいな夕焼けを見送って夜は本町通商店街で歩行者天国が無事できたようです。準備されてたみなさん、胸をなで下ろしているだろうなあ。お疲れさまです。

 なんだか、おわりよければすべてよしな感じがする天気。こういうのって、いいなあ。

 お盆休みがだんだん近づいていて「そこまでにこれとこれやっつけなくちゃ」って焦燥感がだんだんと出てきました。乗り切れば、お休み。あとちょっとです。

2013年7月25日 (木)

姉さん先生~

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 最近、毎週吉田拓郎のラジオ番組を聴いているのだけれど、自分の親とかわらないいい年したオヤジが、相変わらずこんなにバカやってるというのは、そろそろバカをやるときに二の足を踏むようになってきた中年としては、とても勇気づけられます。

 というわけで、夏休み。やってきました。
 僕に、ではなく、ご近所の小中学生に。

 そして、朝のラジオ体操もはじまって、まだ眠そうな顔の連中が集まってくる一方、こなくてもいいはずの中学生は列からすこしはなれて、もちょっとしゃっきりしていたりもするのです。

 さあ、楽しい夏休みにしよう。

2013年7月24日 (水)

大暑の夕方

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 暦の上では一年で一番暑い日らしい「大暑」だった昨日。二十四節気の次は「立秋」(今年は8/7)ということで、もう夏はピークを迎えた・・・ということなのだけれど、感覚としてはこれからが一番暑い時期。夏というのは中年になっても、小学校時代の夏休みを基準にして感じるようにアタマの中に刻み込まれているのかもしれません。

 そんなこんなで昼間は暑くても夕方になると風が通り抜けて、ちょっと散歩してみようという気分になる。昨晩はこどもたちが公民館で盆踊りを教えてもらう日だったので、久しぶりに夕方ひとりで海岸線を歩いていました。この、夕陽が沈んでしまったあとの色の感じ、好きなんだよなあ・・・というわけで、須沢の海岸の「暮れてゆく」一枚をどうぞ。

2013年7月23日 (火)

つながりました

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 出張から戻ってきてみると、あと少しでふさがりそうだった場所がちゃんとふさがって、右岸側に河口ができる「半島形式」になっていました。

 個人的には、姫川は左岸側に平行に走るように注ぐ形になりたがる川だという印象があったのだけれど、あらためて撮りためた履歴を見てみると、大雨の後のまっすぐ注ぐ時以外はこの形のバリエーションになっていることが一番多いようで、ひとの記憶ってあてにならないものなのだなあとあらためて感じたりもしました。

 そして、ふさがるということは、不在の4日ほどはあまり大荒れの雨は降らなかったのだなと言うことも想像できる。なかなかに楽しい大人の自由研究なのです。

2013年7月22日 (月)

かえってきました

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 三泊四日の関西方面出張。ようやく一段落して戻ってきました。はやめに戻ってきたのでのんびりと思っていたら急用で上越に行くことになって、そのままドライブ。車に乗り込むと、フロントガラスにはこんなでっかい不在の印がつけられていて・・・。

 今回の出張ではかなり硬さや高さがあうマクラとベッドだったし、空調の調整も暑すぎず涼しすぎずきっちりできたし、地下には大浴場があったし・・・なのに、ずっしりと背中は重く、外で泊まっての仕事の疲れがどんどんと残るトシになったなあと、そんなことを痛感してしまいました(笑)。

2013年7月21日 (日)

作物の花

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 実は、みんなとってもきれいだよなあ。そんなことを思いながら、じゃがいもの花を撮り、そしてこの季節はなすやきゅうりの花を撮ったりしています。
 庭に出て、家庭菜園のキュウリをがりがりかじる夏休み。昼間になるとぬるくて生臭い感じがするけれど、まだひんやりした朝だと、とっても瑞々しくて・・・。そんな経験をことしもこどもたちにしてほしいなあ。でもそのためには、まずはもちょっと早起きしてもらわないとね(笑)。

2013年7月20日 (土)

各駅停車にのる

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 久しぶりの関西方面への出張は、富山までの特急にちょうどいい時間帯のがなかったこともあって、各駅停車の普通列車でスタート。
 「鈍行」は生活列車だから、糸魚川でほとんどのひとが降りて車内はがらがらに。そして、そこからのんびりと、海を眺めたり本を読んだりしながら移動してきました。

