H21年度終了
先日、海岸を散歩していたら、丸くなって鉄骨がにょきっと出ている、もはや原形も機能もとどめていないテトラポットがあちこちにあってびっくりしました。
あんなに大きなものだけれど、あんなにあっさりと一年で傷んでしまう。だから、あたらしいのをせっせと作るというわけで、姫川の河原近くでは、こんな風にH21の文字とともに、連番が入った大きなテトラポットが出番を待っています。
黒姫山から掘り出した石灰石で作るセメント。そいつでつくったテトラポットが、近所の海で瓦礫にかわっていく。これはある意味、山の石が川を経て運ばれて、小石や砂になって海へと注ぐ姿の一バリエーションなのかもしれないですね。
それにしても、157と181と205。一列分作るごとにかかる日数で、これくらい表面の色がかわったりするんだなぁというのが、この写真を撮っているときの一番の驚き。雨だの風だの、自然の力には、人はいつも敵いません。
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