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除雪車に頭を抑えられて全然走れない。そんなときは、のんびりと後ろからついていくに限ります。これでイライラしてヘンに脇道に入ると、かえってそっちのほうが雪でぐちゃぐちゃだったりすることもあるので。
雨は積もらないけど、雪は積もる。雪国へ遊びに来るひとたちは、ある程度これはもう諦めちゃって、それを楽しむ旅をするといいと思うよ。
さて。
糸魚川の日本ジオパークの更新認定が昨日OKになったというニュースがありました。関係者のみなさん、お疲れさまです。世界ジオパークの更新審査も初夏の頃にはあるとのこと。準備がんばってください。市民にどれくらい浸透しているかも問われるとのこと。ある意味、五輪誘致みたいだなあ・・・なんてことを思ったりもして(笑)。
そんなこんなで、今日は雪は降るけれどもすこし天気は緩みそう。そうは言っても、今日はこんな運転はしたくないなあ。そんなことを思う朝なのです。
昨日の朝には、大雪警報も波浪警報も解除になった糸魚川。でも、海岸ではこんな波がたっていました。
海岸を歩いていると、潮見台のようになった休憩スペースで、壁に隠れて砕ける波を見ている親子も。確かに、あんな場所に隠れていないと危ない。でも、見たい。そんな昨日の波でした。
海岸は大雪のあとなのにいつも通り真っ黒・・・なのかと思えば、歩くとあちこちでサクサクした踏みごこち。たっぷりつもった雪の上に、波と風ではこばれてきた砂が、真っ黒くなるくらい乗っかっている。そんな、あまりみたことのない状態。そして、あっちこっちで地形が変わっています。テトラポットの段が低くなっているところは、最上段が写真みたいな爆弾波に吹っ飛ばされて、手前側に落ちちゃったりしたんだろうな。そして、姫川の河口の形もずいぶんとかわっていました。
波浪警報解除後でこんななんだから、警報発令中は公園のほうまで波があがっていたんじゃないでしょうか。最近の、あれだけ広くなった浜が全部波で覆われちゃうわけだから、やっぱり怖い。冬の海には近づくな・・・ですね。
さて、昨日は青空も広がる時間帯がありましたが、一夜明けたらまた雪空。今日はおとなしい天気だと助かるんですが・・・。それでは、今週もがんばりましょう。
窓から眺める吹雪明けの空には、ほんのりと陽射し。今日はきっと、スキー日和なのだろうなぁ。
実は、先週末にコドモが二人発熱。病院に連れて行ったところ残念ながら「当選」ということで、さらにちょっと咳していたワタクシやばあさんも「推定有罪」ということで自宅には現在リレンザだのタミフルだのが溢れております。
全員今朝あたりにはものすごく元気なので、雪遊びしたいヤツを我慢させたり、雪の写真を撮りたい気分を我慢したりするのがなかなか難儀な一日になりそうですが、今日もう一日おとなしくしている予定。
予防接種はしていたので、全員「風邪ひいたかな」くらいの症状で収まっていて、誰も重篤な症状にならなかったのがありがたいところ。確かに、予防接種した年としない年でかかっちゃったときのひどさはちがうように感じるだけに、やっておいてよかったなと思います。
本当ならかからないのが一番なのだけれど、やっぱりコドモが小学校だの幼稚園だのに行っていると、どうしてももらってきちゃうなあ。そんなわけで、みなさんくれぐれもご注意くださいませ。
住んでいる場所によっては、冬は一番空が青く澄む場所だよという方もおられるはず。
ずいぶんと昔、小田和正が「空が高すぎる」という曲を書いたとき、ミックスダウンを担当するエンジニアに「空が高いのは当たり前だろう」と言われたなんてことを話していたのを思い出します。彼がミックスのために行っていたのはLAのはずだし、確かに空はいつも澄んで青いはずの場所。そして、僕らが住んでいるまちでは、冬の空は鉛色で、ときどき「今日は晴れたな」と思う空も、そこに西日が差した金属的に朱がかかった灰色だったりするわけです。