 新幹線が金沢まで来ると、並行在来線は民営化されて、さらに県ごとに別々の会社が運行を担うことになるのだけれど、そうなるとこんなふうに、糸魚川から富山方面へいく普通列車って、どうなるんだろう。
 けっこう青海あたりから富山方面へ通っている人も少なくないんだなぁというのが平日朝に久しぶりに乗ってみた実感でした。僕が乗ったのは糸魚川駅を8時ちょっと前に出る電車だけれど、糸魚川駅に来るのではなく、糸魚川駅から出かけるという通勤・通学のひとは、もっとはやい時間の電車に乗るのだろうから、きっともっとたくさんのひとが県境をまたぐ電車に乗っているのだろうなあ。

 そんなこんなで、おはようございます。

2013年7月19日 (金)

でかけるときは

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 ちゃんと日陰を選んで歩こう。

 というわけで、数日間関西方面に出張してきます。今朝は雨でだいぶ涼しいようですが、こういう連日暑かったあとに突然陽気が変わったりすると、それはそれで体調を崩しがちなもの。みなさん、くれぐれもご自愛を。

2013年7月18日 (木)

選挙に行ってきました

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 明日から週明けまで出張で不在ということで、期日前投票をしに青海事務所までいってきました。久しぶりに行ってみると、2Fの喫煙所が閉鎖されてます。僕はたばこ吸わないけれど、なんだかどんどん喫煙者が締め出されていくのは、ちょっと気の毒だなあ。こういうクロスオーバーポイントで生まれるアイディアとか、ブレイクスルーって、必ずあると思うのだけれど・・・。

 さて。

 参院選の全国区は党名でも人名でもいいということで、名簿に載っている候補者のリストが張り出されていて「こんなひとも出ているのか」「この人は今ここにいるのか」と、それだけでも投票とは別に、妙に楽しめてしまいました(笑)。

 この選挙期間のはじめ頃、千葉の市長さんが「『現状にご不満のない方はどうぞ棄権下さい。こちらで全部決めておきますから』くらい言ってもいいのではと思います」というかなり強烈なツイートをしていたのを思い出します。

 ハフィントンポストでこのツイートを紹介する記事
 http://www.huffingtonpost.jp/2013/07/03/turnout_n_3544331.html

 もちろんこれは、文字通りの「棄権してね」という呼びかけではなく「棄権するというのはそれくらいのこと。だから投票してね」という呼びかけでもあるわけです。
 市民は政治の顧客・観客ではなく、プレイヤーであるのだとすれば、「一番悪くないという選択を矛盾にうんうん苦しみながらする」というのもまた、責任なのだと思う。そして、そういう人たちがたくさんいればこその「白紙委任したわけじゃない」という、選ばれた人への検証圧力にもなると思うのです(なると、いいなぁ・・・という願いかな(笑))。

2013年7月17日 (水)

姫川河口の変遷

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 左岸側の「半島」が雨で切れてしまってしばらくたちますが、だんだんとまたシマと陸地は近づいてきて、遠目に見るとつながっているように見えるくらいになりました。
 このまま静かな日が続くと、きっとまた繋がるんじゃないかと思うのだけれど、今日は雨も降りそうだし、どうなるのかな。

 というわけで、今までの姫川河口の変遷を専用カテゴリにまとめることにしました。少しずつやっていきますので、変化をみてあらためて「ほう」と思っていただけると、うれしいなあ(笑)。

2013年7月16日 (火)

ゴミ箱いりますね

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 日曜日は朝かなりカチンとくることがあったのだけれど、夕方からは中学校のときの同級生との「暑気払い」。久しぶりにウマい魚でにこにこしてかえってきました。
 ただ、その時も出かける途中に海岸沿いを自転車で走っていったら、海沿いのベンチのところで子連れのグループがバーベキューしながら大宴会中。今日は片付けてくれるといいなぁと思いながら通り過ぎたのだけれど・・・。

 結局、昨日の朝通りかかったら土曜日以上に酷い状態。テーブルの上には空き缶が並び、草の上にも散乱。一部袋にまとめてある分、その袋を持ち帰らないでそのまま放置してあるところがさらに身勝手で。

