200回めの土よう子ども会
毎月第二土曜日の未就学児と小学生くらいのお子さん向けの会、「土よう子ども会」( http://www.d-kodomokai.info )は、昨日が節目の200回目の会でした。
この手の節目の会には出た覚えがないので、僕がお手伝いをはじめたのはきっと100回目が終わった後。あらためて長い長い時間この会を一人で引っ張ってきたボスの濱田さんには頭がさがります。
こどもたちがゲームばかりして、本を読んだり手を動かして遊んだりしなくなったのはファミコン登場以降のこと。僕の世代は「ゲームセンターあらし」を小学生の頃読んだような世代だから、家にゲームが入り込むちょっと前のところなのだけれど、これ以降の世代。特に、ゲームボーイやPSPが世間を席巻しはじめてからは、たしかにそれがある種のコミュニケーションツールになって、それがないといっしょに遊ぶのが大変なんて時代もありました。そんな頃に、そういう状態がふと怖くなって、こどもたちの会をはじめたという濱田さん。それ以降もNPOにしたり行政をまきこんだりといった「組織をかっちりやろう」ということもなく、ただただ来てくれた子たちが友だちを連れてきてくれる緩やかなつながりのなかで、少ない人数だけれどコツコツと続けてこられたこの16年あまりには、本当に頭が下がります。
今回は工作の時間に、来てくれたこどもたちとそのおとうさんおかあさん(やおばあちゃん)ひとりひとりに、青陶会のみなさんにお手伝いただいて陶器の絵付けをしてもらいました。
雪が溶けて春になった。そんな時期だから、みんなが描くのも花だったり、緑だったりが多くて、ああ、春をみんな待っていたのだなあとも思う。そんな器が並んで、これから焼いていただくのを待っているのが今日の一枚なのです。
来月の201回目には、青陶会のみなさんに焼いていただいたブツをみんなにお渡しできる予定です。また、第二土曜日の朝9:30から。みなさん、お待ちしています。
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