あなご焼き
最近は、全国どこでも食べられるようになったけれど、僕が働き始めた頃はまだ、関東のお寿司やさんに入っても、ネタケースに甘エビがないことで驚くことがあったし、逆に、近所のお寿司やさんでは、ゆでた赤い海老や、ぼたん海老など、他の生えびを見ることもありませんでした。
それにくらべると、最近は以前にくらべて、全国どこでも一緒ということが増えてきているのかもしれません。
・・・というわけで、昔は地元でふっくらとやわらかく煮たあなごを食べるという習慣はまったくなかったこともあって、お酒を飲み始めた頃から口にするようになった「あなご」は、干してブツ切りにしてあぶった、コリコリしたヤツでした。
しかも、これ、実は「クロメクラウナギ」なるもので、「アナゴ」とは別の種類なんだそうで・・・。でも、日本酒にはよくあう、ウマい酒のアテ。市内の飲み屋さんでは、こんなふうに「あなご焼きあります」なんて貼り紙を時々みかけて、「いっぱいやりたいな」なんて思う、そんなもののひとつなのです。
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