 そして、今朝通りかかるとこの通り。
 さすがにテーブルの上は、昨晩の宴会に邪魔だったから払い落としたのだろうけれど、ゴミが放置してあった場所にさらにまとめて積み上げてあるあたり「あ、ここはゴミ捨て場なんだ」と安心したような雰囲気さえあります。

 日曜の朝僕が片付けたときには、でっかいスーパーの袋4つにたっぷり詰めても、まだすこし集め残しがありました。そして、月曜の朝に絶句したときは、日曜のように割った一升瓶こそなかったけれど、量はかえって多いくらい。空き缶一個置いていくようなちょっとした出来心とはちがう、間違いなく確信犯な「騒いだままの放置」です。

 ゴミ箱でもあれば、すこしはちがうのかな。あってもいっしょなのかな。
 でも、この状態で放置されていて、自分の住んでいる場所のこの状態が心地よくないとなっても、持ち帰ったゴミを収集日までウチに置いておくのだって腹立たしいし、せめて「この状態を片付けたい」と思うひとが、そのゴミを集めて捨てる手段を用意してもらえるとうれしいなと、本当に思ってしまいます。

 それにしても。

 日曜夜の集団は、前述の通りコドモといっしょでした。
 海岸でのバーベキューを楽しんだあと、飲んだ缶もそのまま、焼いた炉もそのまま。氷の袋も、酒瓶も花火もお菓子の袋もそのまま。
 で、「あー楽しかった。かえろう。」っていうメンタリティの持ち主が親なら、その子たちにだって、言葉は悪いけれど「バカはうつる」んだろうな、と。それは、本当に気の毒だなあと、そんなことも思ってしまったのです。
 時には羽目を外すこともある。悪いコトだってするよね。でも、その時に「悪いコトをしている」というほのかな後ろめたさがちゃんとあるようになってほしい。そういうスイッチを埋め込むのは、親の仕事だと思うし、あらためて「その部分はきちんとやろう」と思ったワタクシなのでありました。

 それにしても、とてつもなく不愉快な朝を、三日続けてしまいました。

2013年7月15日 (月)

すごい雨でした

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 あ、降り始めたな・・・と思うと突然轟音。そして、しばらくすると降り止んで・・・。
 昨日はなんだか、そんなことの繰り返しのような一日でした。その分夜はずいぶんとしのぎやすい涼しさだったけれど、山や海で遊んでいた人にとっては大変だったんじゃないのかな。

 そういえば、この土日は高畑の子たちがマイコミ平でキャンプの予定だったそうだったけれど、無事できたのかなあ。日ごろ自由に立ち入りできる場所じゃないだけに、いろんな準備や許可があって、公民館の役員のみなさんがものすごくいろんなご苦労をされての準備だったとお聞きしたばかりだったので、心配です。

2013年7月14日 (日)

一週間

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 先週日曜日の朝は、全市の一斉海岸清掃。みんなでたっぷりと海岸近くのごみをひろい、片付けました。
 そして、今週は三連休。初日の土曜の夜があけた海岸線のベンチのあたりは、すでにこんな感じ。

 飲みかけのビールは転がり、一升瓶は割れ、食べかけのスナック菓子はぶちまけられ、トイレットペーパーのロールが転がっている。もちろん、この季節の風物詩、花火の跡だってそのままです。
 いくらなんでもひどいので、ちょっとだけ拾っていたのだけれど、持って行った袋はすぐに満杯。でも大丈夫なんだな。近所にこのブツを買ってきたコンビニ袋だってそのまま放ってあるので、捨てる袋だって「現地調達」できちゃう酷さなのです。

 僕は、ここのベンチに座ってぼぉっと海を眺めるのが好きです。
 そして、眺めているひとを眺めるのも好きで、こんな写真を撮ったりもしています。
 http://ganref.jp/m/nishizawa/portfolios/original/0/c5c628645dbe2260d294ee69dca0cd73

 だから、やっぱり好きな場所が汚くされるのって、とっても悲しい。

 楽しい場所、好きな場所なら、心地よく使ってほしい。別に道徳めいた話しじゃなくて、ただそれだけのことなんだけれどね。少しでも、この駄文がどこかのだれかに響きますように。

2013年7月13日 (土)

おおきなパン、届きました

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 でっかいでっかいフランスパン生地のパン「ホームタウン」。上早川のパン屋サン、レゲッドベンさんのオリジナルですが、これをスライスして軽く炙って・・・が今朝の朝ゴハンになりそう。

