「出かけてきたなあと思う」ということ
今日は日帰り出張で東京に来ています。
お客さんの本社が引越しされてはじめての打ち合わせ。「秋葉原の駅を出て、焼肉の万世のビルのちょっと向こうだよ」とお聞きしていたのだけれど、ちょっとはやめについたのでそのあたりを歩いてみると、昔「恨ミシュラン」でサイバラ女史とコータリさんに噛みつかれた鳥すきの「ぼたん」やあんこうの「いせ源」を細い通り沿いに発見しました。
このお店は「秋葉原が最寄り」という印象はなかったのだけれど、考えてみればまちはすぐとなりだものね。
地元でうろうろしているときには、須沢と八久保はおとなり、その隣には田海っていうのが肌間隔でわかっているのだけれど、土地勘のない場所にいくと、電車の駅から見てどっちという感じばかりでいろんなことを覚えているので、頭のなかにある土地勘がすべて最寄り駅からのコースばかりになってしまう。それがまわりの駅とつながって、ちゃんとした地図のようになっていくのが「その町になれていく」ということなのかなと、そんなことを思ったりもしたのでありました。
そんなこんなで、行きは上野駅から電車で移動したのだけれど、戻りは須田町界隈から歩いて東京駅まで行ってみました。こういう時間の余裕があると、出張も楽しい。というわけで、今日はその途中で見つけた、誰かがすぐとなりの植え込みの花を持たせた、なかなか粋なブロンズ像の一枚をスマートフォンで撮ったものを載せてみました。考えてみればこのブログではひさしぶりの「ぼくのまち」ではない写真ですね(笑)。
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