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先日BSで大糸線を松本駅から糸魚川駅まで下ってくる途中下車のたびの番組をやっていて、その終着点は姫川河口でした。
というわけで、時々の姫川河口。ここ数年にはめずらしく、右にうねったままかなりきっちり固定されてきて、左岸側、青海の方からながく上越方面へと「岬」が伸びています。この形も珍しいので、さきっぽまでそのうち歩いて行ってみたいな・・・と思ったら今日からまた雨。
もう、冬の気候ですね。
ちなみに、番組はこちらでした。BS朝日 鉄道・絶景の旅。
http://www.bs-asahi.co.jp/tetsu_zekkei/ensen/074.html
僕がはじめて乗った新幹線は、大宮止まりの上越新幹線でした。でも、そのうち上野まで延伸され、東京に乗り入れ、大宮は通過駅になりました。はじめて乗った小学生の頃には駅の賑わいや売店の数なんて覚えていないけれど(なにせ、糸魚川からいけば、どこのまちだって光まばゆい大都会なのです(笑))、あとから聞くと、ずいぶん当時の大宮駅は、突然寂しくなったのだそうです。
そういう意味では、北陸新幹線の暫定的な終着点だった長野駅は、今後の金沢延伸で、おそらくは通過駅になってしまう可能性がある。多くの人は、きっと危惧していると思います。逆に言えば、深刻な危機感を持っていなければ、こんなポスターをつくろうなんて思わないよね。
で、その発想が、いいなと思うのです。金沢だって長野圏になるよ。好機到来だ!。
バラ色過ぎる変な夢ばかりを並べるのもどうかと思うのだけれども、悲観論を並べるのだって、つまらない。
こんな感じで、ポジティブに行きたいな、と。
そういう意味では、今の「新幹線を待つ糸魚川」というのは、一部の商工業者の方たちや市役所の中だけで語られていて、街のひとたちが「通ったら、こんなことができると楽しいよね」という話しがほとんど語られていない。だから、自然と話は役所や商工会議所の中だけで語られて、僕らにとってはもっと縁遠くなってしまうわけです。
ウチは、家人が一人、新幹線がやってくれば単身赴任をやめて通勤できるねと楽しみにしていることもあって、新幹線の延伸開通を熱望しているのだけれど、そういったことは別にして「金沢と東京を結ぶ線の上にある駅の一つが、糸魚川にある」ということでどんな「!」が考えられるのか。そういうことを、ごく普通の話題として、もっと楽しんでいきたいなと、そんなことを思ったポスターなのでありました。
そろそろ、まちのあちこちでクリスマスの飾り付けを見かけるようになりました。
工事現場を照らすバルーンライトまで、そのうちサンタさんの姿をしたものが登場したりする昨今ですが、登場もだんだんとはやくなっているような気がします。
さて、久しぶりに僕の仕事、コンピュータの話しを。
イベントの時期というのは、"悪いヒト"の活動も盛んになります。そしてそれは、ネットを楽しむひとにとっては、甘い誘いがいろんな意味で増える時期でもある。実際、先週くらいからクリスマスを話題にした、迷惑メールを見かけるようになりました。
最近は、無料で使えるサービスもずいぶん増え、ネット上で提供される一般的なサービスで無料のものは決して少なくありません。Facebookやmixi、宅ふぁいる便、DropBox・・・。
そのせい(おかげ)でもあって、PCを使っているときには、ある種の人生の鉄則「タダより高いものはない」ということをついつい忘れてしまう瞬間があります。
魅力的なお誘い。無料で使えるもの。