それだけに、こんな空の色を見ると、なんだか夏の空の色みたいだなぁ・・・と感じてしまったりするわけです。 写真は昨日お昼ちょっと前の筒石のもの。よく晴れた、寒い冬のスナップなのだけれど。
そして、こんな青空はあまり長く続くこともなく、昨日も午後からだんだん曇り始め、そして、今は外は暴風雪。
調べてみると、糸魚川に気象警報が発令されたのは、1/3の大雪警報以来3週間ぶり。3週間警報が出ない気候ということは、やっぱり今年は、雪が少ないのかもしれません。
そんなこんなで週末は大荒れらしいですし、みなさん、くれぐれもお気をつけください。
誰が考えたのだろう。「ほとんどの人は、よい人です」っていうのは、いいアプローチだと思う。
知らない人から話しかけられたら全部悪い人だと思え、挨拶もするなっておしえる親もいる。確かに、話してみて感じのいい「悪人」ってのはいっぱいいるし(そもそも人を騙すスキルのある人というのは、たいてい誠実なひとよりも人当たりはよかったりするのだ)、挨拶は元気よくするけれどもやっぱり悪い人そうだからついていかないようにしようっていうような高度な判断を、幼児ができるかどうかには疑問はある。
でもさ、やっぱり大人としては、まわりから声を掛けられたらちゃんと返事したり、挨拶したりする子になるように育てたいし、そもそもまわりの大人たちにちゃんと顔をおぼえてもらって、コミュニティのメンバーになるような育て方をしたい。
だったら、難しいことでも「ほとんどの人は、よい人です。でも~」という部分にきちんと向き合わないといけないのだろうなと思うのです。
問題解決はシンプルにしてしまったほうがいいケースが多いこともある。でも、面倒でも通ったほうがいい解決ルートだって、まちがいなくある。
そういう意味では、この幼稚園に張られていたこどもの安全のポスターは、なんだかとってもあったかくも頼もしい大人の意思表示のようでもあって、僕は気に入ってしまいました。
今週は「全国学校給食週間」とのことで、こどもの給食もなんだか豪華。今回の趣向は、県内めぐり。そして、今日の初日のメニューは「セルフブリかつどん」。おかずにブリかつがついていて、「これ、ごはんにのっけて食べてね」ってことなのかな。
他にも、サメあり、醤油赤飯あり、栃尾揚げや鮭の焼き漬けありと県内あちこちのめぐって、最終日の金曜日がひすいぎょうざ、オータムポエム、メギスのすりみ汁。
おなじ新潟県とはいえ、たとえば醤油赤飯なんて、長岡の方のスーパーがご近所に来るまでは知らなかったから、そういう意味では「恵方巻き」とおなじく、最近はじめて遭遇したもの。地域を見直す趣向で、逆に知らなかった県内の他の地域のことを知るっていうのも、なかなかおもしろいのかもしれません。
季節の折々の節目に、旧倉又茶舗で催される町屋会。
今年最初の会は、恒例になりつつあるカルタ会。明日と明後日、1/19と20の土日です。
1/19(土)、1/20(日)とも、
午前の部 10:30~11:30、午後の部 13:30~16:30、夜の部 18:30~19:30
百人一首や伊呂波歌留多、地域のカルタや復刻版の懐かしいものと、いろんなカルタを楽しんだり、羽根つきをしたり。そんな、昔ながらのお正月の遊びを楽しむひとときです。
さらに今回は、昨年末に惜しまれつつ閉店された滝の湯さんの、大ベテランな体重計や脱衣籠も、一緒にみなさんをお迎えします。
あんこうフェアのついでにでも、ぜひお寄りください。
ほんのすこしだけ。
それにしても、月曜日の太平洋側から内陸にかけての雪は本当にすごい量で、昨日は仕事先に届く荷物も滞りがち。写真を撮る友人たちも白い写真をたくさん撮ったようで、FacebookやGANREFにもそういった写真が溢れていた感じがします。
さて。
雪が降る中先を急ぐ人たちがなんとか車を出そうとして、あちこちでスタックして交通全体が麻痺していくのを、僕ら雪が降るのがあたりまえな土地の人間は「やれやれ」と思うことも、ないわけではありません。だって、ノーマルタイヤでの雪道なんて、走れても止まれなかったり曲がれなかったりするのはわかりきっていることだし、自分がスタッドレスでもまわりにそんな車がたくさんいたら、いつ自分の車めがけてコントロールできない車が突っ込んでくるかもしれない。転んだ自転車が車の前に滑り出してくるかもしれない。そんな場所では怖くて乗れないから、僕なら絶対にそういう条件では車の運転は諦めますから。
