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2010年11月20日 (土)

まちの木々の黄色

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 山はもうすっかり落葉。
 そして、海岸沿いにも、葉の色がやってきています。

 そして、その向こうには、たくあんの準備。

 そういえば、以前はウチも、大樽2つもたくあんを漬けたものでした。
 畑から抜いて洗ってしばり、それを家の軒下に掛けて干すのに半日。それからしばらくしてから、干してあったものを下ろし、葉と実に分けて、実の部分はみんなで車座になりながら揉んで、そのあと、ばあちゃんが采配して漬ける。それが、今頃の一家のきまりごと。
 ほかにも、野沢菜も大きな樽で漬けていたっけ。

 今は、そんなにたくさんの漬け物を家で漬けることはなくなったけれど、これは、冬の初めにまとめて「越冬野菜」を買わなくなったのと同じ時期かもしれません。真冬でも、お店にいけば普通に野菜を買うことができる。これって、思えば僕が子どもの頃とは、おおきくかわったことの一つだものね。

 そんなことを思いながらの一枚。それでも、あちらこちらで、大根を軒先に干すお宅を見かけると、「あぁ、もうそんな時期だなぁ」と思うのです。

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