確かに、本当であればありがたいのだけれど、自分を大切に思ってくれる身近な人以外からのオファーというのは、基本的に「相手にとって美味しいことがあるから」するもの。
そして、その中には詐欺的なものも少なくありません。
メールボックスに届いた「楽しいクリスマスを迎えるために」や「メリー・クリスマス」のメールの中の魅力的なオファー。それが危ないものではないかどうか、ちゃんと考えてみてくださいね。
時節柄、年賀状用無料素材をめぐって危ないソフトにたどり着くなんてことも、そろそろ聞くようになりました。
みなさま、くれぐれもご注意くださいね。
毎年、秋蕎麦の新粉が出てくるこの時期、市内の老舗のおそば屋さん、泉家さんで写真と山が大好きな先輩方に混ぜていただいての、新蕎麦を楽しむ会。今年も昨日、にこにこしながらお伺いしてきました。
囲炉裏の脇で美味しいお酒を飲み、おいしい肴をいただいて、最後に十割と二八の蕎麦をいただいて・・・。蕎麦好きにとっては贅沢この上ない時間。ごちそうさまでした。
・・・という話しを家族にすると、きっと週末には「連れていけ」になるのだと思います。
でも、市内にちゃんと美味しくて居心地のいいそば屋さんがあって、家族に「連れていけ」って言われるというのも、実は幸せなことだなぁと、そんなことを思ったりもするのです。
思えば、うまい日本酒の蔵もいくつもあるし、魚もうまいし、今更ながらに、いいところですね、ウチの町は・・・と自画自賛しちゃいます(笑)。
隣の田んぼにいる一羽にそんなふうに呼びかけでもしているような風景は、おとなり上越市の上吉野池周辺のもの。
そういえば、上越には上吉野池周辺といい、大池といい、白鳥が立ち寄る場所がたくさんあります。すぐ近くなのに、糸魚川にはなんで来ないんでしょうね。
ただ、ここもそうだけれども、あぜはあるものの、車は通れない。そんなひと区画がとても大きな田んぼというのは、確かに糸魚川にはあまりない気がします。この写真も相当遠くから撮っているのだけれど、「あんまり人が近づいてこないので安心してゴハン」という場所は、やっぱり平らな場所が広い土地のほうが多いのかな。
それにしても、昨日は晴れて気持ちのいい一日でした。これが二日どころかその日の最後までも続かないのが、冬の日本海側の悲しいところ。今日は朝から冷たい雨が、降ったり止んだりしています。
先日このブログでも紹介した市振小学校の文化祭。昨日ちょこっとのぞいてきました。
地域に愛されている小さい学校。おじいちゃんやおばあちゃんたちがたくさん遊びに来ていて、みんなでこどもたちが作った地域を紹介するウォークラリーを楽しみ、きっとその人たちが小さい頃に通った時からずっとそびえ立っていたはずの榎の大木の下でこどもたちに供されたカニ汁やつみれ汁であったまる。
にこにこした顔が溢れていて、なんだかとってもあたたかい時間でした。
写真は、畑のすぐ横に立てられたテントでの「産直市」。
注文するとこどもたちがすぐにそこから二十日大根を抜いてきてくれて、あらって袋に詰め、渡してくれます。受け取った時の真っ赤でとっても冷たい手がすごく印象的でした。あのあと、ちゃんと拭いてストーブにあたったりしたのかな。あの手の冷たさが「おもてなしの心」だったのだと、ほんとうに思います。
いただいたつみれ汁の箸袋には、「まつぞう」と「えのきち」の絵。この箸袋は大切にしまっておくことにします。どうもありがとう。
そして、今日は子どもが通う田沢小の文化祭。こちらも、楽しんできたいと思います。
というわけで、今日は市振から離れて久しい方のために、グラウンドにある榎の大木の写真もこちらに...
