出穂を見逃す
今朝、散歩していたら、花が咲いている田んぼを見かけました。
思えば、このブログでは毎年のように「稲に穂が出てきました」とか「花が咲いているのを見ました」といったことを書いているように思うのですが、こういったことが季節の風物詩なのは、農家ではないからでもあるのだなぁと、ふと思ってしまいました。
農家の人たちなら、きちんと日を数えて「そろそろ出るはずだ」「遅れている」「進んでいる」と育ち方を確認しながら、水や、肥料や、そのほかいろんな環境を整えて、考えている理想の形に近づけようとしているわけで、ふと「あ、稲の花が咲いてる」なんて、気づいたり見逃したりするようなことは、きっとないのだろうな、と。
そんなわけで、田んぼで働くひとたちが、暑い中がんばってくれているから、僕らは秋にはおいしい新米がいただけるわけで、あらためて感謝なのです。そして、今年は、「お米を作ることができる場所」に住んでいることにも、きっと感謝しないといけないんだろうなぁ。
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