だけど。
それでもなお、みんな車や自転車で出かけていくのを「無謀だ」と言うことはできるのだけれど、一方で「そこまでして出かけなければいけない」こと自体を、大変だなぁとも思ってしまうのです。
日々雪が降らない町で、降雪のためのコストをみんなで負担するのは、無駄なこと。消雪パイプをあっちこっちに配備したり、除雪車を地区ごとに置いたり、首都高速道路に塩化カルシウムを撒いたりして、みんなは降っても降らなくても12月にはスタッドレスタイヤに取り替える。そんなこと、できないですもんね。だったら、降ったときに都市機能が低下することは、受け入れなきゃいけない。それを受け入れないから、麻痺しちゃうわけです。
なぜ、それが受け入れられないのか。それは、以前よりもずっと、社会全体がJIT化してしまったからだと思うのです。
以前なら、あっちこっちに倉庫があったり、ストックがあったりした。その分、在庫は増えて帳簿を圧迫したかもしれないし、新鮮さが不足するのかもしれないけれど、そこから出してくれば、「今日来ない」こと自体には対応できた。
それが、「必要なものを、必要な瞬間に」短いリードタイムで用意することでフレキシビリティを高めるという最適化を、必要以上なところまで進めてしまったから、ちょっとしたショートが大混乱になる。ほんの少し前、3.11直後に大都市はこういうことを痛いほど経験したはずなのだけれど、それでも、もう少し無駄を増やして、その分を"緩衝材"にしようという動きには、なかなかなりません。やっぱり、問題解決装置としてのいろんなものの「生産」や「最終処分」の仕組みを、見えない場所に、大きくて高機能なものとしてつくり、サービスだけ享受するという大都市ならではの方法にどっぷり浸かっているだけに、目の前にあるものを生産して届けるひとや、最後の後始末をするひとたちのことへの想像力がきっと欠如してきているんじゃないか。そんなことを思うのです。
無理なものは無理。そう割り切ることができずに、対価を払っているのだから、サービスがどんなときでも提供されるのが当たり前だと思うというのは、ある種の驕りでもある。
だから、こういうときには「雪で大変だから、スケジュールを考え直そう」とするのも、負担すべきコストの一部なのだと思えるまちになるといいなと、思ってしまいます。
こんなことを考えていたら、ふと20年くらい前のサーバーの高速化技術、TriFlexというチップセットのことを思い出しました。
WindowsNT3.xくらいの時代に、それぞれのトップスピードが長時間維持できない過渡期的なコンピュータのいろんな技術を組み合わせて高速にする
ために、適材適所であっちこっちにバッファを入れ、処理すべきデータが切れてしまうのを防止しようとしたもので、ある意味職人芸的に工夫された「姑息的対
策」なんですが、びっくりするくらい効果があって、Pentium 133MHzとかのサーバがかなり速くNT
Serverを動かすことができたりしました。
今はもっと速いデータ伝送路もCPUもあるので、この方式では今の要求性能を満たすことはできな
いのだけれど、ひとそのものはそんなに進化していないのだもの。まちのためには、あっちこっちに「バッファ」があって、Just In
Timeではない仕組みというほうが、きっとこういうトラブルには強くなるのではないのかな。
ノスタルジアだけでは問題は解決できないから、完全に先祖返りするというのは現実的ではないのだけれど、そうではなく、そういう部分を少し取り戻すだけでもちがうんじゃないか。そんなことを考えた、今回の首都圏ほかの大雪なのです。
先日、焼山温泉の方の写真で知って「そんな名前のバス停があるのか」とものすごくびっくりしたのが、ここ。