以前、根知男山さんのIWC(International Wine Challenge)のゴールドメダルを創刊号で特集してくれた SAMURAI.JP の田川清美さんが、日本のデニム生地やボタン他、世界に誇れるものを組み合わせて作った、電気が未だ通じない被災エリアで頑張る新沼暁之さんのモデルのジーンズ(売り上げはチャリティに回ることになっているそうです)を、パリの見本市で紹介することになったとFacebookで紹介されていました。
いっしょに、日本ならではの質と技術に裏打ちされた職人仕事のものを世界に紹介したいということで、イ草の畳表を使ったいろいろなものも持って行かれるとのことで、そのやりとりで、「僕もご近所の畳屋さんにお願いして作っていただいた畳のマウスパッドを使ってますよ」なんて話しをしてしまいました。
一枚目は試しに作ってみたとウェブサイトに載せておられたものを譲っていただいてきたのだけれど、二枚目は「どんな色のヘリにしますか?」なんてリクエストに応えてもらったりもして、今は自宅の仕事場と、職場の二ヵ所で使っています。
ご近所では、扉を開け放って畳を作っているお店がいくつもあるし、僕自身がコンピュータの仕事に携わるきっかけになったものの一つが、今の職場の社長に「こんなソフト、書いてみない?」と言われて作りかけた、部屋の形にあわせて作る畳のサイズを微調整する(部屋の形や柱の位置とかによって、決まったサイズではなかったりするわけです)ものだったこともあるので、なんだか畳というものには、いつも傍らにあるものという親近感があります。
フランスの人は、畳表の財布とかを、どういうふうに感じるんでしょうね。
さて、今日は月に一度の土よう子ども会。9:30からきらら青海の講座室でお待ちしています。そういえば、ミネラルフェア( http://itoigawa.ne.jp/mineral/ )や旧倉又茶舗の原画展がはじまったり、仙道作三さんの講演会(と斉藤裕子さんの演奏)がおててこ会館であったり、メモリアルホームみずほの「みずほ祭」があったりと、今日もいろいろ盛りだくさんですね。
秋の関東信越国税局清酒鑑評会に入賞した県内の酒蔵の広告が、今朝の朝刊紙に掲載されていました。
ここのところずっと、この手の鑑評会にはかならず市内の五蔵のどこかが入賞していて、ひとつもないという回がないんですよね。それぞれに個性はある。でも、みんな毎年ウマい。いいことだし、うれしいことだなと思います。
そんなわけで、今朝の新聞の広告には、「謙信」が、純米の部、吟醸の部ともに入賞ということで掲載されていました。おめでとうございます。
この鑑評会の審査一覧はこちらをどうぞ。
http://www.nta.go.jp/kantoshinetsu/kohyo/press/data/h24/sake_shinsa/01.pdf
8月の斉藤裕子さんのマリンバリサイタルに使う映像のお手伝いをしたとき、作曲家の仙道作三さんに「しおのみちの写真が欲しい」と言われて「どうして山の写真を海の組曲に?」と聞き返してしまったのを思い出します。
仙道さんが言われたのは、潮の流れの加減で海上にできる文様のような風景のこと。で、海の写真ばかり撮っているのに、高台から見下ろすことがあまりないせいか、そういう写真をあまり持っていないことに気づいて、それから遅ればせながら、時折撮っています。
この写真は、市振の入り口あたりの高台から。もうじき、日が暮れていく。そんな頃。本当に、日が沈むのがはやくなりました。そういえば、今日は立冬ですもんね。
そんなわけで、本日11/7は、日暮里サニーホールで「故郷の海を奏でる」と題した斉藤裕子さんのコンサートがあります。
http://www1.odn.ne.jp/sendo/
お近くの方、ぜひおでかけを。
そして、市内の方には、今週の土曜日、11/10に根知のおててこ会館で、仙道さんの講演と斉藤さんの演奏があります。ぜひ、そちらにも。
http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?itemid=8384
昨日は、毎年恒例の五蔵の会。市内にある5つの酒蔵の蔵元さんたちがお酒を持ち寄って、それをみんなで楽しむという会です。
今年、印象に残ったのは「一押しの酒」を蔵元さんたちがスピーチした中での、猪又酒造の方のお話し。
「今日は、普通酒を持ってきました。いつも呑んでいただく酒だからこそ、半世紀以上前から混ぜ物のない真面目な酒を造ってきました。ぜひ、呑んでいただきたい」
こういう場では、香りがすっと立つ(そして高い)大吟を試飲したい人が多いもの。そこで、あえての「普通酒」。三倍増醸酒が幅を利かせたような時代もあったわけで、「まじめな普通酒」で胸を張るというのは、実はとても大変なことなのだと思うのです。
他にも、おなじ仕込みで五百万石、越淡麗、たかね錦と酒米をかえた三種類のお酒を持ってこられていた加賀の井さん他、5つの蔵元、どこのお酒も本当に楽しませてもらっちゃいました。
そして、「差し入れ」の漁協さんの山盛りの魚の唐揚げがあっという間に「蒸発」し、翠工房さんのわさび漬けも日本酒によくあって好評。
今年ははじめて利き酒もあたり(何年も通っていて、実ははじめてなのです)、とても幸せな時間でした。
ぜひ、来年も。楽しみにしてます。
(写真のぐい呑みは、当日持って行った根知 土師工房のものです)。
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