 大きさが伝わるように、なにか隣に置いて写真撮ってみよう。そんなことを考えながら冷蔵庫の中をごそごそ。結局500mlの長いビール缶を並べて見たのだけれど、大きさ伝わるでしょうか(笑)。
 昔は釣った魚の大きさをみてもらう写真って、たいてい隣にたばこが置いてあったのだけれど、これだけ嫌煙な世の中になると、こどもたちはなにかの横にたばこが置いてある写真を見ても「こんなに大きいんだ」って思わなくなるかもしれないなあ。

 そんなこんなで、久しぶりに雨降りの朝。ちょっと涼しくてほっとしています。
 今日は土よう子ども会 ( http://www.d-kodomokai.info ) がある土曜日です。幼稚園や小学校のお子さんたち、ぜひ、きらら青海の講座室に遊びにきてください。9:30からですよ。

2013年7月12日 (金)

にいがたの冷凍庫

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 毎年一夏に一度だけ、新潟にやってきて小泊のかにを食い、夜は魚を食べて鯨飲し、翌日十日町や湯沢あたりでへぎそばを食べて帰る友人たちがいます。
 最初は越後湯沢ではじまり、いつのまにか場所を糸魚川に移してはや今年で18年。この集まりで欠かせないのが、もも太郎、金太郎など、佐渡のセイヒョーが作っているかき氷バーなのです。

 でも、実は18年前、メンバーの勤務先の「保養所」だった石内あたりのライオンズマンションに集まったとき、僕はもも太郎にはじめて遭遇。昭和20年代から県内で愛されていたこのかき氷バーも、糸魚川あたりでは売ってなかったし、食べてもいなかったのでした。
 それは、新潟県民食なんて揶揄されることのある「イタリアン」やお祭りの「ぽっぽ焼き」もおなじ。僕らはちっちゃい頃には全然知りませんでした。
 一方で、笹寿司のように糸魚川のあっちこっちで食べられているものも、たとえば根知と西海で全然形ものっているものの種類や数もちがったりして、谷ごとにちがったりするわけです。

 考えてみれば、僕らがこどもの頃には全国チェーンはおろか、県内県域をカバーするようなスーパーもなかったし(ナルスも上越ローカルだった時代です)、「全域で一括仕入れ、おなじものを店に出してより安く」といった流れはそれほど強くなかった。そして、その分ちょっと移動すると全然ちがう、生活感の中の郷土色というのがもっと出ていたのかもしれません。

 今では、もも太郎はご近所スーパーで買えます。だから、ウチの冷蔵庫にもこんな風に入っていて、ガリガリくんよりも優勢だったりするという、いかにも「新潟県民の夏」みたいな冷蔵庫になってます。逆に、糸魚川ブラック焼きそばのランチパックを東京や大阪で買うことができるのも、ナショナルブランドに乗るということの強さなのだろうな、と。

 この「地元と感じる広さがどんどん広がっていく感じ」は、今の子たちの「僕らのふるさと」という気持ちをどう変えていくのかな。危惧するとか、わくわくするとか、そういう極端な思いではなく、純粋にその先に興味を持ってしまうワタクシなのです。

2013年7月11日 (木)

脱出

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 あとは、飛ぶだけだ・・・。

 なんて、みるたびに思うこのエアコンの室外機からはみ出したファン。去年の夏も思わず撮ってしまった被写体なのだけれど(
 http://ganref.jp/m/nishizawa/portfolios/photo_detail/c7b7d1a32258105328999c4b3b3d71b8 ) 毎年とても気になります。

 考えてみれば、エアコン室外機というのは部屋の中から熱気を抜き取って外に捨てるのが仕事。自分自身は常に「汗かいて」仕事してるわけで、この季節にはツラいヤツなんですよね。
 そして、毎日本当に暑い!。毎日書いてますが、きちんとまず水を呑んでから動くように、今日も気をつけましょう。

2013年7月10日 (水)

邪魔すんなよ

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 進入禁止のその向こう。ベンチでねそべるひと。

 バカみたいに暑い日が続いているけれど朝晩はそれでもだいぶ涼しいから、こんなふうに海の近くで寝そべっているときっと気持ちがいいんだろうなあ。きっと、これからあと30分もしないうちに、暑くて寝ていられなくなるのだろうけれど、まだまだこの頃は心地よい時間。

