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2010年10月31日 (日)

当店自慢

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 台風の中、職場の同僚と一緒に草津に行ってきました。
 行けば、カメラ片手にあちこち散歩してしまうのは性癖なので、うろうろしているとこんなお店が。

 群馬の山中。距離的には「築地直送」の方が自然だし、新潟からの経路を考えたって、関越道ルートの方が近いかもしれない。でも、そこであえて「『直江津港』の魚介類」と書いてくれているあたりに、「知られざるウマい港だ」ってニュアンスを感じてしまいます。

 ほかにも、温泉街の酒屋さんに、岩の原葡萄園の菊水印ホワイトブランデーなんてけっこうカルトなお酒が置いてあるのを見つけたり、あちらこちらで、ウチのご近所からのものを見つけてしまう。上越市はおとなりのまちだけれど、こういうの、なんだかちょっとうれしい。
 雨の中、裾を濡らしながら何度も散歩した甲斐があったなぁ。そんな風に思える、案外と楽しい職場旅行でした。

 大活躍だった幹事さんによろしくお伝えください>いつもお越しいただく「元同僚」さん(笑)。

2010年10月30日 (土)

早春の・・・

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 ご近所にもひとつある青海八景の看板。仕事で高畑の奥にいったついでにちょっと足を伸ばして見たら、こんな山奥にもちゃあんと立っていました。
 確かに、雪解け時期の怒濤のように水を噴き出す姿は、今とは比べものにならない迫力だろうな。

 そんなことを思いながらの、秋雨の中の一枚なのです。

2010年10月29日 (金)

明日から青海美術展です

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 市展に比べると、こじんまりとしているけれど、アットホームな感じ。そんな、青海美術展が、明日からきらら青海で開催されます。
 子どもの習字や、地域のおかあさんたちの絵手紙、小学校のクラブの子たちの手芸など、肩肘はらない、「おらがまちの作品展」という感じが気に入っています。

 こちらは高校生以上のシバリがないので、去年から娘も写真を出品しています。パネルにしたのを持ってご満悦の彼女の作品、いかがでしょうか。

 会期は10/30(土)-31(日)の二日間だけ。毎年、日曜日の夕方は終了時刻が近くなると、どんどんみなさん持ち帰ってしまいますので、日曜日に行かれるかたは、おはやめに。

 (ワタクシも一応、出しております(笑))。

2010年10月28日 (木)

初雪

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 黒姫、一回目。
 三回降れば、里にも来るといいます。

 昨日の雪は、妙高の燕温泉では、紅葉の上にうっすらとつもって、とてもきれいだったんだとか。
 このあたりは、まだまだ紅葉という感じにもなっていませんが、今年は雪ははやいんでしょうか。

2010年10月27日 (水)

おまちください

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 写真は、日付が今日にかわったばかりの頃の糸魚川駅のみどりの窓口。
 深夜の最後の列車が通り過ぎて、次は翌朝までないような時間帯なのだけれど、こんな深夜に、みどりの窓口はまた開くんですねぇ。
 眠らない仕事の人がたくさんいて、まちは回っているんだなぁ。そんなことを思いながら、酔ったアタマでシャッターを押していた、そんなワタクシなのでありました。

 そして、今朝見てみると、黒姫山にはうっすらと初冠雪。こりゃ、寒いわけだ。

2010年10月26日 (火)

ぼっかロール

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 池原菓子舗さんの季節のロールケーキ。今の時期は、栗とコーヒーをあわせた「ぼっかロール」なんだそうです。

 で、ありがたいことに市内のお買い物ポイントカード「ほっとカード」の抽選で家人がこのロールケーキに当選しまして、昨日いただいて来ました。
 例によって、あっという間に「蒸発」。とてもおいしかったです。ホントごちそうさまでした。

 それにしても、この歩荷の絵、いいなぁ。

2010年10月25日 (月)

大久保一男さん遺作展

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 先週、高野写真館さんに寄ったら、こんな案内はがきをいただきました。

