写真を撮らなくてもいいということ
昨日は、駅前で大きな火事。
仕事場に焦げ臭い匂いがしてきたかと思うと、そのうちもうもうと空に煙があがりはじめ、そして、炎まで時折見えるくらいの大きな火事に。
消火のために交通規制になったこともあって、仕事場のまわりは大渋滞。そして、僕は通勤のときには首にぶら下げて自転車に乗っているカメラを、カバンにしまい込みました。
趣味で撮る写真というのは、「時に撮らなくてもいい」というのが、いちばんうれしいところ。仕事で撮るなら、記録として、報道として、時にこういう時のまちを撮っておかなければいけないのかもしれない。でも、僕は趣味だから。だから、人が悲しい思いをしたり、逆に野次馬で醜い興奮顔を並べたりしている写真なんて、撮らなくてもいい。ありがたいな、とこんなときは思ってしまうのです。
そんなわけで、今日の一枚は、数日前のひすい王国館の屋上からの空。火事に遭われたみなさん、本当にお見舞い申し上げます。
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