 そして、それを撮っている僕も、5時頃からの散歩。明るくて涼しい朝は、いろんな人にあって楽しい時間帯でもあります。
 サマータイムがもし導入されてみんなの時間が早まっちゃうと、ちょっと早起きしたときのトクした感じは、きっと薄まっちゃうのだろうなあ。そういう意味では、きっとすごく有効なのだと思うのだけれど、サマータイムは導入しないでほしい。そんなことを思ってもしまうワタクシなのです。

2013年7月 9日 (火)

暮れてゆく

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 姫川漁港の壁一杯の蔦。今は花が満開です。
 そして、ゆっくりと暮れてゆく空と、ぼくのまちのやま、黒姫。

 そろそろ、梅雨も終わるのだなあ。そんな気がする夕暮れ時。この時間帯にちょっと涼しくなって涼風吹くような気分になるのは、まだまだ真夏になっていないからなんだろうなと、そんなことも思う。なにせ本当に暑くなったら、こんな時間帯もまだもわっとするくらい暑くて、「ビールだビール。もう仕事おしまいっ!」なんて気分になっちゃうのだろうし(笑)。

 春になれば雪をすこし恋しく思うように、カンカン照りになれば梅雨の雨を少し恋しく思ったりもするのだろうな。そんなこんなで夏直前を感じながらの、夕方の姫川港散歩なのです。

2013年7月 8日 (月)

七夕過ぎて

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 昨晩は星空を愛でるにはちょっとキツいソラだったけれど、明けた朝は青空。
 朝一で上越に行ってきたので、戻り道で小泊の港の七夕飾りと青空の写真など撮ってみました。

 港町の祭りって、きらびやかで見ている方はとってもわくわくしてしまいます。
 そんなこんなで、そろそろ梅雨明けにもなりそう。暑い一週間になるはず。
 水分を充分とって、今週もそこそこがんばりましょう。

2013年7月 7日 (日)

毎年恒例の

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 今朝は毎年恒例の、真夏を前にした全市一斉の海岸清掃。みんなで流木やら空き缶空き瓶、吸い殻などを片付けます。
 中には、呑んだ後のビール缶をちゃんと袋にまとめて、何十本も草の影に隠してあったりと「なんだかなあ」と思うものも多いのだけれど、だいたいは海が荒れれば流れ着くモノばかり。ものすごい人数の作業なので、あっというまに浜はきれいになります。

 さて。

 浜は日曜日の朝なので、波打ち際には釣り人もいます。
 全然手伝おうとしない彼らをみて「連中おかしいよ」と声を荒らげる人たちもいたけれど、一方で休みの日にわざわざ遠くからやってきて釣っているのになんで手伝わないといけないのという感じもわかる。手伝う「べき」だとは、僕は決して思わないのだけれど、一方で「手伝わないのは居心地が悪い」という感じを持つような人でいたいなあと思ったりもします。そして、「あ、じゃおれもやる。みんなでさっと片付けちゃおう」ってのが、昔のいかにも田舎町のコミュニティの近さであり、時に鬱陶しさでもあったのかなと、そんなことを考えたりもするのです。

 そんなわけで、ずいぶんと糸魚川の浜はきれいになりました。少なくとも、浜で遊ぶ人たちには、飲み物の瓶・缶や、釣り具の袋なんかは、きちんと持ち帰って欲しいなというのが、近所に住む我々のおねがいです。よろしくね。

2013年7月 6日 (土)

雨粒

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 なんだか、ようやくらしい梅雨になってきた気もするのだけれど、でも梅雨にしてはこの暑さは反則だよな。そんなことを思うくらいどんどん温度があがっていった昨日の夕方でした。

 さて、今日は、本町通商店街の旧倉又茶舗で「夏ものがたり in 町屋」が催されます。特に夜の部は「小冒険」かも。詳しくは、こちらを。
 http://alexandrite222.com/?p=16910

 今日も暑くなりそう。水分補給を忘れずに、のんびり週末を。

2013年7月 5日 (金)

予報は、当たるのだなあ

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 僕は携帯電話で、防災速報というサービスの設定をしています。
 大雨警報が出たとか、地震速報が出たとか、そういうときにぴぴっと連絡が来るやつなのですが、このサービスのなかに、20mm/h以上の雨が降りそうなとき、直前に通知が来るという機能があります。
 今日も、夕方車に乗り込むと「ぴぴっ」。みてみると

