どんなことにも工夫はある
最初、姫川港の岸壁に、こんな砂利が敷いてある場所が数カ所できたときは「なにか工事するのかな」と思ってました。でも、なにか作るわけじゃなくてずっとある。なんでだろう・・・そう思っていたら、上に港から積み出すテトラが並んで納得。たしかに、コンクリートの上にコンクリートでできたものを並べたら、テトラも岸壁も傷んでしまう。だからこれは、マットなんだな、と。
そんなわけで、今日も向こうの砂利の上には、ちょっと複雑な形のテトラは並んでいます。
普段の暮らしの中で普通に営まれているいろんなこと。そのひとつひとつには、ちゃんとうまくできるようにするための工夫があるのだな、と。その道にどっぷり浸かっていない部外者が指摘しなければ変われないというところも必ずあります。そして、そういうアプローチが最近とても重要視されているという面もある。
それでもなお、その道のプロにはちゃんとした工夫やノウハウの積み重ねがあり、なおかつ仕事へのプライドがあるということは、ちゃんと尊重した上でものを言うようにしたい。そんなことを思ったりもするのです。
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