 今年亡くなった、大久保一男さんの写真展。11月の6日から9日まで、ビーチホールまがたまで開催されるそうです。

 地元の第一人者。僕は、直接お会いして写真のお話をさせていただく機会は結局ありませんでしたが、ぜひ、この写真展は見せていただきたいと思います。

 お近くの方は、ぜひおでかけを。

2010年10月24日 (日)

今日ですよ

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 そろそろ、近所のあちこちの川で、遡上する鮭のイベントが開かれるようになりました。
 そして、今日は田海川のサケ祭り。コドモたちが川に入ってつかみ取りするには、いい陽気になりそうです。

 去年は、手作りの燻製で一杯・・・をやり損ねてしまいました。今年は売り切れないうちにいかなきゃ。そんなわけで、お近くの方、よろしければ、おでかけを。

2010年10月23日 (土)

おいしいパンやさんがあること

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 田舎に引っ越してきたひとが溜息混じりに漏らす文句の一つに、「うまいパンやがない」というのがあります。
 だから、地元でおいしいパンやさんに遭遇すると、ちょっとうれしかったりするんだな。

 というわけで、先日、Uさんに教えていただいた、早川谷の奥にあるパンやさん、Ragged oven(レゲッドベン)さんに、パンの頼んで見ました。
 ここは、注文分だけを焼くパンやさん。火曜日か金曜日に、自宅まで届けてくれます。
 噛み応えのある、ちょっと酸味を感じるパンはとてもおいしくて、ウチにしてはめずらしく昨日は、夕ゴハンがシチューとパンになっていました。

 Summer 2010 Vol.3と書かれたメニューによると、ベーシックなパンが、プレーン、いちじく、くるみ、レーズン。全粒粉のパンがプレーンといちじく・オレンジピール、ライ麦パンがプレーン、くるみとレーズンで、そのほかに食パンとフランスパン、ナンがあるんだとか。
 国産小麦を、レンガのかまどで薪の蓄熱で焼くスタイルなんだそうです。

 ウェブサイトはお持ちではないそうなので、興味のある方は、お店( 025-559-2545 )まで、お問い合わせを。

 あ、そうそう。肝心のパンの味ですが、とてもおいしかったです。カミさんは、切り分ける時にすでにつまみ食いし、夕食の時も食べ過ぎて、夜なんだか苦しそうだったなぁ(笑)。

2010年10月22日 (金)

田沢っ子フェスティバル

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 今週末は、子どもが通っている小学校の文化祭。親バカとしては、楽しみにしています。

 で、まちを歩くと、こんな感じのポスターが。こどもたちの手描きの絵がはられたポスター。これ、終わった後とかにでも、まとめてデカい壁に並べて貼ったりしてみたいなぁ。
 運動会のときもそうなのだけれど、こういうポスターが貼られているときには、いろんなポスターを見て歩くのが楽しくて、朝の散歩の距離が、思わず少し伸びてしまったりします。なんだか、朝からにこにこするのって、いいなぁと思いながら。

2010年10月21日 (木)

駅へと続く道

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 今は、糸魚川駅は大町側の北口しかありませんが、新幹線駅ができると、中央の方へ出る南口ができるようです。
 小島ふとん店から市役所前を通り、大和川まで続く道路と駅をつなぐ道は、整備は途中だけれど、ちゃんともう街灯はついていて、夜はこんなふうに、ここが『駅への花道』みたいになるんだなということを予感させる雰囲気になっています。

 そういえば、一昔前は、JRの駅前が整備されると、必ずサラ金とファーストフードと英語教室が並ぶって時期もあったけど、最近はすっかり様変わりしちゃいました。ここは、どんな雰囲気の通りになるのかなぁ。

2010年10月20日 (水)

くま、くま、くま・・・

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 全国ニュースでも熊の出没の話題がよく出ているようですが、当地糸魚川でも、連日のように熊の目撃情報があります。
 市の安心メールから来るメールも、ここのところは、「クマ目撃、クマ目撃、クマ目撃、イノシシ目撃、クマ目撃、クマ目撃、変質者情報、クマ目撃・・・」といった感じで、95%がくま。
 昨日も、姫川近くの須沢の魚やさん跡地から住宅地の方へ逃げていくのを見たという情報があって、今朝は小学生の登校班に先生が付き添っての登校でした。
 もう、このあたりの場所だと、里山とまちの境界でもなんでもなくて、完全にひとが住むまちだから、「こんなところまで、うろうろするんだ」というのは、ちょっと驚きです。

