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2012年6月21日 (木)

夏至~灯りを消して

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 いきなり季節感のない写真ですいません。これは、今年一月の、早川での夜のさいのかみの様子です。
 今日は夏至。ライトダウンジャパンと題したイベントも、今年が10周年なのだそうです。

 電気を消してみるということ。CO2削減のためにできることを考えるということではじまったことイベントだけれど、去年の震災と原発事故を経て、違う意味も持ってきたように思います。

 出口が見えない原発事故。不備や欺瞞もたくさんあり、悪いヤツもいるのだと思う。でもね。僕らの生活が、蛇口をひねれば水が出てきて、スイッチを入れればいつでも灯りをつけられる日々だというのは、いろんな条件に左右される中、それを維持している人と、仕組みと、そして努力があるのだということも、忘れてはいけないと思うのですよ。

 電力消費地で原発再稼働反対活動が強く、原発立地市町村や県の方が稼働に積極的な現状を、「賢い市民vs利権」のように言う人たちも少なくありません。
 でも、僕は基本的に「自分のウチのコンセントには常に電気が供給されることがあたりまえ」という前提でものを言っている人たちに対しては、正直なところまったく共感できないのです。彼らの大多数は、東電(や政府やその他の「原発ムラ」)への非難をすれば、自分はコスト負担もしなくてもいいし、自分のところへ電気は供給される「べき」だという考え方の人に見える。自分のコンセントに電気が来ないことも甘受してあえて言っている人が大多数という風には、どうしても見えない。
 これは、都市生活というのは、「見えない場所に巨大な問題解決装置を作ることで、効率的に大量の人が生活できる」という前提の上に成り立っているから、サービス提供はお金の対価でしかなく、その先に人の努力とか仕組みがあるということをほとんど気にしなくていいからなのではないか。そう思うこともあります。

 そういう意味では、「電気を消してみる」というのは、「そういう不自由を受け入れられるか」ということを考えてみる意味でもいい機会かもしれません。キャンドルがきれいだな・・・だけで終わらないといいな。そんなわけで、夏至の夜の二時間。みなさんはどう考えますか?。

 ライトダウンジャパン
 http://coolearthday.jp/

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