通りかかったときにふと「あれ?、あったような気がする」と思って車を停め、歩いて戻って思わず写真を撮ってしまいました。
周辺の地名を調べてみると、寒谷と書いて「さむいたに」という地区があるんですね。それにしても、このバス停の名前にひらがなの「い」を入れて決めたひとって、どんな人なのだろう。この先にある温泉や早川谷の、旅情が深まるいいバス停の名前だなぁ。
さて、昨日は普段降らない場所で大雪だったけれど、今日は冬型が強まって、こちらで雪になりそう。It's my turnってことで、みなさんご注意を。
雨上がりのソラがみょうにきれいな青空だったりすることもあるけれど、昨日の夕方の「ゆきあがり」のソラもまさにそんな感じ。
水平線あたりはすっかり雲に覆われているから、あたりははやめに暗くなる。でも、山の上のほうにはまだ日差しが届いているから、雪山はオレンジに輝いて、なかなかにきれいなのです。
ひさしぶりに、観光のヒトみたいに、海岸近くの展望台に上ってみました。
(でも、展望台用にはひとかげはないのに、展望台の駐車場は地元ナンバーでいっぱい。こういうあたりは、お客さん目線じゃないですよね)。
さて、明日は小正月行事の日。あちこちでさいのかみの準備がされていました。
ウチのご近所も海岸でみんなでスルメをあぶったりするどんど焼きがあるはずで、楽しみなのです。
僕はこの町で生まれ、この町に住んで、この町のひとが作ったこの町にしか拠点のない会社で働いているのだけれど、ふと時々、この町のことを人に自慢したり発信したりすることについて、よそのまちからやってきた人たちに負けてるなと思うことがあります。
なにかの縁で糸魚川に引っ越してきてくれた人たちには魅力的な人たちがたくさんいるし、そういう人たちが外と比較できるからこそ発信してくれることはとっても素敵なこと。でもそれだけじゃなく、会社やお店でチェーン店で糸魚川に一つお店があるだけっていうようなところが、時に地元のお店よりもずっと地域発信をしていたりすることもあるわけで・・・。
写真は、去年できたチェーンのガソリンスタンド。冬に糸魚川に来る人の中にはウィンタースポーツを楽しみに来る人も少なくない・・・ということで、宣伝のLEDパネルに市内スキー場の情報を流しています。こういうのを見ると、僕らも負けないようにしなきゃと思っちゃう。
市内の会社さん、お互いがんばりましょう。
30日についてまるめた鏡餅は、ちゃんと割れてきました。もう数日して、カビが来る前に松があけるので、おろしていただくことになります。
そういえば、鏡餅の下に敷く紙を紅白切り絵にするのも土地柄だとか。場所によっては全然見なかったりするそうですね。
飾りに昆布だけではなく、スルメとか干し柿とかいろんなものを組み合わせたり、水引をいれたりする土地もあるみたいだけれど、実は話しに聞くだけで、あまりいろんなものを実際に見たことはありません。
一昨年くらいに彌彦神社のすぐ近くの宿で、「この宿だけに伝わる古くからの飾り方」ということでかなりかわった形の鏡餅を見てびっくりしたけれど、ほんとうにいろんな形があるんだな、と。
さて、みなさんは、二日酔いで頭がいたくありませんか?(笑)。
みなさん、新年あけましておめでとうございます。
大みそかの午後、とつぜん降り出した雪。海岸部もいきなり真っ白になってしまってびっくりしましたが、やっぱりお年取りの夜は雪が似合うなと、そんなことを思ったりもしていたワタクシです。
新年最初の写真は、先日撮った新雪の朝のもの。一仕事終えてきた除雪車の上に太陽が輝くものです。
僕らの暮らしを支えてくれている、たくさんのいつも目にしているわけではない仕事。そういうものに気づくことができて、ありがとうという思いが持てるだけの気持ちの余裕。それを一年間持ち続けることができるといいなぁと、けっこういつもいっぱいいっぱいの僕は思ってしまうのです。それが、「一年の計」かな。
そんなこんなで、今年も駄文と拙い写真のブログですが、よろしくお願いいたします。
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