 ウチから500mくらいの距離にまで出てくるとなると、怖いですよね。

2010年10月19日 (火)

「第二」八千川

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 稲刈りもそろそろ終わり。あちらこちらに先日教えていただいた、櫱(ひこばえ)をはやした田んぼばかりになってきました。

 さて。

 ウチの近所には、こんなふうに、細い川をわたって玄関に至るお宅がたくさんあります。
 こういうお宅がたくさんあるというのは、細い川があちこちに引いてあるということ。この川は「第二」八千川ですが、こういった川はみんな、田んぼをつくるために、水を分けて引いたりしたなごりなんでしょうね。
 大根とかを洗ったりできるように、川に降りる場所があちこちにあったりもして、ここは作物を作って暮らすことが、ごくごくあたりまえに近くにある農村だったのだなぁと、あらためて感じます。

 水路がどんな風に張り巡らされていて、どこで立体交差してたり、どこに水がいつも流れていて、どこが稲の季節を過ぎると干上がっちゃうのかとか、探検してみるのも、楽しいかもしれないな。そんなことをふと思った散歩なのでありました。

2010年10月18日 (月)

横断

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 誘導員がいるわけでもなく、通行止めにするわけでもなく。
 日曜日の昼下がり、子どもが引く御輿は、田舎の道をゆうゆうと、進んでいきます。

 一緒についてあるいた一時間ほどは、なかなか楽しい散歩になりました。

2010年10月17日 (日)

一滴

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 今年も、だんだんと赤くなってきますね。
 今日は、海谷三峡パークでイベントがあるとのこと。もう少し、コドモが長距離歩けるようになったら、一緒に山歩きもいいなぁ。

 というわけで、今日は地元須沢のお祭り。いい天気に恵まれて、こどもたちの御神輿を楽しみにしています。
 13:30頃から町内を練り歩く予定ですので、お近くの方、ぜひご声援を。

2010年10月16日 (土)

この季節に出番がないのは

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 少々不本意なんだけど・・・。

 そんな表情で、屋根の下で休む丸太んぼうたち。
 昔は、今頃だけ覆いの下から丸太たちが出てきて、あちこちではさになって、刈り取った稲たちを干していたはずなんだけれど。

 天日干しの稲も減ったし、はさ場も減ったので、こんなふうに、はさ木をしまったままになっている場所も、減ってきました。でも、稲を干しているあいだのはさ場は、小学生だった頃の僕等にとって、最高の「秘密基地」だっただけに、なんだかすこし、さみしい気持ちになります。

 いまとなっては、「ただの積んである丸太」でしかないのだけれどね。

2010年10月15日 (金)

稲刈りのあと

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 いつも不思議に思うことなのだけれど、稲刈りのあと、穂からこぼれた稲から生えてくる芽って、どうして植えられていた稲のあとに沿ってぴっちりまっすぐと生えてくるんでしょうね。
 稲は伸びれば広がるし、作業だって刈るときにもみが散ったりするだろうから、こんなに整然とはならないように思うのだけれど、実際にはどこのたんぼを見ても、ちゃんとマス目に植えたように青い芽が出ていて、まるで田植えあとのようです。
 どなたか、ご存じの方がおられましたら、お知らせくださいませ。

2010年10月14日 (木)

荷物を積んでないと

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 こんなに浮きあがるんですねぇ。
 なにより、こんなにアゴが長いことにびっくりしました。

 曇り空の姫川港でのスナップです。

2010年10月13日 (水)

今週末は

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 秋のおまつり。
 小学生がちっちゃなみこしを担いで、町内を練り歩きます。
 住んでいる人たちだけのためのまつり。つつましく、でも、にぎやかに。

