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2010年7月23日 (金)

おとなになる

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 「ヤンヤン歌うスタジオ」とかに出てくるアイドルにみんなで熱狂していた小学生の終わり頃から、ひとり、またひとりと、「オマエら、コドモだな」って顔をして、この袋を小脇に抱えて歩き出す同級生があらわれました。
 当時、僕等が住むまちには、レコードショップはひとつもなく、「となりまち」だった糸魚川にもひとつだけ。
 この袋の中に、オフコースだったり、ワムだったり、デビットボウイだったり、まぁ、その頃のアルバムを入れて、貸し借りを繰り返していました。

 先日、車庫の中にしまったまま忘れたことにしているブツたちを家族が整理してくれまして、LPやドーナツ盤がかなり出てきました。久しぶりに見る「12インチ」のジャケットは大きくて、あの頃ドキドキしながら買った、あの感じが蘇るんだよね。

 今は、フタバさんのレコードショップは、寺町の本店の一角に移っちゃったし、書店の一角にレコードを置いている島道書店さんも閉店してしまいました。そして、僕自身、CDをほとんど買わなくなってしまいました。

 この店名のスタンプ。見ると「中劇前」なんて書いてある。市内局番は、今より2桁も短い1桁。そもそも、市外局番からわからないと、電話すらかけられない携帯電話なんて、まだ誰も持ってなかった頃だから、どのお店の電話番号も、チラシや看板には市内局番からしか書いてありませんでした。
 ずいぶんと昔のいといがわが見える、そんな一枚の袋なのです。

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コメント

あーこれこれ!懐かしい袋ですね~。見覚えはあるけどさすがに手元には残ってません。
久しぶりにアナログ盤が入った段ボール開けてみたくなりました。プレーヤーが動くのか不安ですが。
あと、山岸レコード(時計店)さんも思い出してあげてくださいね(笑)

 あ、そうだ。山岸時計店にもありましたね、レコードショップ。
 どちらかというと、個人的には「ギターの弦を買いに行くところ」といった、楽器店的なイメージのほうが強いdす。
 こちらは、いまは「まちのえき」ですか。

 島道書店にも、レコードのコーナーがあったっけ。ただ、当時は学生がいく店の客層みたいなのがけっこうはっきりわかれていて(特に、「青海からわざわざ来る」というところで、妙ななわばり意識もあって(笑))、山岸さんの方は、僕らは中学生のうちは、かなり入りにくかった覚えがあります。

 それにしても、この手の話を書いていると、あの当時の「糸魚川へ行く」というまぶしさや、糸中とかの連中と話すときのちょっとした劣等感や、そういったものも思い出します。僕らの世界は、ホントに姫川と青海川の間だけだったんだなぁ。

 そう考えると、今の子の活動エリアは、広いですね。

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