のび太は
時々土管の中で膝をかかえて、なにを考えていたのかなあ。
今や、「藤子F不二雄ミュージアム」には遊具として土管が置いてある現代。そして、ご近所ゴリラ公園にもひとつ転がしてあります。
考えてみれば、空き地に土管が積んであるのって、まだあちこちの道路が舗装もされていない頃。ドラえもんの舞台とされる世田谷あたりだと、「塩舗装」なんてのもあったそうだけど、あっちこっちものすごい勢いでかわっていったまちの風景なのだろうな、と。そして、そういう場所が立ち入り禁止ではなくて(今なら絶対資材置き場は立ち入り禁止ですよね)というのも、その時代ならではだなと思うのです。
なんだか、夜の土管を見ると、ふとコドモの頃のことを考えてしまいます。
そんなこんなで、桜を見送る夜の一枚なのです。
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