2010年10月12日 (火)

釣り人

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 今の季節、夜が明けたばかりの海岸を歩くと、あんまりたくさんの人が竿を振っているのにびっくりすることがあります。
 そして、ほんのちょっと向こうには、たくさんの船もいる。

 夜のまちなら、夜10時頃と朝5時頃なら、夜の方がずっと人通りがあったりするものだけれど、海岸は圧倒的に朝なんだなぁなどと、ヘンなところで感心したりしています。

 さて。

 月曜日に、市展の写真部門の選者、橋本浩市さんによる講評会があり、出かけてきました。
 2点出展しているうちの一点、「one」は、「私はこれは失敗写真だと思っています」という手厳しい指摘。努力賞をいただいた方は、ほんのりとお褒めいただいたものの、いろいろ感じることがありました。

 僕が、今回の市展で一番胸に残ったのが、レンガ車庫の内側の壁面を撮った一枚。もう、涙が出てきそうになりました。
 でも、それが伝わるのは、この壁が、糸魚川のレンガ車庫のものであって、大正の頃からずっとこのまちに建っていて、しかもそれが、ついこの間に解体されて、永久に喪われてしまったということを、僕が知っているから。そして、あの建物に対して、愛着を持っていたから。
 40男が涙ぐみそうになるような思いは、多分に「僕の思いに重なる部分がたくさんあるから」生まれてくるもの。そして、写真を見る人すべてが、そういう思いと、その思いの前提となる予備知識を持って、その写真を見てくれるわけではないわけで・・・。講評で、「これでは、この壁のコピーでしかない」と判断されてしまった橋本先生には、おそらくこの写真を撮られた方の思いというのは、伝わらないんですよね。

 普遍的なわかりやすさ。それは、普通の風景写真ではなくて、たとえば前衛的な切り取り方とかであったとしても、きちんと考えなければいけないんだな。僕が、もっともそれを痛感するであろうテーマで、それを感じさせてくれた、あの写真の出展者の方に、本当に感謝したいと思います。

 とはいえ、仕入れてきたいろんなアドバイスで知恵熱が出そうですが(笑)。また、いろいろ考えて撮らないとね。

2010年10月11日 (月)

向こうへいきたいんだよ

Img_2170  田海あたりの海岸の波返しには、いろんなはしごがたてかけてあります。

 そういえば、田海川から姫川までの間も、須沢のあたりは階段状の波消しでそのまま浜に出られるから、乗り越えないといけないのは、八久保から田海のあたりだけ。一応、海岸へ入る入り口は、500mくらいごとにはあるのだけれどね。

 そんなわけで、二段ベッドから外したようなヤツとか、舞台へ上るようなのとか、いろんなハシゴや階段が、このあたりにはずいぶんと短い間隔で並べてあるのです。こういうのって、形をかえた「おらが浜」って気持ちのあらわれなんだろうなあ。

2010年10月10日 (日)

向こうの島は

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 実は能登半島。

 夕方、赤く染まる空の下にある「対岸」を撮ることはあるのだけれど、霞むことも多い朝には、そういえばあんまり見たことがありませんでした。

 雨上がりの朝、雲は多いけれど、思ったよりも澄んだ空気。そして、向こうには、やはり「島のような」能登が、案外と大きく見えるのです。

 さて。私事ながら(このブログの話は、ほとんど全部私事ですが)、今年も、市展に写真を2点出しています。昨日は、去年すごく刺激を受けたガマの穂の綿毛の写真を撮られた方が今年は奨励賞に入選されていて、やっぱりなぁと思ったり、オヤジの同級生さんがいわば「市展入選者のコンサートマスター」とでも言うべき、絵画部門の奨励賞をお取りになっていて、ご挨拶したところ、もう10年以上も前に死んだオヤジのことをちゃんと覚えていてくださったりと、なんだかうれしい初日でした。

 11日(月)まで、ビーチホールまがたまで開催中です。よろしければご覧くださいませ。

2010年10月 9日 (土)