17:40発表
17:40 44mm/h
17:50 35mm/h
18:00 0.7mm/h
 ・
 ・
 ・

 そして、その30秒後くらいに、とつぜん雨が降り出しました。
 雨は予報通りすこしの間に酷く降って、そのあとちゃんと18:00頃にはほとんどあがってしまったのだけれど、あらためて「天気予報って、当たるようになったなあ」なんてことを思ってしまいました。
 CHAGE & ASKA の古い曲で「君の愛は信じてる、天気予報くらいにね」と歌い出す「天気予報の恋人」なんてのがあったけれど、この頃と今はずいぶん的中確率がちがいます。ちなみにこの曲は94年のもの。もう20年近く前だけど、この頃使われていた「スーパーコンピュータ」って、iPhone4sくらいのパフォーマンスなのだそうです。
 (資料によると、1990年のSX3/44Rが23.2GFLOPS、ARM Cortex-A9が24GFLOPSだそうなので・・・)。
 そう考えると、僕らはとんでもない端末を持ち歩いているということになるのですねえ・・・。

2013年7月 4日 (木)

能登半島

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 姫川河口の写真をここんとこよくあちこちで人にお見せしているのだけれど、とある方が「能登半島みたいになると楽しいよね」なんて仰ってたこともあって、まじまじと今朝また眺めてみてしまいました。

 ・・・もう既にかなり似てる気がする。

 根元が細すぎるのが玉に瑕ですが、付け根の右側(氷見とか新湊とかにあたるあたり)は、どんどん埋まっていって太くなるだろうから、「石川県側」があんまり浸食されなければ、かなりらしい形になるかもしれません。

 あとはさきっぽ内側に能登島だな(笑)。

 青空のニュアンスもわずかにあるけれど、なかなかに風雲急を告げるような感じでもあるソラ。とりあえず、涼しいといいなあ。

2013年7月 3日 (水)

咲いてきましたよ

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 姫川漁港の壁に伝う蔓も、この季節になると葉っぱがちがうので何種類かの植物が絡み合っているのだなということがわかります。
 そして、真ん中の緑の濃い部分に花がさきはじめました。

 ぷうんと潮の香りがただよう、むしむしした日の夕方。
 虫干ししてある定置網の向こうの、凛々しい大きな"翼"なのです。

2013年7月 2日 (火)

さあ、かえるぞ

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 とうとう、姫川河口の「島」と左岸、つながりましたね。今は、長い半島みたいなものができているので、朝コドモといっしょに歩いてさきっぽまで行ってみました。
 写真左にある水が「湾」みたいになっている溜まりの部分。でも、水の流れをみていると、案外ここもさっさと埋まってしまって、ちょっと右に流れが曲がっているだけの形にかわっていくような気もします。

 そんなこんなで、ここしばらくはどんどん形がかわっていくと思います。ちょくちょく覗いてみると、楽しいと思いますよ。

2013年7月 1日 (月)

白黒写真の頃

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 なのか・・・とちょっと驚いてしまったのが、青海中学校が今のきらら青海の場所にあった頃の「閉舎式」。校舎が今の田海川脇に引っ越してきたのが昭和62年だそうだからもう四半世紀も前。僕は、ここで中学生活を送ったのだよなあと、懐かしくこの閉舎式の写真を眺めてしまいました。

 これは、青海生涯学習センター(旧青海町民会館)ロビーで開催中の青海地区のあゆみの資料展。古い写真の中には、合併前の上路や市振、歌外波から須沢「村」の様子があったりもして、すっかり戦前の様子を見る風情。
 その中に、僕らが通った中学校の写真が、あわせて白黒で飾られていたりすると(しかも、閉舎式は僕が通った後なのです)そんなに古い歴史の中にこの写真があって、なんの違和感もないということに、あらためて時間の経過を感じて愕然としたり(笑)。

 この展示に気がついたのは、毎週土曜日の幼児向け体操教室にコドモを連れていくようになってから。そして、毎週眺めるのが楽しみになってきました。

 ・・・とはいえ、この頃の写真がカラーじゃないってのは、ちょっと不本意だなあ。そんなに古い時代では、ないはずなのだけれど・・・(笑)。

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