その土地に住む人の皮膚感
昨日は、旧倉又茶舗での「夏ものがたりin町屋」にお伺いしてきました。
小川さんの読み聞かせと、手書きの絵を見せながらの鈴木初江さんの詩の朗読。そして、みんなで作ってみる、海の詩のワークショップ。
「赤い蝋燭と人魚」の全編通し読みなど、けっこう長い話しだけど平気かな?と思いながら小学生たちを見ていたのだけれど、けっこうみんな一生懸命聞くものだなぁと感心してしまいました。
個人的にとても面白かったのが、燕市にお住まいだという鈴木さんのお話し。昨日は釣りや海の魚をモチーフにした詩をたくさん読んでいただきました。そして、町屋にやってきてくれた小学生たちといっしょになって即興の海の詩を作るワークショップでは、最後に「おーい海、夏休みになったらきっといくからね」と結ぶ詩ができました。
燕といえば、最近合併で海を持つ町になったものの(なにせ、今や長岡まで海持ってますから(笑))、かなり内陸の町。旧燕市エリアの小学生が自転車で海へ~というのは、なかなか難しい。だからこその高揚感や「ちょっとしたおでかけ」という気分がはしはしに感じられて、それが僕にはとても面白かった。そんなひとときでありました。
暗くして、ろうそくの灯りで・・・という夜の会のほうは、どんな感じになったのかな。こどもたちにとって、怪しくもたのしい思い出になったら、いいなあ。
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