みぞれ雪

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 最初、目を疑っちゃいました。なんで、ここに雪があるんだろうって。
 でも、考えてみたら、ここは製氷工場。パイプから出てくるのは、雪っぽいものでも不思議はないですよね。

 とはいえ、真夏ならすぐに溶けてしまうわけで、こんなふうに残っているのは、今の季節ならではなのかもしれません。

 さて。今日はこれから土よう子ども会。いつものきらら青海講座室ではなく、今日は青海事務所2Fの会議室での開催です。ちょっと天気も悪いようですし、「外に遊びにいけないなぁ」というお子さん連れのお父さんお母さん、ぜひお越しくださいませ。

 土よう子ども会
 http://www.d-kodomokai.info/

2010年10月 8日 (金)

Happy Monday

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 体育の日がかわるようになって、「この日は晴れる」って神通力が少し弱くなっちゃったんでしょうか。今週末は、せっかくの三連休なのに、イマイチの天気の予報です。
 でも、ここのところ、天気の変化が予報よりすこしずつはやく進むことが多いので、案外と月曜日あたりはいい天気になるのかも。

 というわけで、写真は昨日の不動滝。いろいろイベントのある今週末ですが、10/11には、不動滝でも「今井不動滝祭り」が10:00から15:00まで催されるんだそうです。
 農産物やそば、木工品の販売や、丸太切り大会、竹とんぼの工作教室、豚汁やおにぎりのふるまい。そして、神楽や太鼓、糸魚川吹奏楽団のアンサンブルの演奏なんかもあるんだとか。
 日ごろは静かにのんびりと・・・な場所ですが、時にはひとがわいわい言っている不動滝もいいかも。お近くの方は、ぜひ。

2010年10月 7日 (木)

しばらく滞在するひとたちへ

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 僕等が通った頃には、地元の高校生ばかりだった市内の自動車学校
 ここしばらくは、「合宿免許」のために来る市外の若い子たちがとても多いそうで、そんな子たちのために、海の近くに寮もあります。

 たとえば、駅からまっすぐいったところにある虹色の展望台のところのノートには、合宿免許で来た子たちがたくさん、糸魚川の思い出を書いてくれていたりして、彼らもここをけっこう楽しんでくれているみたい。
 で、そうなっているのは、自動車学校のひとたちのいろんな心配りがあるからなんだろうなと思う。その一つが、この看板。寮の入り口にたっている、塩の道の解説看板なのです。

 せっかく二週間とか滞在するのだから、その間に、いろいろ知ってほしい。自転車でこのあたりをうろうろしながら、都会的なヒマつぶし場所がなにもないこのまちで、ちがうヒマつぶし方法を探す彼ら。そこから、転機になるなにかを見つけることができるかもしれないわけで。
 ちょっとしたことだけれど、こういうこと、とってもいいことだな。そんなふうに思うのです。

2010年10月 6日 (水)

天気雨

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 建設中の北陸新幹線の高架の下での、しばしの雨宿り。
 朝は晴れていたなと思えば、途中で雨。でも、まただんだんと晴れてきました。

 そんなわけで、赤い朝日をちょっとだけ受けた黒姫を見ながら、小走りに帰る朝の散歩なのです。

2010年10月 5日 (火)

鮭を待つ

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 とはいえ、あまり鮭にとってはうれしいことではないのかもしれないけれど、海川に今年も遡上を止めるための堰がつくられました。

 戻ってきた鮭は、ここから上にはよほど元気なヤツじゃなければ、いけない。そして、ここでつかまえられることになります。

 でも、もともと産卵してしまえば果ててしまう命。自分たちの子どもを見ることはできないわけで、それなら、ちゃんと歩留まりよく、みんな孵化させてもらえるほうが、幸せなのかもしれないよ・・・なんて、人間の勝手で思い込んでみたりもしますが、やはり、これからの時期、ここでなんとかもっと上にいこうと頑張る鮭を見ると、ちょっと切ない気持ちになります。

 そう思えば、ちゃんと生まれた子どもを見守ることができるほ乳類って、幸せだなぁ。

2010年10月 4日 (月)

グランフォンド糸魚川2010

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 そういえば、あちこちに「自転車イベント開催中」の交通注意看板が出ていました。でも、この日はでかけようと思ったらちょっと大きめの地震で、出鼻をくじかれて戻ってきてしまったので、すっかり忘れていました。

 高低差合計2000m。あの今井不動滝の横を抜けてのぼり、また倉谷を滑空するように駆け下りてくる、恐怖のコースの自転車ツーリングイベント、グランフォンド糸魚川。今年は昨日だったのだとか。

 先日、クラシックカーレビューをはじめて見た県外出身の知人が、「これならもっと人を集められるはずなのに、もったいない」という話をして、そこから激論になったことがありました。
 僕自身は、イベントには「ちょうどいい規模」があると思っています。あんまり人が少ないとさみしいんだけれど、ある点を超えると、やっているひとも、見に来る人も、楽しめなくなってしまう。もちろん、大きくすることで、ちがう楽しみを作り出すことはできるのだけれど、それは、イベントの質を変えなければいけない。

 僕は、都会と田舎の一番の差は、「楽しそうなことを自分で勝手にでっちあげる」という人の絶対数の差だと思っています。役所絡みとか、会議所絡みの大きなイベントではない、「自分たちが楽しむためにやる」ようなコトが、まわりを巻き込んでどんどん広がっていく。そういうことの絶対数の差なのではないかと。
 官製イベントや、企業絡みイベントは、仕事なんですからオーガナイズ方法を変えても、どんどん大きくする方向を模索すればいい。でも、それ以外の、元々は「楽しそうなことを自分で勝手にでっちあげる」ことがルーツのイベントは、携わる人が苦痛にならない、来てくれた人も笑顔になれる、そういうポイントを常に探していくべきだと思うのです。
 もちろん、主催者側だけが楽しそうで、来た人がみんな眉をひそめるようなものは論外ですけどね。

 そして、そういうイベントで糸魚川に訪れてくれた人が、「また来たいな」と思ってくれる。いわば、来てくれる人のグラフの「山を高くする」のではなく、「谷を浅くする」ようなことができたなら、それが田舎町のイベントとしては、一番幸せな姿なのではないか。そんなことを思うのです。

 そういう意味では、グランフォンドも、とても素敵な形で育っている地元イベントだと思います。走った1111人の方、そして、たくさんのボランティアや私設エイドのみなさん、お疲れさまでした。

 (写真は、グランフォンドとは関係のない、通勤途中のワタクシの影の自画像でございます(笑))。

2010年10月 3日 (日)

漕ぐ

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 昨日といい、今朝といい、一瞬だけれど、そこそこ強い揺れの地震が続いていますが、なにかの予兆じゃないといいですね。

 というわけで、昨日の夕方、夕焼けに輝く海面をすべる、サーファーさんたちを。こんなふうにパドルを持って乗る人も、いるんですねぇ。

 海水浴のひとたちが去って、彼らの季節になりましたね。

2010年10月 2日 (土)

灯台に結界を張る

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 久しぶりに弁天岩にのぼってみました。
 考えてみたら、海の守り神、厳島神社があるこの岩のてっぺんには、鳥居をくぐった向こうに、灯台があるんですよね。
 祠もあるのだけれど、まるで灯台がご神体のように見えます。

 海に出て仕事をするというのは、それだけ時に危ないということ。だから、それだけ神様を頼る気持ちがあるということなんだろうなと、鳥居の向こうの灯台を見ながら思っていると、「ここは溶岩、ここは火山灰」なんて声が聞こえてきました。能生小学校の子たちの社会科見学。小学校の授業にも、地質学から歴史にアプローチする、「ジオパーク」的なことは、取り入れられているんだなぁと、あらためて感心したりもした午後なのでありました。

 さて、今日から糸魚川駅周辺で、「街なかコレクション」が開催中。朝ちょこっと高野写真館さんの古い街並みの写真を見せていただいてきました。お時間のある方は、ぜひ市内の散策を。

2010年10月 1日 (金)

秋空

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 ですねぇ~。

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